2024/12/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 食事処」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ >
午後
カチャカチャとナイフと複数歯のフォークで皿の上のものを食べていく紳士淑女がいる食事場。
富裕地区なだけあり、各自周囲への注意やスリなど警戒心は薄め。
皿の上だけに集中し、目の前の相手を見ていればいい。
むしろ己がしゃべる口の中のものにこそ、一番注意を祓っていそうだ。
そこに喪服よりも黒く染め上げた姿で、ワインレッドのタイやカチューシャだけが唯一違う色身
メイラが食事場にいると、周囲との服装の趣味が違うせいかよく目立つ。
長い黒髪も、背もたれから床へ簡単についてしまわないように一部結わえているくらいだ。
当人自体、自身の服装になんらおかしいと思っていることはない。
腰に差した愛刀二つを傍にかけ、只管食に没頭している。
肉 肉 肉
一枚の分厚いステーキではなく、いろいろな部位の肉料理。
香辛料だけ ソースがたっぷり煮込み肉など、メイラの卓の上は一色多々で彩られていた。
「―――。」
赤い瞳と白いギザ歯 首元でスカーフのように身に着けたナプキンは衣服を汚さない為のものか。
いったいどこに入っているのか、食事を行う右手と左手の仕事は一定の速度のままだ。
離すときといえば、白桃色のワイン杯を流し込んで肉の味をリセットする時だけ。
ご案内:「王都マグメール 富裕地区 食事処」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。