王都の北西は諸外国との戦争の場となっている。
ハテグという丘陵地帯であり、ここに王国群が陣を構えている。
以前のような大規模な戦闘はめったに起こることはなく、互いに勝ち負けを延々と繰り返している。
中には敵に捕らわれてしまい、辱めを受ける兵士や騎士も少なくない。
女性であれば、同軍の兵士にすら狙われることもあるだろう。
また、兵士向けの娼館などもいくつか存在する。

※戦場やその周辺が舞台になります。
 戦闘ロールや敗北ロールなど、ご自由にどうぞ。
 戦闘は頻繁に起こっているような設定です。
 必ずしも王国軍側の兵士である必要はありません。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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参加者(0):ROM(1)
Time:22:02:37 更新


ご案内:「ハテグの主戦場」からナランさんが去りました。 (07/21-01:07:18)
ナラン > 女は何度か、今日のような『おつかい』でここに来たことはあるが戦闘に加わったことは無い。
冒険者ギルドでこの戦場もタナール砦に次ぐ勢いで人員募集があるから、正規兵とは違う冒険者の姿も珍しくは無いだろう。
それでも、流石に将軍の寝所が構えられているあたりだろうか。今女がいる辺りは正規兵の姿ばかりに思える。

人の流れの方向もリズムも一定ではなくて、ぼうっとしているとすぐにぶつかりそうになる。
さりとて人を交わすことに集中していると方向を見失いそうだ。
こんなところで迷子など、笑い話にもならない、気がする。

ふと見上げた空に浮かぶ月を横切る雲の脚は早い。地上よりも強く風が吹いているようだ。
女は空見ではないから解らないが、明日は今日よりは雲が多いのではないかと、そんな気がする。ばちん!と近くの松明が爆ぜて女の意識は地上に戻る。
それよりも何よりも、月が雲に隠れる前に、ここから遠ざかるようにしなければ。

それからしばらくして
単騎、王都軍の陣地から遠ざかっていく姿は果たして陣地を彷徨っていた女のものだったろうか――――
(07/21-01:07:16)
ナラン > 「はい… では確かに」

兵たちが引き揚げたばかりの王都軍の陣地。
ヒトと軍馬と他にも戦闘用に訓練された動物などが行きかう音と声を交わすのとが、あまり風のない空気のなかで独特の響きでテントの合間を満たす。
陽が落ちて足元がおぼつかなるほどまで続いた戦闘で、兵士たちは疲労よりも興奮で未だ満たされているようだった。

その、無数にも思えるテントの中でも比較的上質で大きなもののひとつ、将軍各に与えられた場所に正規兵ではない姿がひとつ。
女は携えてきた書状を、将軍の参謀と思しき相手に引き換えの割符と交換に渡す。
将軍本人は、今奥で支度中なのだろう。衣擦れと鎧がこすれあう音がしたが、女がいるテントの入り口から姿は見えない。

「では」

特に直接将軍と目通りせよということはない。仕事は終わった。
女は書簡を渡した相手に一礼すると、入り口の幕を下ろして踵を返す。
わざと同じように並べられたテントの合間は迷路のようで、果たして自分がやってきた方向はちょっと曖昧だ。
見渡す限り人が行きかっているが、だれもが興奮しているか急いているようにみえる。

(迂闊に、声はかけないほうがよさそうですね…)

そしてまた、このざわめきの合間に陣地を抜け出した方が良いだろう。
女はしばし逡巡したあと、来たと思しき方向を逆に辿るように歩き始めた。
泥も血も被っていない女の姿は少し目立ったが、怪しまれるほどのことは無かったようで行きかう兵士の波に紛れる。
(07/21-00:54:45)
ご案内:「ハテグの主戦場」にナランさんが現れました。 (07/21-00:30:57)
ご案内:「ハテグの主戦場」からアセナさんが去りました。 (06/02-20:49:55)
上官 >  
男はあっという間にいなくなる。
そして残されたのは、抜身の剣を持ったままの自分だけ。

「……わからん」

若いヤツの考えてることは。さっぱり。
溜息をつきながら剣を鞘に納めるのだった。
(06/02-20:49:28)
アセナ >  
「騎士なら騎士らしい振る舞いをしろ!!」
「それだけだ、じゃあな!!」

肩を怒らせて去っていく。
おっと、忘れていた。
振り返って元・上司の前へ。

「これは支給品だ、返却する。それとその目録だ」
「せいぜい確認してくださいやがれ!!」

そしてまた肩を怒らせて去っていった。
(06/02-20:48:14)
上官 >  
えっ。
なに、辞める?
この会話の流れで……?

それだけ?
呆然と若造を見ているしかない。
(06/02-20:45:10)
アセナ >  
「やらない」
「もうこれ以上なにもやらん!!」

「辞める!! 引き継ぎもせん!!」

「大変お世話になりました、クソ騎士殿めが!!」

相手を指さしてから一方的にまくし立て、
壁に掛けてあった私物の入った袋をひったくるように取る。

「お前に給料もらって飯食ってたのが恥ずかしいぞ、己は!!」
(06/02-20:43:14)
上官 >  
「な、なんだ貴様……やるのか?」

なんという気迫だ。僅かだが気圧される。
(06/02-20:40:48)
アセナ >  
だから痛いんだよ!! 男に殴られて悦ぶ趣味はない!!
相当おかんむりのようだ。
この職場もここまでか……

「悪いが……上司と部下の関係もここまでだ…」

怒りに満ちた表情で相手を睨む。
十回もぶん殴ってくれたなニンゲン……!!
(06/02-20:40:17)
上官 >  
殴打。四回。

「どうやら死なななきゃわからんらしいな……」

大剣を抜いた。
こいつはここで死んだほうがいい。
バカに部隊でうろつかれると士気に関わる。
(06/02-20:35:50)
アセナ >  
あれこれちょっと話違うだろ!!
騎士は高潔なものじゃなかったのか!?
今まで読んだ本に出てくる騎士像とだいぶ違うぞ!?

「はい、わかりました騎士殿!!」

「あなたはクソ野郎であります!!」

正直な感想を伝えた。
(06/02-20:34:12)
上官 >  
「見ればわかる!!」

「第一な……お前が逃がした娘がスパイでないことくらいお前以外全員わかっとる」
「あの女は夜のお楽しみのために攫わせた娘だ!!」

「わかってないのは貴様だけだ大馬鹿者!!」
(06/02-20:32:43)
アセナ >  
なん……だと…
引っ掛け問題ではなかったのか。
三回連続の殴打で鼻血が出た。

くそっ上司と部下の関係でここまでする必要があるのか!?

「ハイ! 痛いです、騎士殿!! 鼻血も出ております!!」

ムカつく上司だ……己が魔狼の姿であったなら一噛みで地獄に送ってやるものを…
(そうなると可愛い姿を周囲にからかわれる可能性があるが)
(06/02-20:31:25)