2025/07/21 のログ
マルタ > 夜のメグメール、ある野営地。パチパチと焚火が燃える横で、一人の修道女がノーシス主教の携帯祭壇に祈りを捧げている。
炎の燃える音と、時折虫や鳥の鳴く音しかない世界で、修道女の神々に捧げる聖句だけが、響いている。
やがて修道女は祈りを終えると、祭壇を丁寧に片付ける。

「……うーん、暇ですねぇ」

そして、焚火を眺めながらぼんやり夜を過ごす。
眠ってもいいが、あまり眠くもない。コーヒーを飲んだからだろうか?

「パーティの誰かを誘えばよかったでしょうか?」

修道女、マルタは最近結成され自身も参加した、とあるパーティの事を思う。
簡単な依頼なので一人で来てしまったが、誰か一人ぐらい話し相手として連れてくれば良かった気がする。

「まぁ、次からはそうしましょう…」

独り言を呟きつつ、寂しい野営を続けている。

マルタ > 「んんん~!さて、寝ますかぁ……」

その後、焚火に当たりながら本を読んだりしていたのだが、そろそろ無理やりにでも寝なければ明日の予定に響く時間となった。
マルタは焚火を消し、のそのそとテントの中に入っていく。

やがて、テントを内側から照らしていたランタンの光も消え、野営地には静寂が訪れた。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」からマルタさんが去りました。