2024/09/04 のログ
ご案内:「魔族の国・欲望の街「ナグアル」」にタルフさんが現れました。
■タルフ > 頭に花が咲いた虚ろな瞳の者共の、弛まぬ行進が連なっていく。
もはや欲望もなく、流されるだけ、さして才もなく、抗う意志もなく、
支払う対価もなく、流れ着くはエンズルート。
廃棄物に根が張り憑き、選り分け、使える”部品”を再利用する。
そう、再利用。植物系魔族達が根付き死人同然の者に根付いて操るのは”部品”を新鮮なまま維持する為。
「さて、急ぎましょうか。戻ってこれらを接続してしまいましょう。」
生命維持の邪怪樹の根に張り付かせることで保存する作業。
所詮魔族の街に流れ着くだけの人間などどこにも行き場のない養分に過ぎない。
速いところ仕事を終えて仲間と今日の糧を分かち合おうと、戦闘を歩む白衣姿の男が進んでいく。