2025/08/31 のログ
ご案内:「魔族の国 廃棄された古城(過激描写注意)2」にアルファさんが現れました。
■アルファ > 暗雲が立ち込め続ける嵐の古城。
マグメールの王城に勝るとも劣らない規模と迫力は寂れてなおも健在である。
あちこち風化し崩壊著しい場外では無数の戦の形跡が見られる。
そして上空を飛び交うのは有翼の人型たち。
それらは城を警護する目的か、それとも獲物を探しもとめてか広々とした城の外を周遊している。
一方、城内では……
―――ぐじゅる……びちゃびちゃ……じゅぼっっ!!!!
城内はおびただしい粘体や生物らしき肉壁がこびりつき、風情を感じさせる城外とは全く異なる……
否、もはや全く別の世界と言って差し支えなかった。
胎動し続ける盛り上がった壁からは、おぞましさを感じさせる生々しい物音と共に”なにか”が肉塊を掻き分けて中から這い出て来る。
産まれたばかりの、ぬめりを帯びた物体は手足が不定形で歩くというよりは這いずり回るような動きでどろどろに湿ったカーペットの上を進む。
その先には、壁の肉壁と同化した無数の人型の雌。
あちこちに張り巡らされた触手や紫色のおぞましい異形が女体に群がっては、ちゅうちゅうと乳房やあちこちに群がって栄養分を摂取している。
『う……が……♡こ……ころ……ひぇ……』
あちこちから禍々しい粘液を滴らせる有翼の人型に群がられ、かすかに声をあげるのはかつてこの城を守護していたものか。
または、逆にこの城に忍び込んだ侵入者か。
いずれにせよ、形勢としては有翼の人型たちがこの城には無数に存在し、支配している。
■アルファ > 「こども……こども……」
先ほどまで有翼の人型に群がられていた、魔族と思わしき女は無数の汚液にまみれながら動かなくなる。
その様子を、目隠しを付けられた一際発育の著しい人型が局部に手を伸ばし、膣内をぐちゅぐちゅと掻き回す。
「……こどもぉ、いない」
だが、ぴくりとも動かなくなった交配相手が、”死”を迎えていることを本能で察した有翼の人型たちは興味を失うとその場を離れていった。
空きっぱなしになった窓から黒翼を羽ばたかせれば、新たなる気配を求めて彷徨う。
一切の衣服を纏わず、汁まみれの身体を惜しげもなく曝すのは人型の魔物に近しい。
彼女らの正体や生態にさえ目を瞑れば、まさしく天使と呼ぶべき美しさだが実態は生態系を瞬く間にひっくり返す悪魔の如き存在である。
城内外では、今も彼女と彼女達の子供と思わしき異形が無数に徘徊し、新たなる獲物を探り続けている。
気配があれば迫り、それらが脅威とみなされればまるで病毒に抗う免疫の如く集団で群がる。
下手な軍よりも統率のとれた異形の生態を崩すものは現れるのだろうか。
ご案内:「魔族の国 廃棄された古城(過激描写注意)2」からアルファさんが去りました。