2025/08/31 のログ
ご案内:「宿屋『綺羅星の籠』」にブールドさんが現れました。
ブールド > 宿屋、綺羅星の籠。1つ1つの部屋の作りは頑丈で、かつ広めの部屋が特徴的だ。
ギルドとの特例的な契約を結んでいるでもなく、合計8つの個室は埋まる事は少ない。
平民地区に立っているのだがギルドなどからは程遠く、その割に宿の安さもそれなり、程度だからだ。
不便な立地故の安さと快適さは時に一時の評判を呼ぶが冒険者によっては懐が潤えばより快適な方を求めていくのは当然の話。
閑古鳥が鳴くでもなく、大繁盛することは少ない。
逆に言えばそれは、オーナーを兼ねている己が好き勝手出来る時間や暇。部屋への細工や宿内の施設への細工を好き勝手にできると言う事でもある。

(っかし、今日くらいはイイ女の一人や二人引っ掛かってくれてもいいんだがなぁ❤)

美味しい思いをしたこともあり先日冒険者ギルドにこっそりと半額サービスのビラを置いていたのだ。
それなりに安いから、格段に安い。――その代わりに部屋は選ばせないという制約は受けてしまう。
直ぐに客が来るはずもない。まぁのんびり受付カウンターでレポートを書いている。

【肉体的な不調と精神的な不調を整えるマッサージの有用性について】

まぁ自分がヤッてる事の正当性をうたうための駄文。
文字こそ丁寧だが書いている内容は決して褒められた物ではない。
例えば女性が真正面からマッサージです、と言われてはいそうですか、と衣服を脱いだり足を開くだろうか?
答えは言うまでもない。――が、まぁ。頭の固い学者タイプが乗り込んでくるのは歓迎と言える。
宿の部屋に誘い込んでしまえば大体のことは何とか出来るのだから。

ブールド > 結局宿の扉が開くもそこに立っていたのは――老いた冒険者。
手にした半額ビラを持って穏やかな、しかし己にとっては1ゴルドの価値すらない笑顔を向けられる。
途端にぞんざいな扱いへと変わり、その老夫婦は平和にお得に宿を利用できたとさ。

ご案内:「宿屋『綺羅星の籠』」からブールドさんが去りました。