2024/05/15 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート・奴隷闘技場(過激描写注意)」に宿儺姫さんが現れました。
宿儺姫 >  
奴隷同士を戦わせる。
それは王国でも治安の欠片もない、とある半島の都市にて行われる娯楽である。
王族や貴族が奴隷同士の戦いを、あるいは奴隷と魔物の死闘を愉しむ実に悪趣味な娯楽。

その闘技場に今立っているのは──。

襤褸布のみをその裸身に纏った出立ちは、奴隷といえば奴隷にも見える。
しかしその手枷足枷の鎖は力任せに引きちぎられており───。

「ふぅむ…強者との闘争が確約された筈ではなかったか?んん?」

眼の前に倒れ伏した魔物の頭蓋を踏み砕き、呆れたような溜息を吐きながら視線を闘技場の客席へと向ける。
──そこには笑みを讃えた王族の男が一人。

私の奴隷として闘技場で戦えば望む強者と戦うことができるだろう。

その王族はそんな言葉をたまたま出会った鬼へと向け、此処へと招致した。
その思惑の奥に何があったかは女鬼の知るところではないが──。

「(ふん、結局はただの世迷い人の暇潰しか)」

あるいは裏に大きな金銭の絡む戦いであったか──。
どの道、やや退屈な相手との連戦に、牝鬼はいささか気が立っていた。

宿儺姫 >  
「さあ、次の相手はどいつじゃ。それとももうおらぬのか?」

武舞台の中央に陣取り、大声を張り上げる。
足りぬ。全く。
血湧き肉躍るには程遠い。

「(──これでは次は少々、やり過ぎてしまうかもしらんな)」

今、闘技場に立つ勝利者たる牝鬼が果たして奴隷の戦士として扱われているのか、
それともその聳え立つ双角や屈強が過ぎる躯体をして魔物として扱われているかは知ったところではないが。

相手が奴隷でも魔物でも、なんなら飛び入りの何者かでも良い。
溜まりに溜まったフラストレーションを解き放つ相手を欲していた。
己が全力を出してなお、足りぬ相手を──

ご案内:「奴隷市場都市バフート・奴隷闘技場(過激描写注意)」にファルスィークさんが現れました。
ファルスィーク > 何やら結構な大枠があるらしい。
この都市にやってきたのは、そんな噂を耳にしての事。
闘技場と言えば市場と同等に娯楽施設であり、賭博が行われることで客を集め、その収益はかなりのものである。
己も打つのは楽しむ方ではあるので、そんな情報を耳にすれば興味を引くのも仕方がない事。
前日より単身で都市に入り、噂になっていた大枠を見には来たのだが……。

「あれは………」

戦いを見れば確かに大枠ではあるし、賭けの対象になるかどうかも怪しいほどの一方的な展開の結果。
闘技場の中央にて、挑発するように上げる大声。
容姿には違いはあれども、戦い方などは記憶にあるものだった。
故に中央に立つ双角の鬼と己が知る鬼と一致するかと言えば不確かではあるが。

「似ている…な。
それにしても、あんなものをよく連れてきたものだ」

貴賓席らしき場所へ向けられた視線を追えば、そこに座る者の姿を認めて僅かに肩をすくませ――奸計に釣られたか。
次の獲物を要求する双角の鬼に対して、相手になるような相手を用意できるのか。
未だ全力など出している雰囲気もなく、一騎ではあるが暴れ始めれば、それこそ手が付けられなくなるようにも見え―――。

酔狂かとは思ったが、歓声と怒号と興奮に沸いている観覧席の階段を降り、高い壁にて隔ててある武闘台へ飛び降りてみた。
フードは目深に被ったまま、外套の下にて己の指に嵌めている指輪を一つ一つと外しながら向ける目線。

「次の相手が出てきそうにないので、飛び入りで参加をさせてもらうことにする。
お手柔らかに……と言ったところで猛っているので難しそうだが」

宿儺姫 >  
次の相手はなかなか出てこない。
どの相手を出すか闘技場側の者が悩んでいるのか、あるいは枯渇か。

そんな折に、歓声があがる。
武舞台へと降り立った影に牝鬼はその猛る眼光を向け──。

「ほう、飛び入りか──善き哉!」

この場に降り立ったということは、己と対するということ。
目深く被ったフードによってその顔こそ見えぬ長身の男。
その男からは人ならざる匂いを感じ取る──。

鬱憤を晴らすには良かろう。
瞬時にそう判断し、牙を剥いた牝鬼は床を蹴り砕く勢いで跳び、
上品な物言いをする、フードの下の顔を目掛け一撃必倒の蹴りを叩き込まんと、剛脚を振り放っていた。

──かつて男の出逢った鬼とはその上背すらも違って見える。しかしその気性の荒さ、そして面影は残り、より力が解放された姿ととっても差し支えない容貌ではあろう──

ファルスィーク > 場内ではいきなりの飛び入りに対して制止する声も上がったようだが、歓声にかき消され届く事はない。
物騒な野次は当たり前の如く飛び交い、場内を揺らさんばかりか。

対峙してみれば、実に好戦的で分かり易い反応と闘志と共に遊び心の入り混じったような瞳を垣間見た。
やはり似ている。が、あれは隻腕であった。
見た目通りの武闘派であるのならば、言葉を交わしての確認よりは、拳を交えての肉体言語の方が……という思惑もあっての行動でもあったが。

枷である指輪を外すことにより膨れ上がる魔力は、場内を揺らさんばかりの歓声をぴたりと止めるくらいには広がる圧は濃厚であったらしい。
そして、外した指輪の数は……6つ全て。

――間髪入れず、行動を起こした双角の鬼は、離れていた間合いを瞬時に詰めてくる辺り、身体能力は知っている鬼よりも遥かに早く、放たれる蹴りの威力の恐ろしさも知れようもの。
目に追うには早すぎるが、目を逸らすことなく動きを見定めたように1歩後ろへ下がりながら半身になり、放たれた蹴りを見切るように避けつつ、躰を支える軸になっている片脚を薙ぐような回し蹴りを返してみる。

存分に双角の鬼と同じくらいには、跳ねあがる身体能力は肌で感じ取れるくらいか。

宿儺姫 >  
湧き上がる歓声の中、初撃は見事な体捌きによって回避。
返すまわし蹴りをその眼にしかと捉えた牝鬼は即座、軸足を地から離す。
強烈な前方へのベクトルに身を任せるまま、中空にて前転し男の一薙ぎを飛び越える。

「はっ…!小賢しいッッ!!」

続けざま、靭やかに肉体を捻りもう一撃、その胴めがけ蹴りを放つ。
それは大地を踏み締めていないが故に先の一撃ほどの威力は感じられない。
すべての枷を外した男の身体能力が鬼と同等に跳ね上がっているのなら十分に対処できる威力と速度、か、

──指輪を外し、力を解放する。
その所作は牝鬼にとっても思い当たる記憶のあるもの。
先の一撃を簡単に躱してみせた、その身体能力と動体視力は常人ならざる──とくれば。

魔族か──、このような街にも。

内心でそう勘繰る。

ファルスィーク > 双角の鬼は得物を使う事は無いようだ。
であれば同条件で戦うべきである。というのは、己の中の強者に対しての妙な拘り。

さすがに戦闘慣れしている事を窺わせる躰の使い方。
蹴りを避けた直後のバランスも整わない状態を狙っての一撃を察しての動きには、ほぅ……と、感嘆の声を小さく上げた。
初手はお互いに力量を図る程度となったようだが、観客には理解が追い付かないだろうか。

勢いのままに己を飛び越えていくままに、不安定な状態からも連撃の如く襲い来る蹴りは鋭さは衰えはしているが旋風にも似て、受ければ大きな戦鎚で殴られる以上の衝撃はありそうだ。
しかも、背後からの一撃ともなれば……受けたり迎撃するよりは――。
避けられた回し蹴りの動きを止めないままに、地に足をつけると一歩前進することで襲い来る蹴りの先を避けながら反転して振り返る。

「いや…中々に見事だな。
私の知っている鬼に似て、それ以上とは…世界は広い」

そして、人の編み出した武術と言うものへの称賛も含み。
戦闘行為を身体能力とセンスだけで行っているのも十分に脅威ではあるが、双角の鬼が技を習得したとすれば、それこそ手が付けられなくなりそうだ…とも思うが、そんな姿も見てみたいとも思う己もいて。

では、今度は己の方かと言わんばかり。
だが、間合いを縮める足取りは、至って普通に散歩でもするかのように無造作に近付いていき、緩く伸ばす腕の先には軽く拳が握られたのみ。
だが、そこへ集められているのは、濃密な魔力の塊であり―――。
それは、双角の鬼の見事に鍛えられた腹部へと延びていく。

宿儺姫 >  
「──ちぃ、なかなかの体捌き…っ!」

次いで放った一撃も空を切る。
地に脚をつき、その場に仁王立つ。
跳んだとはいえ、前進を伴う回避行動は互いの距離をそれほど話してはいるまい。

顔の見えぬ魔族の男は己の知るという鬼を口にする。
この地に鬼とはそう多くはなかろうもの。
牝鬼が熱り立っていなければあるいは、それで男の正体に勘付いたやもしれぬが。

「見事?呵々、この程度と思うな───」

男は無造作に近づく。
緩慢に差し伸ばされた腕の先、その拳に脅威は感じられない。
であれば、迂闊な動きと叩き砕いてやろうと一歩踏み込む───刹那。

「……っ」

自身の胴に近づいたそれ、鬼は何かを察知したかのように、後へと飛び退いた。
我が退がる?
本能の警告、あるいは直感が肉体を自然に危機から遠ざけたか。
頬に伝う冷めた汗もまた、それを伺わせ、同時に僅か、鬼の脳は冷えゆく。

「──只人ではないな。如何な名のある魔族か」

しかし魔族はこの国では大きく力を抑えられる。
そう、いつか拳を交えた魔王が零していた。
あの指輪に何か仕掛けがあったか───指輪。指輪…?
指輪の魔族には、心当たりがある。

右腕に大きく力を籠め、振り払う。
直接触れるのは遠い距離、巻き上がる衝撃波はさしたる威力はない。
ただ、その顔を隠すフードを捲り上げる程度の風くらいは起こせようか。

ファルスィーク > 「それは私のセリフなのだがな」

力任せだけではないのは、つい先ほどの体勢を崩しながらの二撃目からも窺い知れる。
強さに絶対の自信と慢心があるならば、一撃目を避けられた時点で己の動きには対処できまい。
それを即座に反応し対応して返してきたのだから、結構なものであると素直に称賛する。
己の知っている隻腕の鬼であれば、隻腕であるが故の身体操作と軸のブレで対応できていなかったのではないか。
と、頭の中で置き換えて再現してみながら。

「無論…まだまだ遊びの内――序の口だろう」

本気などには、まだほど遠い。
それは、双角の鬼の動きからでも十分察しは付く。
そして、お互いに有効打は入っておらず、万全の状態でもある。

殺気は一切なく、また鋭さも無いと言っても良い緩慢な動きは読みやすい。
だが、双角の鬼程でなければ反応は難しい位の、気付けば懐に入っていて拳が触れていたという動きではあったが……迎撃するかのような気配は一転して間合いを取られてしまえば、空を突くことになる拳。
不発であれば、纏っていた魔力は瞬時に消え去るが、場内では濃厚な魔力の圧に充てられた観客の半数以上が失神、もしくは倒れる惨事となりつつある。

「…ほう……引いたか。
合わせて返してくるかとも思ったが。

名のある…かどうかは分からないが、今は彼の国でも知っている者も僅かだろう。

私からも窺いたいが…君はアマツキの縁者だろうか」

闘志を熱く滾らせ攻め手であった双角の鬼が、様子を窺うように雰囲気を一変させるのならば、空を突いた拳を下ろして自然体に戻り――。
好戦的な言葉が引いて問いかけられる言葉に対して、名乗りをすることはなかったが魔族であるのかという言葉に対しては否定はしないまま。

不意に振られた双角の鬼の腕。
それだけで巻き起こる暴風は、膂力だけで作り出せるのだから、恐ろしいものである。
さすがに広範囲に起こされれば避ける事も叶わず…意図に気付いた時には既に暴風は届いており、深く被っていたフードが持ち上がると晒すことになる顔。

宿儺姫 >  
「──唖々、成程な」

目深く被られたフードが捲れ上がる──その顔。
そして己に向けた言葉にアマツキという名が含まれれば、牝鬼は大変愉快そうに嗤う。

「いずれか魔族の国で出逢うた者。
 指輪を外す所作に覚えがあったわ。
 くく、確かにあの頃は"アマツキ"と名乗っていたな?」

懐かしいことを語るようにその両腕を広げる。
あの時は、その指輪をすべては外していなかったか──。

「縁あってな、かつての姿と名を取り戻した、
 力も万全とはいかぬが、徐々に全盛が戻りつつある。
 改めて名乗ろう──八卦の山に在りし人喰らい"宿儺"。数百の年を遡り里の雄も手付けられぬ鬼姫の名よ──!!」

序の口、などと語る魔族の男。
鬼を本能にて後退らせたその力を過小評価はするまい。

「仕切り直しじゃ。加減もいらぬと理解ったからな!!」

ズン──、武舞台の空気が揺れる。
同時、牝鬼のその双角を中心に迸るように碧い雷光が纏われる。
頑強な鬼の肉体が自壊しかねないほどの力がその身に漲り、稲光の如き眼光がファルスウィークを射抜くように見据えた。

「──爆ぜさせてやろう」

浮かべた笑みにそう呟きを零し、落雷を思わせる轟音が地を砕き、真正面──、一度は退いたそこへと身を躍らせる。
間合いが詰まれば両腕を頭上にて組み上げ──その膂力のすべてを籠め叩き伏せる─両拳鉄槌(ダブルハンマー)
一撃で巨竜の首をも圧し折らんと迫るその威力は、推してしるべし──

ファルスィーク > さて、己が顔と問いかけに対して、愉し気に笑う双角の鬼の様子から、どうやら当て嵌まったものがあるらしい。
――名乗っていた。というのであれば、本人か縁者という事になるのだが。

「……そういう事か。
納得した。道理で態度や動き似ている筈だ。
五体満足ともなれば、美姫にも拍車が掛かったな。
宿儺……さて、名乗りを挙げられれば返すのが礼儀なのだが――まあ、良い。
改めて名乗るとしよう。――ファルスィークだ」

王国にも名を連ねている故に名乗りは憚られたが、これだけ正面から堂々と名乗られたなら応えるのがスジと言うもの。
現状の闘技場の大混乱中であると同時に、耳聡いものが己の名を聞いていた所で身分を謀った魔族の仕業という事にしてしまえば問題ないかとも。

己の知る鬼も結構な容姿ではあったが、一層、野性美が増したと感じる。
嬉々とし始める雰囲気は、それを隠すことなく力を放出し始めるのであれば、それを見た意識がある観客からは悲鳴が上がり、参事は更に輪をかける事になる。
我先に逃げようとする者達が引き起こすパニックは伝染し、阿鼻叫喚ともなり…双角の鬼を奸計で釣ったらしき王族の顔は、先程までの余裕などある筈もなく、恐怖と混乱に歪んでいるだろう。

闘技場自体を破壊しかねない程の威力を持ちそうな雷光。
既に己しか見えていなさそうな双角の鬼は、始めと同じく純粋に戦闘を愉しむことだけに集中しているようではあり……自ら発した雷光を身に纏う姿は、ある意味、芸術的とも言える姿に見え目を細めた。

眩いばかりの鋭い瞳を目線が合い、より深みを増した心から楽しんでいるような笑顔と言葉に、自然体であったが足を少し開いて膝を曲げると初めて構えを取り――。
鼓膜を破るかと思えるほどの音は場内を振動させるのか。
分かり易いほど馬鹿正直に、真正面から真っ直ぐ向かい振り下ろされる組まれた両拳…それは気持ちが良いほどの力技であり、成程…アマツキと名乗っていた時と、変わっておらず。
故に思わず己も浮かべる笑み。

振り下ろされる両拳――その直前に左腕を軽く上げつつ一歩踏み込みながら躰を反転させ、振り下ろされる両拳を左腕で受けながらも、止めるでなく流すように…そして拳に添えられる右手ま己の方へと引き込み上半身をしならせる様に前傾。
そのあまりにも強力な威力は殺さないままに、双角の鬼の躰は反転し……本来ならば、脳天からそのまま地面に叩きつける投げ技となる。
が――今回は故意に腕を引き込むことで、脚からの着地なるが放った威力が物語るのか、脚から着地したとしても地に足がめり込み地震の如き揺れと地響きが場内を襲うことになるだろう。

「……ここで遊ぶのは、ここまでだ。
さすがに、目を付けられるとお互いに面倒になるだろうからな」

一種の災害に見舞われたと言っても過言ではない有様。
阿鼻叫喚は収集の余地はなく、退くのであれば騒ぎに乗じた今が一番いい。

己が全盛の状態の魔力は、都市の防衛機構で抑えきれるものではなく、力を行使するにも問題はなさそうであるのを確認しつつ、そのように告げながら右手の人差し指を軽く揺らして発動させるのは、銀色に輝く転移の扉。
双角の鬼の腕を引き込むようにして扉をくぐるつもりではあり――。

宿儺姫 > 振り下ろした渾身の一撃。
それは流麗に捌かれ、空を切り──武舞台へと巨大な破壊劇を齎す。
直接の拳による破砕でなくとも場内を震撼させるに十分たるエネルギーの発露…。

一撃を受け流された牝鬼はやや驚愕の眼を見開き、そして──。

「──!?」

ここでは面倒事になる。
声とともに出現したのは、転移空間。
そこに両の拳が引き込まれれば、それは恐らく、単純な腕力で抗えるものではなく。

「きさ、───」

言葉を終える前に、牝鬼は銀色の空間へと消えゆく。
そして。牝鬼をこの闘技場に招致した男よりも早く、その場から姿を消すこととなり──行きつく先は。

宿儺姫 > ~場所移動~
ご案内:「奴隷市場都市バフート・奴隷闘技場(過激描写注意)」から宿儺姫さんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート・奴隷闘技場(過激描写注意)」からファルスィークさんが去りました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」に宿儺姫さんが現れました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」から宿儺姫さんが去りました。
ご案内:「王都富裕地区 夜の貴族邸(過激描写注意)」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 【継続相手待ち】
ご案内:「王都富裕地区 夜の貴族邸(過激描写注意)」にプシナさんが現れました。
グスタフ > ゆるふわの膣を味わいながら、ゆるいスローセックスのような射精を与えて身体を震わせる彼女をがっちりと逃がさないようにハメ潰しながら子宮口から膣口まで精子で塗りつぶすように射精しながら刷り込んでいく。彼女の耳朶は男の舌が這い回り、卑猥な言葉を繰り返す。

「中出しで感じるなんて、悪い娘だなぁ……おじさんの子も孕もうか」

もう子宮は埋まるほどの精子を吐き出しながら、耳朶を舐めながら言葉を注げば彼女の身体を転がし横に寝そべるようにして、背面側位の形になると、膣から引き抜いた肉槍を少しずらして準備もしていない尻穴に捻じ込んでいく。彼女の愛液に汚れたイチモツなら容易いだろうと一気に奥まで押し込むとバチンと肉厚な尻に男の腰がぶち当たる。膣より奥行きのある尻穴を嘗め回すが、彼女がこちらの準備をしていなければ汚物もかき混ぜてしまうだろうが知ったことではない。そのまま、腰を叩きつけながらプシナの乳を下から持ち上げるように掬い乳を搾るように揉みしだいて乳首の先まで押し出すように乳を搾るように弄び、彼女の体臭を大きく吸い込んで堪能する。雌としての彼女の匂いを味わって脳裏に焼き付けた。この匂いももうすぐ変わってしまうだろうから。

「この乳とこの穴じゃ、いつでも種付けしてほしいって言ってるようなもんだ」

子宮の裏からゾリッゾリッと肉槍が子宮を抉る。とはいえ、尻穴に射精しても勿体ない。こっちは趣味だ。男には悪癖があった。射精後に催してしまうのだ。今もぶるりと身体を震わせて、白濁ではない液体をプシナのケツの中に排泄し始めていた。ジョロロロと性交後の熱さをそのまま吐き出したかのような小便を放尿し始めて。がっつりと後ろからプシナの身体を抱えて、その股を開かせる。伸びた尻穴の皺の合間からあふれ出した小水が零れ始め、異臭を漂わせ始めた。顔を舐めながら彼女の穴を褒める。

「プシナちゃんのお尻は便器として丁度いいねぇ。気に入ったよ」

プシナ > (『絶対に妊娠させてやるぞ』と言わんばかりに力強く小躯を捕まえる腕と、耳朶に舌を這わせながら注ぎ込まれる孕ませ宣言。中出しの爛れた熱感だけでエクスタシーに上り詰めていた小娘は、それらの要素で更にイク。)

「はっ♡ はあっ♡ はっ、ぁ♡ はあっ♡ はおっ!?♡ おっ♡ おぅぅぅう~~……ッ♡♡」

(びくっ、びくんっと下腹の柔肉を痙攣させる少女の膣口からずるりと引き抜かれる剛直。多量の愛液と精液を纏わりつかせたそれが、さも当たり前の様な顔をして少女の双臀を押しのけ、不浄の窄まりに埋没していく。そちらの穴を使われる可能性も当然ながら考慮されており、宴の参加前、トイレで念入りに浣腸を施されていた事もあって、その不調法なまでの不意打ちアナルは驚くほどスムーズに男の逸物を咥え込んだ。どすんっと色白の腹肉とむちむちの尻肉を震わせて、巨根全てがぐっぽりとプシナの排泄穴に挿入される。桃色髪に鼻先を埋める様な背面側位が凌辱者たる大男に嗅がせるのは、ほんのりとミルク臭も混ざる甘酸っぱい乙女の体臭。)

「はっ♡ はひっ♡ はひっ♡ んぃぃいい…ッ♡ はあ…っ♡ はあ…っ♡ はあぉぉお"おおぅううんんっ!?♡♡」

(男性器を受け入れるために作られた膣とは異なり、本来は異物の挿入など想定されていない後孔。その入口をぎちぎちと拡張し、息苦しいまでの圧迫感をお腹の奥まで膨らませる怒張に短音の喘ぎを漏らしていたプシナだったが、腸壁越しに子宮を抉られ、かと思えば突如、射精とは明らかに異なる生熱い水流が腸管に注ぎ込まれて嬌声が濁る。前孔同様太幹の受け入れに十分な慣れを感じさせる後孔が、それでもぎぅぅうっと反射的な肛門括約筋の締付けで剛直の付け根を絞る。しかし、そうして粗相に耐えた所で男性器の肉浣腸でぱんぱんに膨らんだ腸管では、追加して注ぎ込まれる温泉浣腸を飲みきれず、みっちりと太幹を咥え込んだ肛門の隙間からぶじゅっ、ぷしゅあっと腸液混じりのおしっこを溢れさせてしまう。はっきりと香り立つアンモニア。横臥の太腿に感じる生温い流感。自分のおしっこという訳ではないけれども、貴族館の大広間の片隅というロケーションも相まって、死にたくなるほどの羞恥に襲われ思わずイッてしまうマゾ娘。)

グスタフ > 「ケツの中におしっこされてイっちゃったね……雌としては終わってんなぁ」


何度かの娘の絶頂に合わせて、今度は尻穴からイチモツを引き抜く。もともと入れるときよりも尻から出す方が快感を感じるようにできている人間の身体は、気を抜いた瞬間に引き抜けばあっさりともう一度くらい果てるだろう。弛緩して仰向けになっているプシナの顔の上側から頬に寄せるように尻穴から引き抜いた一物が突き付けられた。腸液と小水に汚れて異臭を醸すそれを仰向けに寝かせて身動きの取れない顔面に騎乗するように、顎を掴んで喉を見せるように反らした口元に添える。鼻をつまんで口を開かせれば、そのまま口内に飲み込ませて舌や内頬に汚物を擦り付けながら強制お掃除イラマで彼女の顔を床に男の下半身で押し付けた。根元まで飲み込ませれば、白い喉奥にまでイチモツが突っ込まれている形がわかって、首を軽く締めればまさに唇から喉まで肉オナホとして使っていることに興奮して、思わず射精してしまった。ドップ、ドップと精嚢から作られた精子をそのまま喉奥に吐き出して。嚥下するしかない方法で喉奥に射精していく。喉を刺激して逆流した精子が彼女の鼻や口の端からあふれ出てるのも構わずに、首を掴んで腰を振って。

「おほぉ…♡ 喉奥まで震えて。マジで肉便器だわ」

男の射精は終わっていなかったが、唇が紫色になる前に喉奥から引き抜いた。名残惜しそうに男の鈴口からプシナの唇、顔の上に射精が続けられ、陰茎で塗り付けるように擦られていく。そのまましばらくすれば男の身体がぶるりと震えて口内に浅く鈴口を食ませて小便を注いでいく。

プシナ > 「はおお"ぉぉぉおう……ッ!♡♡」

(温泉浣腸でぎゅるぎゅると鳴る後孔。そんな状態でS字結腸を軽々貫く肉浣腸を一気に引き抜かれれば、強制的に喚起させられた排泄快楽はたっぷりと注がれた小水の噴出を止めどなく行ってしまう。ソファの上、神官衣の前垂れを捲り上げられ黒恥毛と溢れる精液も卑猥な恥部を見せつけながら、ぶしゃぁぁあああっと潮噴きめいて盛大な温水排泄を晒すプシナ。堪らず息んだ姫華からもぷしぁぁああっと自前の聖水を噴き散らし、ソファの座面は2人分の小水がもうもうと湯気を立ち上らせる悲惨な状況となった。)

「は――…っ♡ は――…っ♡ は――…っ♡ はぶぅ…っ!?♡ んっぶ♡ ぶふっ♡ んお"っ♡ おお"ぉぉおぉおぉお~~~…ッ!?♡♡」

(綺羅びやかな広間の片隅、高そうなソファの上で尻孔と尿道から迸らせる廃液の粗相。申し訳無さと羞恥心を裏返した被虐の倒錯にひくひくと下肢を震わせていたプシナの唇が、ぞるんっと押し込まれる硬肉に呼吸を奪われる。ただでさえアンモニアをたっぷり含んでいた空気が、独特のエグみを伴うしょっぱい味わいに汚染された。喉の半ばまでぷっくりと巨根の形を浮かばせるかのイラマチオにじたばたする小躯は、次の瞬間、食道に注ぎ込まれた白濁で粘膜を灼かれた。)

「んぶっ♡ ふぶっ♡ ぶ、ふっ♡ んん"んぅうぅううぅう~~~ッッ!?♡♡」

(呼吸器を塞がれる息苦しさ。食道にべったりと絡みつくザーメンの粘り。怒張の付け根に密着する小鼻から入り込む牡の淫臭。積み重なる被虐の数々にぶしっ、ぶしっと断続的に潮を噴き散らす小躯の口まんこがそのままじゅぼじゅぼと乱暴に使われた。その挙げ句、唾液ともザーメンとも鼻水とも付かぬ粘液が無数の淫糸を引きつつ剛直を吐き出して、尚も終わらぬ射精の白濁で紅潮した童顔を汚していく。オナホールでも もう少し丁寧に扱われるのではないかと思われる雑な扱いは、顔中をザーメンまみれにされた少女の唇に鈴口を密着させて、精液の残滓を押し流すような放尿で締めくくられた。半ば無意識に唇を窄め、注がれる温水をごきゅっ、ごきゅっと飲み下すのは、似たような攻めをゴブリン達からも受けていたからこその物。)

グスタフ > 「あんだけ漏らしたんだ。水分補給がいるとは思ったけど……全部飲んだんだ。調教されすぎ」

嬉しそうに嘲笑めいた言葉でグスタフに全部飲んだか口の中を開いて確認される。プシナの喉の中からからめとったよくわからない粘液でグチャグチャと掌で擦っていた陰茎は、三度勃起していた。とはいえ多少柔らかくなっているようにも感じる。空気を求めて舌を伸ばしているプシナの舌先に男は下半身を露出させ顔面騎乗して尻の穴を突き付けた。尻穴を舐めさせ、大きな胸の駄肉の谷間で肉の棒を挟んで擦れば、またみるみる硬く勃起してしまう。

「最初に見た時から、お前の身体が一番抜ける気がしたんだ。ここまでとは思わなかったが」

ぬぱぁと尻から舌が抜けるころにはバッキバキのチンポがまたプシナに向けられて。初めにハメた時と同じように濡れたソファーに押し潰してあっさりとグチャグチャの膣を子宮口まで貪るようにゴリュゴリュ責め立てる。抱きしめて嗅いだ体臭は甘いミルクから、アンモニアや体臭や淫汁まみれの下品な匂いに変じて。それでビクビクと男はイチモツを震わせた。そしてプシナの上半身を抱きかかえるようにして、ハメたまま体勢を入れ替えると騎乗位の体位で垂れた駄肉を掌で弄びながら、腰を小突いて。

「まだ、おまんこできるかぁ? ぱんぱん、ぱんぱんって、へこへこ腰振ってみな」