王都マグメール内の平民地区。
その名の通り「平民」が多く生活する。
王都内でも特ににぎわう場所であり、大通り、広場、路地裏、宿、酒場、冒険者ギルド、奴隷市場、衛兵詰所などの様々な施設や商店が存在している。
多くの種族、身分の人間が往来する場所である。治安も比較的良い方である。
しかし、それが絶対というわけではない。
濡れ衣を着せられた平民や貴族、王族、囚われた捕虜などが広場で晒し者にされたり、下手に路地裏に入れば襲われることもある。
腐敗した衛兵や役人の罠にかけられることもあるかもしれない。
平民地区と言えど、いまや様々な危険が潜んでいる。

※平民地区の設定にあう範囲で、色々な場所、シチュエーションなどを考えてお遊びください。
 なお、ご自身で考えられた施設などとして遊んでくださっても構いません。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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参加者(0):ROM(2)
Time:22:01:54 更新


ご案内:「王都マグメール 平民地区」からベリーさんが去りました。 (12/18-01:08:46)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からオズワルドさんが去りました。 (12/18-01:08:18)
オズワルド > 「20限定!?なんだその早朝から人が並びそうな客の絞り方!単価、だいぶ高いんだろうな~…美味いんだろうなぁ~。」

絶対覚えておこう。三番街の白煉瓦。きっちり脳裏に焼き付けておく。
夏の甘味を夢見ながら、しかし今はジャガイモの甘さを味わうのだ。うめえ…うめえ…。

「引く? ああ、拳の火力がやばかったから?
 むしろほれぼれする要素だろー。オレじゃあそこまで火力出すの時間かかるし。やっぱ戦闘上手い冒険者は違うよな。」

やるじゃーん!なんて告げれば、ジョッキを手に取り、中のエールをぐいっとあおる。
ぷはー!

「ほーん? じゃあそっちへの連絡は教会アテが良いわけだ。
 オレの方は学院の学生寮の部屋に送ってくれればいいから、学院の窓口に送れば大体届くぜ。」

部屋番はこれな、とかくかくしかじか、ここ当てに送ればいいという宛先を口頭で説明。これで、必要な時の連絡には苦労するまい。
そうして今後のための会話が終われば、後はただの打ち上げの時間だ。
こちらもこちらで、フォークでポテトを突きさして口元に運び…さくっ、はふはふ、はっふ!

「やっぱ冬に食う揚げた芋は最高だよな~。ここにソーセージの塩気が加算されるとマジ良いんだよな。」

あっつあつの芋を食いながら、フォークは貪欲に次の獲物。ソーセージを狙う。ぶすっ!
そんな具合に食べ進めながら、男から振る話題は様々だ。

オレの知り合いのシスターってベリー含めてモンクばっかりだけど多いの? とか
これまで倒してきたモンスターで一番大物って感じの奴ってどんなやつ? とか
年始一番に食べるとしたらどんなのが良い?オレはカレー とか

それらの問いかけにどうこたえてもらったかは、二人だけの知るところだろうが――
楽し気に会話を交えていたことは、周囲にも伝わったことだろう。
そうして、今宵の楽しい打ち上げは続いていくのであった。
(12/18-00:56:04)
ベリー > 「えっとねぇ、三番街の白煉瓦のお店だったかな? 多分、来年も出ると思うよ。一日20杯限定の人気商品だったからねっ」

学院でどんな扱いをされているのか。そして、どんな振舞をしているのか。
何も知らない少女は邪険な扱いなどせず、甘味好きの同志として青年を迎え入れ情報提供をするのだった。

「あはは、そう言うことね」

面倒なだけで、企業秘密だからって訳じゃないんだ。と軽く笑って頷きながら。
ガシッ!と力強い握手を交わした手をほどほどの力で握り返し、嬉しそうにニッコリ笑みをを深める。

「ふっふっふー! そう言ってもらえると嬉しいなっ。
 引かれてたらどーしよーって、ちょっと思ってたから。
 うん、よろしくね!」

ぶんぶんっと大きく何度か手を振った後、手が離れれば、少女はすぐにスプーンを握り直しシチューと向き合う。
口に放り込んでも火傷しない程度に冷めた大きなジャガイモを、大口を開けて頬張り、もぐ、むぐっ、むぐぐ。
ホロホロ解れるホカホカのジャガイモにうっとりと目を細めた。

「ん? んっ! むぐ、ぅぐっ……うん!
 私は泊ってる所点々としてるけど……。あ、でも、教会は必ず行くようにしてるから、平民地区の一番大きな教会ってわかる? そこに連絡してくれれば大丈夫だよ」

口の中のものを飲み込んで返事をすれば、遅れていた最後の皿、ポテトとソーセージが届き、視線は自然と彼から料理へと浚われる。
これまた出来立ての湯気立ち昇る姿に我慢できずに、フォークを伸ばして……サクッと刺さるポテトの感触を感じ、口へ運んで。

「あつつっ、う~……でも美味しいっ!」
(12/18-00:43:43)
オズワルド > 「アイスは知ってるけどシェンヤンの団子乗せてるのは知らないわ…。どこのお店?夏になったら行かなきゃ。」

割と甘いものも好きな男ゆえ、乙女たちのトレンドにするっと入りたがる。なお、学院ではこの辺の話に入り込もうとすると、スケベ男はくんなし、って追い払われる模様。
やはり、こうした女子との会話チャンスで情報を仕入れなければ。
とはいえ、夏の話ともなれば気の長い話だ。今は目の前のシチューを堪能したい…やっぱ鶏肉とジャガを一気にほおばるのは正義。もっきゅもっきゅ。

「オッケー。あんまり広まると、情報だけせびりにくるのいるからな。」

もっきゅもっきゅごくんしてから、しー、と内緒のポーズを交え。

「おっ。簡易的なモノだったけど、プランニングが上手く行ってたみたいで、認めてもらえてうれしいね。
 こちらこそ、二人タッグでの冒険は初だったけど、ベリーの頼れる前衛っぷりにほれぼれしてたよ。
 なぁに、オレだっていまだ学生と兼業してるんだから、その点についてはお互いさまってことで。よろしく頼むな!」

差し出された手に、此方も手を差し出して。がしっと握手! そしてシェイクハンド!
それからそーっと、名残惜し気に手を離して。

「それじゃ、連絡先交換しとく?何ならオレの部屋教えるだけの片道通行でも良いけど。冒険に誘う時には必要だろうし。」

なんて、そんな会話と食事を一緒に進めていたら、ポテトとソーセージも届いた。両方ともあっつあつで、湯気が立ち上っているくらい!
(12/18-00:19:12)
ベリー > 「カキ氷ねっ! 勿論あるよ、アイスも美味しいけど、カキ氷はまた一味違うよねぇ。
 知ってる? 果汁やシロップを掛けて、アイスのせたり、シェンヤンのお菓子……団子、だっけ?とか、色んなお菓子乗せた凄いのもあるんだよー」

夏場になると、王都のカフェや喫茶店にアイスやゼリーなんかと一緒に、色々トッピングされたカキ氷が売り出される。
季節限定の珍しい甘味は乙女たちのトレンドに入るわけで、勿論少女も当然と言うように頷いて、その味を思い出しては、はしゃいで瞳を輝かせた。
値段はけっこうするけど、そう頻繁に食べられるものでも無い、贅沢品と言う扱いらしい。

と、夏を思い出しているが、現在進行形で口の中は冬の名物、シチューを頬張っている。
今日の具は彼好みだったようで、二人ともシチューの味に大満足だった。

彼から詮索の疑問符が浮かばないように、明るく笑って尋ね返せば、なるほど、なるほど……。
受ける依頼の内容が違うなら、確かにパーティは組めないなと納得して頷き。
どう言う心境の変化が彼の中にあったのかはわからないが、彼もステップアップの時、なのだろう。

「わかった。秘密ね。誰にも言わないから安心して」

右手に握ったままのスプーンを一度置いてから、改めて今日の冒険を振り返り思い出す。
いぶし銀のような魔法の使い方と言い、作戦の立案から行動までの速さも申し分ない。
何より、人当たりが良くて楽しい旅路だった。

「――うん、良いよ。

 って言うか、助かるまである。
 私、あんまり頭良くないから。作戦考えたりするの苦手で、行き当たりばったりになっちゃうこと多くてね。
 参謀役って言うの?そう言う人がいてくれると助かるなーって。
 今日、オズ君と一緒に組んで改めて実感した。
 シスターと兼業だから、毎日って訳にはいかないけど。それでも良ければ、お願いします」

コクンと頷き返し、青年の申し出を快く受け入れ手を差し出しす。
(12/18-00:07:05)
オズワルド > 「夏にはエールも良いけど、どっちかというとかき氷の方が好きだな。果汁をかけたやつとか。食べたことある?」

王都の人間なら食べたこともあるだろうけれど、どうかな、と。伺うように訪ねながら、エールのジョッキを一度テーブルに置いて。

「今日の肉は何かなー、ほんほん?」

此方もこちらで、スプーンを手に取り、スプーンの先っぽで肉っぽい塊を転がしてみる。
今日の肉は…これは、鳥だな!
さっそくとばかりに鶏肉をぱくっと口の中にシチューと一緒に放り込み。あっつあつのシチューにはふはふしながら、語られる言葉をしっかり聞いて。

「なるほどねえ。声がかかるからこそ固定パーティなしでもやっていけるのか。
 で――ふむ?ふぅむ。」

言葉にされた、王都から離れられない理由に小首をかしげる。別に変なことは言ってないようだが、妙に意気込む様子の語調に少しだけ眉を寄せ。

まあいっか。

「オレ?オレの方はそうだなー…学院の生徒周りってどっちかというと、知り合いは討伐周りに主体置いてるのがメインだから、今まではあんまり一緒に依頼受けてなかったんだよね。
 依頼の間もちらっと話したけど、オレ討伐はあんまりやってこなかったから。
 あんまり知られてないけど、レア素材狙いで色々儲けてるんだよね…あ、ほんのり秘密な感じでよろしく。
 とはいえ、何時までも素材狙いだけってわけにもいかないから…前衛はれて、治療もできる冒険者仲間ができたら嬉しいな~って思うんだよね。」

しれッとした顔で言う。
あむ。シチューの人参は美味いよな…。

「だから、固定じゃないにしても、今後もちょくちょく組んでくれると嬉しいなって。
 どう?ベリー的にはオレってアリ?」
(12/17-23:36:56)
ベリー > 「う、うん。そうだねぇ、頑張って……」

言うべきか、言わぬべきか。
あのイケメン(?)ポーズや、そう言う軽薄なところが青年のイケメン度を少し残念にしていると言う事実を。
しかし、そう言う軽さが彼を親しみやすくしているのもあって、難しい所だ。いや、本当に。
眉を下げ、何とも言えない苦笑を返して。

――気を取り直して乾杯の時。

「かん、ぱーいっ! お疲れさまぁーっ!」

グラスを掲げて一緒に明るく乾杯の声を上げると、ぐぐーっと一気に半分まで飲み干して。
オレンジジュースだけど良い飲みっぷりを披露する。

「あはっ。オズ君、夏も似たようなこと言ってそうだよね。お酒の味って私はよくわかんないけどさ。
 あ。わーいっ! これこれ、これが朝からずーっと食べたかったんだよね!
 ゴロゴロジャガイモ、ニンジン、お肉のシチュー……」

夏なら、氷結魔法で冷やしたラガーが人気なんだっけ?と思い出しながら、続々とテーブルに届く湯気の立つシチューを目にすると、パッと花が咲いたような笑顔を浮かべ。
さっそくスプーンを手に取りシチューに手を付けようとしたところで、不意に投げかけられた質問に顔を上げる。

「うん、組んでないよ。固定で組むほど仲の良い人は今はいないから。
 ……あーむっ。う~~んっ!美味しい~っ!

 確かに、前衛張れて、治療も出来る……って、あんまり居ないみたいで。
 色んなところから声かけてもらえるし、仕事には困ってないって言うのもあるかも。
 でも……私、王都から離れられないから。

 ――ほ、ほら! シスターだから。教会や孤児院の手伝いとかもあるしっ!
 そう言うオズ君はどう? 学院の生徒で一緒に依頼を受けたりとか」

まったり白いホワイトシチューを一口掬い、想像通りの濃厚な味わいに舌鼓を打つ傍ら質問に答え。
ほくほくのジャガイモに息を吹きかけ冷ましながら、同じ問いを返す。
(12/17-23:23:15)
オズワルド > 「おっ、ベリーみたいな可愛い子に保証もらっちまったなぁ。これはもう、今後もイケメンムーブ続けていくしかないな。」

わざとらしい位ににやりと笑いながら、保証を貰って楽し気に頷いて見せる。
まあ、こういう反応が来るのはわかっていたのだけどそれはそれとして、
可愛い女の子の笑みは男にとって勲章の一つである。

「っと、そうだな。まずは乾杯だ。」

届いたエールのジョッキを手に取って、テーブル中央近くに持ち上げて見せて。

「討伐の成功に!
 かんぱーい! いえーい!」

歓声付きで乾杯の合図をしたら、当然ジョッキを口元に運んでぐいっと一口。
ごく ごくごく ごく
ぷはぁ!

「やっぱ冬のエールがのど越しが最高よな…。」

なんて言ってる間に、シチューとパンも運ばれてくる。ポテトとソーセージはもう少しかかりそうだ。
と、シチューに手を付ける前に、そういや、と一つ呟いて。

「今回は飛び入りでオレが入り込んだけど、ベリーは固定のパーティとか組んでないの?あれだけ戦えるなら引く手多そうだけど。」

と、ちょいと不思議そうに問いかけを向ける。
(12/17-22:57:43)
ベリー > 彼も店員も茶化さず普通にいてくれたことに救われて、照れくささから隠していた口元が自然とほころんだ。
首を傾げる顔を見れば、なんでもないと誤魔化そうと首を横に振りかけたが、その後に続いた予想外の反応に、

「えっ?」

思わず聞き返してしまった。
顎の下に手を添えたカッコイイポーズまで取って、表情を引き締める姿は多分、見る人によっては、或いはシチュエーションによってはときめく女子もいるかもしれないが……。

「……ぷっ、ふ、ふふっ……、ごめっ、うん。
 
 ――こほんっ。
 あー、オズ君はカッコイイと思うよ。背も高いし、そうやってキリッ!てしてたら、イケメン君だと思う。
 魔法の腕も確かだし、親切だし。これからも紳士的に頑張れば、きっとモテるよ、うん。
 今日一日パーティー組んだ私が保証しますっ!」

今、この場においては、ときめきよりも笑みを誘ってしまうようだった。
顔を逸らすも、堪え切れずに笑ってしまったことを片手を上げて謝りつつ、一つ咳払いをして人差し指を立てながら真面目に一般的女子としての感想を告げる。

「がんばってね!
 ……あ、どうも。さぁさ、乾杯しよーっ!」

グッとサムズアップをしてエールを送った頃、一足早くエールとオレンジジュースがテーブルへと届いた。
気を取り直す様にグラスを掲げて、元気よく乾杯を求めよう。
(12/17-22:46:48)
オズワルド > 「てことで、追加でオレンジジュースで。」

別に揶揄う様子も見せずに、よろしく、ってウェイトレスさんに拝む仕草。
ウェイトレスさんは微笑ましそうにこちらを見ながら、少々お待ちください、と言って注文を伝えに行ってくれた。
と、それを見送ってから、此方を見ていた様子に気づいたようで。

「どうかした?」

首をかしげて見せながら、不思議そうな顔。
んー…と少し考えて見せてから。

「まさかオレのイケメンさに今更気づいたとか…?」

すっ…右手の親指と人差し指だけを格好良さげに立てた構えで、顎の下に添えて見せた。きりりっ!
顔つきが引き締まったが、イケメンかどうかは見ている側の主観によるものとする。
(12/17-22:27:18)
ベリー > 「えへへー、我慢して良かったぁ」

本気で怒るわけじゃないならー、とかちょっと心揺らいだのは隠して、呑気に笑いながら広げたメニューを眺める。
グラタンやシチューなど冬らしいメニューが並んでいるが、大体は定番の一覧である。
ナッツ、ポテト、ソーセージ、串焼きなどなど。酒があること前提のラインナップなのは実に冒険者ギルドらしい。

「あ、それは全然いいよ! むしろありがとね。
 んー。私は――……じゃ、じゃあ、オレンジジュースで」

少し迷って視線を青年へ、店員へと向けた後、またメニューを覗き込み、小さな声で遠慮がちに注文した。
前に他の冒険者から『ジュースなんてお子様だな』と笑われたことを思い出し、お酒の欄にも目を向けたが、結局頼むのはお決まりのジュース。
パタリ、と閉じたメニュー表で口元を隠しながら、様子を伺い向かいの彼を盗み見た。
(12/17-22:19:41)
オズワルド > 「む、それやられてたら、ずるっこー、くらいは言ったかもな。」

年齢に見合わない悪戯めかした言い方をしながら、シチューの歌を歌ってる貴方の後を追いかける形で併設の飲食施設の方へと向かう。
丸テーブルまでくれば、自分は貴方の対面の席に腰かけて。

「オレもまずはシチューとパン。後はエールかな。
 二人で摘まむなら、ポテトとソーセージは定番だよな。」

それでいいよ、って頷いて見せれば。
すいませーん、とホールで働いてるウェイトレスに声をかけて。

「シチューとパン、ポテト&ソーセージを二人分とエールを一つー…あ、勝手に頼んじゃったけど、ベリーも何か飲む?ギルドの酒場だとエールかワインくらいしかオススメできるものないけど。」
(12/17-22:04:44)
ベリー > 「ふふっ、大丈夫だよ。約束はちゃーんと守るから、行ってらっしゃい」

こっちへ寄って来る姿は魔法であることを忘れるくらいに愛嬌があって、青年とのやり取りもおかしくて、ついクスクスと笑い声を漏らした。
裏手へ消える姿へ、「後でねー」と見送りながらニンジン何本くらい食べるのかな? なんて考えたりもして。

諸々の手続きが終わって、待つこと数分。青年も受付へとやって来る。
此方も軽く手を振り返しながら、手に持っていた報酬金の袋を差し出して。

「危なかったよ……。あと少し来るのが遅かったら、私の足が待ちきれずに勝手に食堂に駆け込んじゃってたかも。
 え? 売上? ……あっ、グリズリーの? そっかそっか! わーいっ! 臨時ボーナスだね!
 へへへっ、うんっ! シチュー♪ シチュー♪」

冗談とも言い切れない冗談を口にしつつ、売上金と聞けば首を傾げて考えること数秒。
ハッ! と気付けば両手を上げて万歳のポーズ。嬉しさが抑えきれずに、にっこにこの笑顔でスキップまでしてしまいそうな軽い足取りで指さされた方へと向かう。

肉の焼ける音、香ばしいスパイスの香り。そして煮込まれたシチューの気配……。
お腹の音が鳴り出しそうなのを抑えて、空いている丸テーブルの席に腰掛ければ、メニューを手に取り嬉しそうに眺める。

「オズ君は何にする? 私はシチューとパン!
 それから……二人で摘まめるもの、ポテトとソーセージとかどう?」
(12/17-21:55:30)
オズワルド > 「後でだからな、セイラン。今すぐは期待するなよ。いいな?」

嬉しそうに貴方の方へと摺り寄ろうとする幻影馬に、まだだと言い聞かせるように手綱を引いてギルドの裏手の方へと引っ張っていく。
若干不服そうだったが、まあまあ、荷運びを優先するくらいにはいうことを聞いてくれるので、ギルドの裏手の方へとそのまま移動して。

その後は、職員の人に討伐証明部位の引き渡しと、グリズリーの肝の買取のお願い。
きっちり査定をしてもらって、グリズリーの手事態も売れるとのことで買い取りの申請が完了し、引き渡しの証明タグを受け取ってから、セイランを一旦消して、ギルド内に入っていくことになる。
いやだって、出しっぱなしだと馬房に繋がないといけないからお金かかるし…後でな!とセイランには言い聞かせた。
おそらく人参を多めに与えないと、今後機嫌を損ねそうだ…。

ともあれ、ギルド内へと入ってくれば、待ち受けている貴方に気づいた。やほー、と手を振って、一度そちらに合流し。

「お待たせ。肝の方もギルドで買い取りになったから、査定が終わったら受付にコレ持ってくと売上金が貰えます。
 査定が終わるまでは、何か食べて待ってようぜ。」

あっちのほう、とくいっと親指で示した先は、ギルド内部に併設されてる飲食物の提供スペースだ。
(12/17-21:35:43)