2024/09/02 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」にボスさんが現れました。
ボス > 珍しく無人となった大聖堂。男は天井付近から落下し、真綿のように着地した。
ぱちん。指で音を鳴らすと地面から掌ほどの光球が浮かび上がる。人差し指の上に乗せ、くるくると回す。

「不審な影……?」

ぽつりと呟いた後、軽く唸った。
主教内の他派閥が密偵を放った様子はない。聖天騎士や異端審問官が何度も排除しており、最近は目につかない。
異端審問局が調査を開始した形跡もない。資金源を訝しむ者達はいるが、まだ一部に過ぎない。
塩粒ほしさに周囲を嗅ぎまわる王侯貴族の狗は見かけるが……。

「注意しておこう。ここほど居心地の良い所はなかなかないのだから」

信心なき者はこの男を認識できず、また影響を受けることもない。
しかし男は信心篤き者に語り掛け、焚き付けることはできる。
信仰心は容易に刃になり、盾となる。立場上、あまり深く介入はすべきではないが――。

ボス > まずは情報を集めようと、聖堂を出ていく。
その後、敷地内の様々な場所で地面から光球を呼び出す男の姿が見られたとか。

ご案内:「神聖都市ヤルダバオート・ファルズフ大聖堂」からボスさんが去りました。