2023/08/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 王城(鍵付)」にヤーガさんが現れました。
■ヤーガ >
年寄の朝は早い
王族貴族にも同じことが言える
若いうちに苦労する者らとは違い、年寄は王のように悩む事
片づける案件が無ければ床についてしまうものだ。
その分、朝も早くから活動する。
仕える者らは朝早くから準備に追われる分、数人が年寄の相手に回されても
それはなんら問題はなく行われていることだった。
給金に従い、欲従する。 サボり癖や噂話好きはこの城にはあまりいない
首を跳ねられたがる変態はそうはいないだろう。
今もこうしてサロンで、二人の“年寄”が話す際中控えながら
欠伸一つせず、行儀よくしているのがよくわかる。
さて、サロンの席には白髪の髪を短く纏め上げ、皺を刻み多少頬肉が垂れさがる
無駄な贅肉というものがない年を重ねた貴婦人が一人。
もう片方には年寄という分類には思えない顔立ちと身形をしながらも
二人はまるで対等というかのように話に興じている。
もっぱら話すことは先日の王城での暴れた身内の案件での愚痴だ。
「ふふ、しゃあないどすえ
最近アスピダに行けへん案件があった分
はよう済ます方法で、えげつない事を選んでもうたんやろ。
それに、現状のほうがあんたには好ましいやろう?
もちろん、うっとこも同じことどす。」
朝の紅茶 お互いに砂糖は一杯だけ 紅茶のやや引っかかるテイスト
そのあとに多少の甘さで舌を包む口当たりで済ませる、朝のお茶。
独特な魔族訛りと述べる口で話す黒髪の年寄は、白髪の年寄も愚痴を聞きながらも
お互いこの方がいいのだから、いいじゃないかと半分聞き流している。
現場が問題なだけで、不利益だった者は、死んだ者らとそのおまけだけなのだ。
ご案内:「王都マグメール 王城(鍵付)」からヤーガさんが去りました。