2023/09/04 のログ
ご案内:「設定自由部屋(鍵付)」にエルビー・カルネテルさんが現れました。
■エルビー・カルネテル > 前回のログ
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ご案内:「設定自由部屋(鍵付)」にジーゴさんが現れました。
ご案内:「設定自由部屋(鍵付)」にアクラさんが現れました。
■ジーゴ > ご主人様に『友達と探検に行く』と言ったら、一緒に作ってくれたおやつのクッキーだ。
褒められると嬉しいし、希望者には2枚目を配っていく。ねだれば3枚目、4枚目だってくれるだろう。
どうやら、リュックにはクッキーがたくさん詰まっているようだ。
もらったパンは美味しくいただいて、自分が持ってきたクッキーと一緒に紅茶を飲んでいる。特に紅茶が気に入ったようで、飲み干してしまった後も物欲しそうな目で見ていたところをエルビーにおかわりまで入れてもらったことだろう(多分)
■アクラ > 「なぁご主人昼食ってなんだ?」
ニコニコと笑顔で尋ねるアクラ
昼食と聞いてからこの調子だが何か豪華な料理でも出てくるとでも思っているのだろうか
「なぁジーゴ、こういう時はどういうもんが食えるんだ?
探検の昼食なんてあたしは初めてだぞ。」」
なぁなぁと近くに居た青年にうざ絡みしながらもらったクッキーを一口で噛み砕く
紅茶も優雅どころか酒場の男達の様に一息で一杯飲み干す有様で
■エルビー・カルネテル > 「昼食は基本的に皆のモチベーションアップの為に用意してるからな。
今回の様に落ち着いて食事がとれる場所の場合、こうなる。
悪いが今回の昼食については探検感ないから諦めてくれよ?」
余は小屋の中のテーブルを布で軽く拭き取ってから、魔法で食事を取り出す。
テーブルの上には鳥の腿肉と野菜のスープと、冷えた果実のジュース各種。
あらかじめ人数分が皿に盛られているのでわかりやすい。
「正直な所、食べ物目当ての隊員もいると聴いていたからな。
今回は場所も良い所が見つかったし、我が屋敷で食べている内容にさせてもらったぞ。
ほら、皆で食べようか。」
余が合図を出すと、隊員も護衛も我先にと食事を始める。
さっきまでは危険な探検であった分、この食事で英気を養ってほしいものだ。
■ジーゴ > 「うーん…パンくらいじゃねの?」
探検なんて今までしたことないから、わからない。
クッキーをたくさん食べるアクラにまるでわんこそばのように何回もクッキーを繰り返しあげながら、ミレーも返事をする。
「わーーーお!!!」
探検のご飯が贅沢なものだとは思っていなかったから、
どこからか現れた鶏肉とジュースに歓声を上げた。
どこからこの食事が現れたのか?普段からこんなにご馳走を食べれているエルビーはもしかしてお金持ちなのか?など、色々な疑問が脳裏を掠めたが、
目の前の食事に飛びついた。
■アクラ > 「さすがご主人、いい感じじゃねぇか。」
テーブルに並ぶ料理に満足げに頷く
食べ始めればもちろん、お代わりを要求するまで食事を楽しむ
「やっぱうめぇよなぁ料理って、丸焼きとかそのままよりもよっぽどうめぇ。」
焼き加減が分からず狩った獲物を丸ごと焦げの塊にした過去を思い出す
目の前の料理は比べることすらおこがましいともいえた
料理に満足すれば周りの警戒の為いったん建物の外に出ていくだろう
■エルビー・カルネテル > 「おかわりはないぞ?
どれだけ食べるつもりだ。」
笑いながらもアクラを軽く制する。
他の隊員、護衛も含めて料理は皆同じである。
「皆、喜んでくれているようで良かった。」
ジーゴも含め、メンバー全員が思い思いの食事を楽しんだようだ。
隊長である余は満足である。
アクラは既に外の見回りに向かったようだ。
「皆、もう動いて大丈夫か?
これから先ももう少し大変な場面もあると思うが。」
今回の探検は岩が転がってきたりとアクシデントもあった。
先行きに不安を感じる。
■ジーゴ > 鶏肉、ジュース、野菜のスープ。
全てが美味しくてミレーの少年は顔をほころばせた。
暑い中、冷たいジュースが特に美味しい。
すっかり飲み食いを終えると、その頃にはクッキーも残り十枚程度を残すまでに配り終えた。
「おっけー、オレいつでも出かけられるよ」
さっき大きな岩に怯えていた様子などどこへやら。
ニコニコと準備完了である。
■アクラ > 「でっかい猪でもいねぇかなぁ…魔獣でもいいけど。」
外で周囲を警戒していたが、特に何もなく出発の準備が始まった
食事も終えてまぁまぁ腹も満足気味
上機嫌で探検の再開である
「にしてもよぉご主人、変な罠とかあるけどよぉ。
誰かか何かが襲ってくるとかあるんじゃねぇの?」
先行きに不安はないがそんなことを聞いてみる
■エルビー・カルネテル > 「よし、では出発するぞ。」
メンバーの士気も復活したので、探検隊は小屋を後にした。
やはり食事は多少奮発した方が皆元気になるようである。
「さあ、どうだろうな。
襲ってきた時は頼むぞ、アクラ。」
アクラだけでなく、護衛に冒険者や傭兵を多数雇っている。
その中には名うての者達もいるらしい。
彼らが先陣を切ることもあってか、探検隊は賊らしい集団には遭遇することなく進んだ。
「お、あれなんてそうじゃないか?」
余が山の中の洞窟を見つける。
早速灯を手に取る。
こういった場所では日中でも暗いことがよくあると聴く。
「皆、灯は持ってるか?
なければ余が配るぞ。」
隊員の中には特にこれと言った準備がない者もいる。
そんな時、必要な装備を配るのも隊長の役目だ。
ちなみに今回は松明を配る。
使い方もシンプルなのが良いだろうとの判断だ。
■ジーゴ > また歩き始める探検隊。
体調のエルビーは元々知り合いで、アクラもさっき挨拶したから既に友達のつもりだけれど、他のメンバーのことはほとんど知らない。
「なぁ、さっき大丈夫だったか?」
先ほど川に落ちかけた隊員に声をかけたり、周囲の冒険者と自己紹介をしたり、と
持ち前の明るさで周囲に話しかけながら進んでいくミレー。
「すげー、なんだ、あれ?」
洞窟、という言葉は知らないがこんな場所には探している鉱石(名前は忘れた)がありそうな気がして高揚する。
お礼を言って松明を受け取ると、嬉しそうに高々と上げた。
一人で先に行ってはいけない、と念押しをされているから今のところ集団行動を維持しているけれど、ワクワクが高まってきて、隊列の中でも前の方に位置を変えた。
■アクラ > 「そん時は任せとけ、できるだけ丁寧にやってやるさ。」
血生臭い光景はできるだけ無しとの指示は受けている
周りの面子もそろっている中自分の仕事なんて来るのかどうか
「ま、いざとなりゃご主人だけ連れて逃げるけどな。」
そんな軽口をたたく間に視線の先には薄暗い洞窟
何か感じるわけではないが一応エルビーの一番近くに移動する
最悪の想定として、崩れれば終わりだななんて考えながら
■エルビー・カルネテル > ジーゴは皆に挨拶したりと社交的である。
そして隊員の中でもかなりテンションが高い。
今も松明を持たせると大喜びである。
集団から外れることはないが、喜び具合が全身から溢れている。
余は隊員、護衛皆に眼を配る。
実際、このような洞窟では危険があってもおかしくない。
「うぉぉぉ!!」
突然、何者かが探検隊の前を飛んでいく…!
「…なんだ、コウモリか。」
余は腰を抜かしそうになり、思わず隣のアクラに抱き着いていた。
「こら。物騒なことを言うでない。」
余はアクラを窘めながら洞窟の奥へと進む。
「お、あれは例の「朱金」ではないのか!?」
洞窟内で赤い何かを見つける余。
皆に指さし声を掛ける!
■ジーゴ > 暗い中に入っていくと、少し怖かったのかテンションは下がるけれど
見るもの見るものが新しくて、露出している岩肌を触ったり、
松明を握りしめたりと大忙しである。
「わわ!」
何かが、頭上を飛んでいく。
こうもり、というらしいがあれは何だろう。
鳥ではないのか?
興奮でミレーの獣耳は上に伸びたり、後ろに倒れたりと
目まぐるしく表情を変える。
「え!さがしてたやつ!?」
思わず、指がさされた方に走り始める。
■アクラ > 「んぁ、蝙蝠じゃねぇか。」
バサバサと煩い蝙蝠達の一匹を掴む
おやつ代わりにと思ったが隣のエルビーに抱き着かれた拍子に逃げられた
惜しいと思いつつ進めば探し物に似た物が視線の先に…
「ぁ……まぁいいか。」
走り出すジーゴを見れば丁度いいと見守る
罠の有無、危険性の有無をカナリヤ代わりに調べてもらおう
■エルビー・カルネテル > 「おい、まさか食べるんじゃないだろうな!?」
コウモリを手づかみにするアクラに余は面食らう。
護衛には強さを求めているが、こんな逞しさは求めてないぞ。
余が抱き着いた拍子に手元を離れた様なので安堵。
「おい、ジーゴ。
いきなり近づいて大丈夫か?」
余は慌ててジーゴの後に駆け寄る。
ジーゴはミレーなので余よりも嗅覚などに優れると思っているが。
そのとき、恐るべきことが起きる!
「うわぁ!?」
なんと、慌てたことで余が足元の水たまりに転びそうになったのだ。
咄嗟に壁に手を伸ばすことでなんとか踏みとどまるが。
「皆、足元に気を付けるのだぞ。」
■ジーゴ > 好奇心に負けて行動しがちなミレーは、パッと走り出して
随分赤い何かの方に近づいていたが、
エルビーが声を上げたので立ち止まった。
「だいじょぶか?」
大きな声を上げたエルビーの方に方向転換して駆け寄って、
手を差し出した。
どうやら、転けてはないようで安堵する。
■アクラ > 「おいご主人!」
ジーゴはともかくエルビーまで走り出してしまえば追わなければならない
と、転んで倒れるところをなんとか持ち直したエルビーを見れば一安心
今後はエルビーだけでなくジーゴの動きにまで気を払わなければならないとため息をつき…
「おいジーゴ、次走り出したら首輪つけるからな。
よくわからねぇもんに近づくのはあたしか護衛共がやる。」
ここにきてアクラの優先順位が変わった
第一にエルビー、第二にジーゴ、そしてその他肉壁である
■エルビー・カルネテル > 「いやあ、危ない所であったな。」
余はアクラやジーゴ達に心配され、恥ずかしそうに頬を掻いていた。
「まあお互い気を付けるということで…。」
余は自分がこけかけたこともあり、有耶無耶にしてしまった。
「とにかく、この石は持って帰ろうか。
アクラ、周囲の岩盤ごとでいいから抉りだしてもらえるか?」
流石に隊の中に石の専門家はいなかった。
そもそも一般に流通していない幻の金属などそうそう分かる物でもない。
■ジーゴ > 「はぁ?くびわ??」
犬扱いをされているのかと。反射的に怒りかけたが
今回の場合走り出した自分が一番悪いのはわかっている。
一瞬、カッとなったが、その次の瞬間には獣の耳が項垂れる。
「う…ごめんなさい…」
確かによくわからないものに近づいて何かあっても自分では対処できない。
そして、探していたものかもしれない鉱物が掘り出されていくのを見守って、
少しでも地面が見やすいように松明で照らしておいた。
■アクラ > 「首輪が一番ましだろ。」
馬鹿にする意味はなかったが結果的に相手の地雷を踏みぬいた
簀巻きにして引きずるほうが酷いと考えているため一応譲歩はしていたのだ
ジーゴが反省している様なのでそこから特に追及することもない
エルビーの指示に従い赤い石に近づく
罠も何もないのを一応確認すれば
肘から先が大蜥蜴の如く異形に変わり…
「こいつをぶっ壊さないようにって面倒だな」
ガリゴリと周りの岩盤を爪先で削り文字通り赤い石を周り事抉り取る
運搬用に包むのは護衛に任せ、腕は元通りに戻しておく
「そういえばよご主人、あれが言ってた朱金とかならどれ位の飯になるんだ?」
価値基準がおいしい食事なアクラの素朴な質問である
■エルビー・カルネテル > 「やめろやめろ。
隊の中でトラブルは禁止だぞ。」
余はジーゴとアクラ両方を咎めた。
危険を共にする探検隊の中で諍いなどあってはならない。
「とりあえず、目標の一つは手に入ったわけだ。
これは喜ぶべきだぞ。」
アクラが切り出した石を余が受け取り、魔法で屋敷に送る。
運搬なんて面倒なことはこの探検隊では考えなくていいのだ。
「う、言われてみれば…。」
アクラの質問に余はどもってしまう。
言われてみれば、具体的な金銭価値などわかるはずもない。
「これが本当の「朱金」かどうかもわからんが…。
本物だったらどうなるのだろうな。
多分、売る相手によれば一年は贅沢できるのではないか?」
洞窟を進みながら答える。
見つけることが目的だった余はその後のことなどあまり考えていなかった。
「そうだな、これが本物であろうと無かろうと。
皆にはボーナスを支給しよう。
その代わり、皆無事に帰ろうな。」
■ジーゴ > 「はい…ごめんなさい」
体調であるエルビーに叱られるとそれこそもう謝ることしかできない。
しょんぼり狼である。
「すっげーー!!!」
さっきまで、怒っていたのも、落ち込んでいたのも
アクラが肘から先が何者かに変わるのを見て歓声を上げた。
元々、希少とされているらしい鉱石への興味はあまりないから無事に掘り出すことができた鉱石ではなく、アクラの腕の方に興味がいく。
「な、腕どうなってんの?」
アクラに駆け寄ると、興味のままに質問をぶつけた。
すっかり人の形になっているアクラの腕に手を伸ばして確かめようとする。
■アクラ > 「あいよ、ご主人。」
飼い主にそう言われてはどうしようもない
進んで争いたい訳でもないのでこの話はこれきり
一年贅沢という言葉を聞けば目を輝かせる
「一年中御馳走食べ放題か?!」
贅沢=御馳走である
そう言われれば似たような石を探す目にも力が入る
ボーナスがどうとか言われたがそんな言葉は耳に入らなかった
「あぁ?あー……あたしの特技だ。今触っても硬くねぇぞ。」
そう言って触れられるのには特に抵抗しない
筋肉質に感じるが柔らかい普通の腕、先程までの強靭さや硬さの欠片もない
振り払うこともなく触診で調べられても特に嫌がるそぶりもない
■エルビー・カルネテル > 「分かればいい。」
二人とも素直なので、余は一安心だ。
会話で盛り上がる二人、周囲も「朱金」らしき石を見たがるのでひとりひとり見せていく。
洞窟内で思わぬ時間をかけてしまうも、探検隊は再び足を動かす。
しかし、皆興奮気味で誰も隊長である余の話をあまり聞いてないではないか。
自然と余と護衛が先行する形となる。
そのときである。
「なんか、音がするぞ!」
余と護衛は洞窟の奥から聞こえる音に近づいた。
そこに待っていたのは…。
なんと、水流の音である。
勢いの激しい川が洞窟の中を流れている。
川は広く、橋を架けるのも容易ではない。
「なんと、これは…。」
■ジーゴ > 「あれ…ふつうの腕じゃん?」
思わず触ったアクラの腕が鍛えてはあるものの、普通の人型と同じ腕だったので
困惑する。それでもふにふにと触って確かめていたものの、
探検隊が進み始めるとそれに着いて歩き始める。
「腕がカッコよくなるのが特技なんてすごいな」
もちろん、力が強くなっていそうなのもだが、ジーゴ的には見た目が格好いいと思ったようだ。
「え…」
洞窟の中に川が流れている。
話していたから少しエルビーと距離が開いていたが、
川の前に立ち止まったエルビーには簡単に追いついた。
「どうしよ…オレ飛べないよ」
おそらく、ここにいるほとんどのものが飛べないだろう。
■アクラ > 「普段からあんな腕だと不便でしょうがねぇだろ。」
人間の街で一番便利に暮らせるには人間である
普段から異形の腕なんてカッコいいかもしれないが不便極まりない
「腕だけじゃねぇぞ、やる気出せば全身だ。」
そんな場面を見せる機会が今回の冒険では来ないほうが良いのだが
流れる川を見ればまぁまぁの広さ
大所帯で渡るのには苦労するサイズである
「どうするよご主人?」
■エルビー・カルネテル > 「そうだな…。」
余は腕組して暫し考える…。
が、すぐに結論は出てしまった。
「今回はこれで引き返すか。
丁度成果もあったし、これ以上は危険だろう。」
この探検隊は不思議な物を見つけることが目的であり、危険が目的ではない。
なので隊長である余は撤収を命じる。
「ほら、皆もと来た道を戻るぞ。
無事に街まで帰ることが大切だからな。」
今回は「辰金」を見つけることは叶わなかったが、赤い石を見つけることができた。
エルビー率いる探検隊は胸を張って王都迄に戻っていくのであった。
■ジーゴ > 「おっけー」
貴重な鉱石にも大した興味はなく、
街の外を友達とその仲間と探検できただけで十分満足なミレーは
エルビー隊長の決定にすぐに従う。
「でもさ、カッコいい方が良くない?」
獣の耳以外は人間と同じ形をしているタイプのミレーは、
アクラに格好いい方がいいと力説する。
実際、人間の街で暮らしやすいのは人間の形、というのは
獣の耳一つで、随分暮らしづらさを味わっているジーゴも理解していないわけではないのだが。
この後も、帰り道の間、エルビーやアクラと話したり、
綺麗な景色、さまざまな植物を観察したりと楽しんで、街へ戻っていくのだろう。
■アクラ > 「あいあいさ~」
エルビーが指示すれば否はない
罠や来るかもわからない襲撃者に警戒しながら帰路に就く
「あんな手でどうやってドア開けたり飯食うんだよ。
それにあの手で喧嘩したら手加減しても相手死んじまうぞ。」
格好良さについてはあまり気にしたことはない
自然の機能美をそう感じることは有るがやはり街で暮らしていくには邪魔な代物になる
エルビーの館に帰れば今回の収穫の褒美として内を食べるか
そんな事ばかり考えているのであった
ご案内:「設定自由部屋(鍵付)」からアクラさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋(鍵付)」からエルビー・カルネテルさんが去りました。
ご案内:「設定自由部屋(鍵付)」からジーゴさんが去りました。