2024/05/14 のログ
ご案内:「コロシアム(過激描写注意)2」に楼羅さんが現れました。
楼羅 >  
 邸宅内の会場は盛り上がっている
 雨が降りしきっている今夜、 表立って歩いてもつまらない雨の夜は屋内は賑わうだろう。
 肥えた姿に細身の体型
 男と女 様々な者が入り混じる観客席はいろいろな匂いが混ざり合い、鼻先を通り抜けていくのが不愉快。
 煙草の煙や香水なども上乗せされている場所ながら、すし詰めというわけではない。
 席はそれぞれきちんと空間が設けられており、護衛役が傍立つことも考えられている。

 その中で、巫女の装束と紺の外套を身に纏う女の姿は異質か
 将又、珍しく映るだろうか。
 左手にはわかりやすく鞘尻を床に着けて所持している、長くとられた刀が存在している。
 本人は会場中央の光景に眉一つ動かさない。
 時折、周囲に視線を動かす程度。

 傍で立ち控える事をさせることができている飼い主の貴族
 本人は小奇麗なスーツ姿で足を組み、鑑賞している。
 中央はある意味で悲惨 ある意味で愉快な光景というべきか。
 一体、どこから仕入れて来たのか

 雌のオークが10は好そうな群れの中で、若々しい肌も鍛え損ねている剣士見習いのような青年が一人
 命乞いならぬ、貞操乞いをしながら悲鳴を上げて泣いていた。
 それ自体もそそるのだろう、発情と若い雄の匂いに興奮している豚顔
 イボの凹凸が目立つ舌はどんな匂いを放っているのか、青年の千切れた服
 露わな胸板を嘗め回している。 損な悲惨な光景も、巫女はなにも動じることなく見つめていた。

楼羅 >  
 会場の反応は思ったほど悪くはなかった。
 女を犯し凌辱するだけとは違い、目の前にいるのは美麗な青年でもなければ陰間でもない。
 そこいらの洞窟で起こっているだろう悲劇の性別逆転が行われているだけのこと。
 男も女も、見ていて楽しめているのか、酒と煙を求める口元は軽い。

 巫女が瞳を細めるのは、あの騎乗位で組み伏せられながら勃起したとして
 果たしていつまで“骨盤”が耐えられるのか。
 自分で動く前に動かされるのがオチだろう状況かは青年の静止を求める悲鳴が続いている。

 周りは笑い 野次 が広がり、ああ、とうとう始まる前に業を煮やした数匹が
 その青年のまだ柔らかい唇を貪り始めた。
 肉厚なイボ舌で舐りまわし、胸板の先端を吸い上げ、噛みついている。

 無論、口臭や醜い造形 青年が勃起するはずもなく、縮こまっているだろう下半身。
 構わず一頭が咥えこむと、蛇舌娼婦も真っ青な飴としてならどれくらいで舐め溶かせるのか
 唇の外からはみ出るほどに舌先を覗かせて啜りあげ、もう一頭が股座の下部
 尻孔に目をつけるとそこに強引に舌をねじ込むように顔を突っ込んでいる。

 穴という穴を、肌をイボ舌と唾液臭で満たされ始めている。
 尻孔攻めは特に利いているらしい。
 起立した肉棒姿は果たして尻孔刺激なのか 生存本能の絶叫か。
 女を抱けない囚人が、年を重ねた老婆でも構わず抱くのとはわけが違う。
 誰かが目元を覆って天を仰ぐのが、目端に見えた。
 青年の悲鳴はまだ続いている。 認めたくない刺激に、続いている。

ご案内:「コロシアム(過激描写注意)2」から楼羅さんが去りました。