2024/11/10 のログ
■ボルフライ > 「どうした、挫けたか?」
当初こそ勝てぬなら強くなるまでと宣っていたが、少々命を脅かしただけだが、恐怖が勝ってしまったようだ。
抵抗を薄れ、まるで頭蓋が砕けるのをただ待つかのように。
どうせ死んだことなどあるのだろうし、鬼の再生能力も容易に想像がつく。
だが、この男は何も鬼を殺したいわけではない。
圧倒的な暴力によって己を滅することができるかもしれぬ相手がいるという感覚を今味わってもらった。
ならば次は魂を削られる感覚というのを味わってもらうことにしよう。
再生能力を持っている、容易く死ぬことができないことによる恐怖を、存分にその身に刻み込んで、愉しませてもらうことにしようではないか。
男は踏みつけていた鬼姫の頭から足を外す…
もしかすれば次の瞬間には脳髄をまき散らしていたかもしれなかったという恐怖を未だぬぐえないまま、男は鬼姫の角をがっちりと掴んでしまい、その重たい身体ごとぶら下げるように持ち上げてしまうのだ。
ご案内:「タナール砦(過激描写注意)」からボルフライさんが去りました。
ご案内:「タナール砦(過激描写注意)」から宿儺姫さんが去りました。