2024/10/19 のログ
ご案内:「貴族の邸宅(過激描写注意)」にルカイヤさんが現れました。
ルカイヤ > 【待ち合わせ中です】
ご案内:「貴族の邸宅(過激描写注意)」にメテオラさんが現れました。
メテオラ > 今日は特に『仕事』があるわけでもなく、自邸にてゆっくりしていた。
元々、このようにゆっくりする機会などそうそうあるわけでもないため、ある意味特異日でもある。

自邸をきちんと管理している使用人達も今日の仕事が終わった頃合い。
住み込みの使用人達は自室に下がり、通いの使用人たちはもう帰宅している刻限。

寝室にも使っている自室であるため、奥に寝台、ソファの周りにはティーテーブル。
入り口近くに机とその並びに本棚。
他にもクローゼットや必要なものが散見されていて、廊下への扉とは別にもう一つ、次の間への扉がある。そんな間取り。

メテオラ自身は、自室で本を読んでいた。
なにか勉強するような本ではなく、完全に娯楽のための本ゆえに、わざわざ書斎で読むようなものでもなく、
自室のソファの上、寝転がりまではしないものの大分リラックスした状態で本を開いて。

ルカイヤ > 静かになった屋敷の内部。暗くなったその廊下。
一見何もないように見えるそこだが、勘のいい者であれば空間の一部が少し歪んで見えることに気付くだろう。
だが、非戦闘員である使用人等が気付くことはない。その歪みは静かに移動し、館の主の部屋へと向かっていた。

歪みは部屋の前にたどり着くと、そのドアを音もなくすり抜ける
ドアを見ている者がいれば、壁抜けの魔術が使われた事がわかるだろう。
歪んだ空間はそのまま、メテオラの座るソファに背後から近寄っていく。

(ふん、身辺警護の類も置かず…他愛もないですね)

カモフラージュを解くと、歪んだ空間は褐色肌の女魔族の姿に変じる。
彼女、ルカイヤはサーペント・カバルの暗殺者だ。
以前よりカバルに所属する女魔族を度々屠ってきたメテオラのことを危険視した上層部が、直々に抹殺を命じたのだ。

(拍子抜けですね。いえ、所詮人間はそんなものですか)

ルカイヤは己の武器、恐ろしい呪術紋が刻まれたヤタガン刀を抜く。
そして、メテオラの背後から一撃で仕留めようと、振りかぶった。

メテオラ > 身辺警護は基本的には『置く必要がない』ため置いていないとも言える。
下手に警護を置いた方が、警護の方が危険に陥ることが多いためだ。

空間の歪みが移動していることは、非戦闘員ばかりのこの邸宅においては見とがめる者もいないだろう。
館自体が攻められるということは、王都に軍が入り込んでいるという事であり、想定する必要もない。
なにより、実際にそんなことになっていたら邸宅に併設している私設軍の駐屯場から私兵が現れるだけのこと。
そして、単独で侵入してくる刺客の場合は……

「……で、何の用かしら?」

ふりかぶり切った時に、まるでその辺にあるものを取って頂戴、と言うかのような口調でかけた声。特に振り返ることもなく。
扉をわざわざ開かなくても侵入していたことを認知していたという事であり、この距離に近づくまで泳がせていたという事でもある。
それは余裕なのか、油断なのか、それとも何かの意図があったのか。
もし、そのままその刃が振り下ろされるならば、当然のように安全な前方に向けて一回転して刺客の方を向くだろうが、会話に応じるのであれば体勢が変わることはないだろう。

ルカイヤ > 声を掛けられれば、そのまま一旦斬りつけてからこちらも後方に飛びのき、距離を取る。
黒い包帯めいた装束に身を包んだ暗殺者は、油断なく小刀を構えながらにやりと笑う。

「ふん、人間にしては勘が鋭いようですね?」

そして、己の身体の色を変じ、一旦周囲の景色に溶け込むと、
別方向から間合いを詰め再出現して刃を振るう。

「随分と我々の一員を殺してくれましたね?メテオラ・ハールファウスト。
ですがカバルに、そしてこの私ルカイヤに目を付けられた人間で生き延びた者はいません」

ルカイヤは、自信満々な笑みを浮かべながらメテオラを狙い執拗に刃を振るう。
施された呪術により、少しでも掠れば死の呪毒が流れ込む危険な刃だ。

メテオラ > こんな屋敷に単独で入ってきて、暗殺を仕掛けてくるという事は

「……貴女がルカイヤか。まぁ、次に来るとしたら貴女だろうとは想像していたけれど。」

あれだけサーペント・カバルの構成員を殺したのだ。
いつかは来るだろうとは思っていたわけで。
そんな中でのルカイヤの様子。
体色を変化させて、必殺の刃を振るうスタイル。
正しく暗殺者という事で。

「まぁ、暗殺者ごときに後れを取る私ではないのだけれど。」

そんな言葉を向けながら、十分に余裕をもってその刃を交わしていく。
乱戦でも有効打を与えられないように巧みに躱し、巧みに受け止める戦士でもあるがゆえに、
容易い隙を見せるはずもなく。
同時にこちらからも一撃で勝負をつけるために機会をうかがっていて。

ルカイヤ > 逃げ場のない狭い室内にもかかわらず、メテオラはルカイヤの凶刃に掠りもしない。
並の人間であれば傷どころか首が泣き別れしているであろうが、経験豊富な女騎士は全てをかわしきっていた。

「ちょこまかと…いつまでも逃げられやしないですよ!」

しかし、ルカイヤの方もまた魔族である。
人間の暗殺者であればしびれを切らし撤退を考えるような状況でも、
ただひたすらメテオラを追い詰めるべく動いていた。

「ふふ、今回この刃に施したのはただの呪毒ではないですよ?
致死量の快楽呪文。猛烈な快感で無様に逝き死ぬものです。
これまで貴女に屠られた雑魚共がされたみたいに…」

そして、遂にルカイヤはメテオラの微かな隙を見つけ、そこに刃を振るう。

「さぁ、死になさい!」

メテオラ > こちらからの情報はなるべく出さずに、相手の情報を引き出すような展開。
余裕をもって避けるのは、さほど難しくない。
なぜなら、相手の能力の内厄介なものを知っていて、その得物は短刀で間合いが短い。

とはいえ、単に撃退しようとしても、そう簡単にはいかないのが暗殺者と言うものでもある。
故に、どのように対処するのかを考える時間も必要だったのだ。

そんな中で、ルカイヤが今回使用している毒、いや、呪文の効果を口にする。
そういう効果ならば、そして、この傲慢なほどの自信家なのであれば、やるべき手は一つ。

故に、己が左側に隙を作り、右手がペンダントに軽く触れる。
その誘いにのって刃を振るってくるルカイヤ。
その動きに合わせるように、ペンダントが槍へと変わる。
突然現れた黒槍の突きがルカイヤの手にある短刀を捕らえ、そのまま投擲することでその担当ごと壁に打ち込ませる。
己の槍を抜くにせよ、ルカイヤが担当を抜き取るにせよ、大きな隙をさらけ出すであろう状態。

それを確認させた後で口を開く。

「じゃぁ、貴女は今まで私が倒してきた連中のような雑魚ではない、という事よね?
大きな隙をさらけ出して、私にやられるような雑魚ムーブをするという事もないのでしょう?
ならば、時間がかかる単なる格闘戦なんて、やってられないわよね?
鳴子をひと吹きするだけで形勢が逆転するような場所に長々といられないでしょうし。」

そんな言葉を向ければ、自らドレスの胸元を開きながら、意味深な笑みを浮かべて。

「だとしたら、貴女が雑魚と言ってのけた連中よりも、貴女が『強い』ことを証明してごらんなさいな。
貴女が私を無力化して、あの刃を取り戻して私を殺すか、私が貴女を無力化して、槍を取り戻して貴女を殺すか。
分かりやすい決着方法でしょう?」

その後で視線をベッドに投げることで伝える、セックスバトルへの誘い。
無手でお互い不毛な戦いをするよりは良かろうと。

ルカイヤ > 「ッ!?」

突如として実体化したメテオラの槍が、ルカイヤの愛刀を巻き込み壁に打ち込まれる。
それを確認した後ルカイヤはきっ、とメテオラを睨みつけた。
予備のナイフはあれど愛刀より間合いは短く、また呪毒の力もない。
それでは素手と大差が無い。

「ふん、応援を呼んだって意味が無いですよ?撤退してまた出直すだけです。
今度は確実に殺せるような隙を狙って……」

そこで、ルカイヤはメテオラの行動に言葉が止まる。
豊かな胸元をさらけ出し、挑発的な笑みを浮かべる暗殺標的。

「……なるほど?暗殺者、しかも魔族にそのような勝負を挑むとは。
あの油断しきってた淫魔どもと同じく私もそれで倒せると?ナメられたものですね?」

ルカイヤもまた、応じるように身体に巻いていた包帯装束を解いていく。
元から露出の激しい恰好は遂に一糸纏わぬ全裸となり、禍々しいタトゥーの刻まれた褐色肌を露にする。

「いいでしょう。愚かな人間に分からせてあげましょう」

メテオラ > そう。暗殺者はやり直すという手段があることが面倒くさいことになるものなのだ。
仕切り直されても殺されることはないとは思っているが、ずっと狙われるのも面倒くさい。
ならば、自らをエサに勝負を挑むほうが都合が良い。
幸いなことに、ルカイヤは慎重なタイプではないことは、先ほどまでの会話から知れている。
故に仕掛け、その仕掛けにルカイヤが乗ってきた。

己も程なく一糸まとわぬ姿へと変われば、誘うようにベッドの方へと誘導してから、ベッドの隣に立ったまま、どちらからともなく近づけば、まずは先手、と自ら唇を重ねていく。
もちろん、愛情表現をするためではない。
ただ、その唇を、舌を貪って、快楽を与えるためのモノ。
当然ながら、ルカイヤからも反撃が来ることだろう。

ルカイヤ > メテオラの顔が近づけば、ルカイヤも彼女を見下し切ったかのような冷たい視線を向けたまま、唇を近づける。
そして始まるのは、淫猥な女二人のディープキス。
小手調べといった悠長な事はせず、ルカイヤはメテオラを蕩かせ、主導権を握ろうとする。

「ちゅ…むっ、んっ……」

舌と舌が重なり合い、絡まり、別の生き物のように口内を蹂躙する。
逃がさぬ、とばかりに片手を後頭部に回し、目線を合わせ睨み合いながら口付けを続ける。
豊満な乳房もまたメテオラに押し付け、身体でも快楽を誘う。

「んっ…ほら、愛用のベッドを貴女の墓にしてあげますよ?」

メテオラをベッドに押し倒し、己は上に覆いかぶさる。
そして激しい口付けを続けながら、膝をメテオラの脚の間に割り入れ、秘所を狙う。

メテオラ > 「ちゅ……ちゅぷっ、んっ……ちゅ……」

主導権争いをする唇と唇。
ここでの決着はつかない様相。
故に、押し倒してくるルカイヤの動き。それに応じるように転がされる。
上にルカイヤ、下に自分。
そんな体勢の中、膝を脚の間に入れてこようとする動き。
そこを頑なに守っても、時間がかかるだけ故に、あえて両脚の守りを開く。

代わりに自分は、ルカイヤの豊満な乳房へ両手を伸ばして、
しっかりと揉み上げて、こね回し、その先端をつまみ上げ、るようにして。
秘所を与える代わりに乳房はもらう、と言ったやり取りになって。