2025/07/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にサクリさんが現れました。
サクリ > 「へぇ~、ここが王都ですか。大きくて高い建物がいっぱい!」

コツコツと足音を鳴らしながら歩く少女は無邪気な顔で、彼女の村で一番大きな建物と比べてもさらに大きな建物がいくつも立ち並ぶ街並みに目を輝かせる。
その子供のようなあどけない表情とは対照的に服装は腹や大腿を大きく露出し、胸元も大きく開いた破廉恥な巫女服で、貞操を守るための役割を放棄するどころか今すぐに襲ってくださいと言わんばかりの煽情的な意匠である。
淑女であればこの服を着るくらいなら全裸でいる方がまだましだとすら言い出しかねないような、そんな服を纏った少女は恥ずかし気な様子を微塵も感じさせずに貧民地区のより奥深く、治安が悪くアウトロー気取りの怖いもの知らずであってもあまり好んで立ち寄らないような、澱んだ空気の立ち込める人気のない路地まで踏み入っていく。

「…やはり主様の予感のとおりですね。不幸の匂いが立ち込めて…。この地を訪れたのは間違いではありませんでした。いつか彼らも救済して、みんなで幸福にならないと、ですね。…でも、まずは…」

煽情的な見た目の少女を見ても無関心に目を逸らす無気力な中年男性や、品定めするように少女を血走った眼で凝視したのち、金目のものを持っていないとみるや悪態を吐いて唾を吐くストリートチルドレン。
快楽に身を委ねる余裕すら失った彼らの姿を見て、少女はひとり呟いた。
そして少女は路地から一本中に入った袋小路へと入っていった。

「…まずは、みんなを幸福にする前に私が幸福にならないと。今宵はどのような戯れにしましょうかねぇ。」

袋小路から路地へと向き直ると、少女の尾骨あたりから黒紫色をしたグロテスクな触手が生えてきて、地面にとぐろを巻き、少女はそれを椅子代わりにして腰掛ける。そして人間には極上のフェロモンであるかのように感じる瘴気を放ちながら戯れに秘所を指先で弄ぶ。
…さてどうしようか。王都の人間を瘴気で釣り、互いに幸福になるのが理想ではあるが、主たる邪神様にご褒美として慰めてもらおうか。あるいは自分の身体の隅々まで理解した分身を作り肌を重ねようか。とりあえず指先だけで慰め達するのでは味気ないし。
そんなことを考えながら、少女は自ら慰め芽生えた少しばかりの性感に甘い吐息を漏らす。

サクリ > 「…ふぁっ!?ふふっ、今宵は主様直々に、私にご褒美をくださるのですね?」

椅子のように腰かけていた触手とは別に、尾てい骨のあたりから数本の触手が生え、少女の身体に絡みつく。
人の腕や脚ほどの太さのそれが身体を弄るように這いまわるとその意を察した少女はくすっとほほ笑み自ら股座を開いて主を迎え入れる。
少女の同意を皮切りに、触手はさらに数を増やし天幕ほどの肉壁の帳を下ろしその中で少女を満足いくまで犯し潰すのであった。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からサクリさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にテッサさんが現れました。
テッサ > 「何処だったかな」

貧民地区のとある路地、通りから中に入った路地の一つで地図を片手に道の左右を何度も見る。
書かれた地図には一本道になっているのだが、実際には道が左右に分かれている。
地図が間違っているのか道を間違えたか、目の前の光景が地図と違うことに足を止め。

「おかしいな、間違えたかな。それとも地図かな…」

このあたりが知った場所なら問題はないが、始めてきた場所ではそうもいかず。
かと言って迂闊に住人に尋ねでもすれば状況が更に悪くなることもある。

それもあるので人を見かけても道を聞くのも悩んでしまい。
とりあえずは勘に従おうと右を右に曲がって路地を進んでいく。

ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からテッサさんが去りました。