2023/11/27 のログ
■ショコラータ > 激しいプレイ候補には、とりあえず全部ナイと反射的に否定してしまっただろう。
防衛術とか心の準備とか、一度こういう関係になってしまったなら相談し易いし、必要な事とは認めるが今このタイミングではそんな。
ただ、そういうのもあるのか、とは考えて、気に留めてしまう。
――ここまでが心をこめた詐欺だったなら、引っかかってしまうのだろう。
ポーションを飲んでも媚香にも、身体の変化をあまり認識できないのは経験値の乏しさか。
何しろこれからセックスしようねって男に抱かれているところで、心臓バクバクなら多少の変化は誤差の内である。
「――ダメじゃないけど、言っちゃいけないって事も無いでしょう?」
察しと思いやりの世界を知らないわけではないが、伝えておけば間違いが無いと思う派。
普段の発言も心にもない事を言っているわけではなく、口にするものの方向性が厳しいものが多く、甘めなものは引っ込んでいる。
今、嫌じゃないからねなんて当たり前な事を言ったのに対して『言わなきゃダメか?』とコルボが返したように思うと。
念のためよともごもごして―― 正面から抱き合うとお腹に何か当たって、おっとと腰を引いた。
そんな接触に自分の体がゾクリと反応すると、それはきっと媚香のせいなのだけど、これこそ後遺症ではないかと少し不安に思う。
「…わ、私とは何か、調子狂うの?」
――緊張するとか、ちょっと冷たくすると強張った感じがしたり、そんなのコルボのガラじゃないでしょうと思うけど。
百戦錬磨の軽薄な?男が自分にはちょっとぎこちなく反応してくれるとしたら、それは悪く無いと思ってしまうのだ。
ふふん?と気を良くしたが、顔が近付くと おおう とちょっと首が逃げてから、くいと上向き、目を閉じた。
唇の接触がくすぐったい。別に寒くもないのに体は小刻みに震えて、落ち着けと脇に力を入れても悪化した。
バスローブの背中を握りしめても、カタカタカタカタ。
引かれてしまうのではなかろうかと不安に思うが、キスしている音は続いて唇に触れた舌にビクリとする。
コルボの動きを真似るように、硬直していた唇を啄むような形で少し開いて、舌入れちゃうの?と構えるが、自分からはまだハードルが。
――口を開いて、息を止めていた事を自覚した。 そろそろやんわり苦しいが、息しちゃっていいものか。
唇触れ合ってるのにふぅふぅするのも何か、しかし鼻息はもっと何か…
戸惑いながら はふ と息をつき、誤魔化すようにチロリと唇舐め返す。
キスがこんなに長いながら、もっと念入りに歯磨きしておくのだった。
ちゅっちゅちゅっちゅと長々くっついていると、次第に震えは治まって。
ようやく くちり と舌と舌が触れ合ったら、ゾゾゾと肩が持ち上がり震えとは別のビクンビクン。
「――はぁ… は…」
しばらくぶりに顔が離れると、息を上げて紅潮し、媚香も手伝って目はとろんと。
とはいえ歩けないなんて事は無いが、抱えられれば素直にベッドに運ばれて。
――コルボの男根にさほど怯えずにいられたのは、かの腕のようなサイズと比較して。
別に小さかろうとそれを気にする感性は無いが、居並ぶギャラリー男子達のものを考えると大きく、小さいという感想には繋がらない。
色々なのねと、当たり前の事だけど、手や足に対して身長に対するサイズの幅が大きい気がする。
…つい、まじまじと見てしまって自分はマグロ。
寝かされたままの状態で待ちの姿勢に入っていたら、裸のコルボが脱ぐのを手伝ってくれる。
自分で出来ると思うが、借りて来た猫の風情で大人しく、脱がせるのに合わせる形で体を動かして――
乳房と言うにはなだらかな膨らみ程度のバストが露になると、ぎゅうっと脇締め涙ぐましくちょっとは膨らむように。
「――はぁ… んっ… っふぅ… ぅ。んっん…」
やけにくすぐったく感じるのは興奮しているせいなのか。
肌と肌とのちょっとした接触にもぞわぞわさせられるのは、思わず逃げたくなるが身を硬くして我慢する。
念入りに続けてくれると次第に慣れてちょっとずつ心地好く。
乳首なんかは背を丸めて逃げ腰になるものの… やがておずおず手が動いて、コルボの腕を肩を撫で。
背へ、首筋へと距離を近くする。 愛撫と言うにはどうしても犬猫や子供を撫でる よしよし といった風情になってしまうが。
――慣れてくると、興味はあるのだ。
さっきから腿に、その付け根に、脇腹にこすれている気になる肉塊。
コルボの背を撫で腰に下りて来ていた手で、そろりそろりと触れに行き。
…いや待て、コルボはそこまでグイグイ来ていないのに、これマナー違反になりはしないかと、コルボの腿を撫でるに止めておく。
肉厚な男の体。力んでいないところはやわらかなものだろうけど、違うのだなと、性差を思って検めるようなさわさわ。
しっかりとした筋束をなぞるように、比較すれば小さく細い手が戸惑いがちに這わせられる。
■コルボ > ない、と言われればそれまでで、んじゃあいいかー、程度のもの。
男のほうも今後のことは考えてるというか、多分一度そう言う関係になったらまたするんだろうなという感じ。
出来れば回数重ねるごとに最初の痴漢のとっかかりが薄れると嬉しい。
多少の誤差。詐欺というよりは、いずれそこに着地すると見込んでいるなら、おそかれはやかれというのもあるし、
何より表情と反応が目まぐるしくて大丈夫かなと思ってしまうところもある故に媚香の一つも仕込みはする。
……今回で良い感触を掴んでもらって次誘った時にやぶさかでない印象になるのは期待していないわけではないが。
「まあな。お互い素直に言えないことだってあるだろ」
と、笑う。実際厳しいというよりかは、ラータの普段の発言は忌憚がない、故に信用できるといった印象。
変に顔色伺って言葉を選ぶ相手より、よほど肩の力を抜いてつるめる可愛い女の子。
と、印象を伝えたいが伝わってない気もする。
「違う違う。初々しい感じって言うか、こういうふわふわした雰囲気ってのが中々なくてな……。
だから丁重に扱いたくなるんだけど、ちょっと違うよなぁって言う感じの緊張だな。」
特別な印象は抱いているからなのだと、それこそぎこちないのだと。
少女の思惑? 通りと言うべき状況ではある。
百戦錬磨だからこそ、口説いてそのまま宿になんてざらで、ここまで時間をかけて抱きに言ったのは、
とあるゴブリンの凌辱被害からケアをした少女以来だがそれもまた違う感触で。
力がこもれば、震えていれば、腰を抱く手が背中に回って優しく撫でる。
緊張している。男が先に口にした言葉。それはこの場ではなんらおかしくないことなのだというように。
だからこそ、時間をかけて唇を愛でて舌先の粘膜に集中できるように愛撫は最初は控えめで。
刺激に慣れてくれるまでじっくりと。
やがて、ラータのほうからも唇を舐め帰してくれば、その舌先を啄んで。
「ん、イイ感じだラータ……。」
それこそ、言葉できちんと良いかどうか伝えて不安を拭っていく。
少しずつ、少しずつ、初めての男女の営みに帯びる不安を取り去って。
……それを感じ取るということは、あの一件は間違いということでいいのだと、
正常な反応だから百戦錬磨はつぶさに心遣いを愛撫に添えて。
それが、初めての出会いで施した強引な愛撫と同一人物とは思えないほどで、
あの痴漢行為が本当に意図的に警告として施していたのだと、貴女の体に伝えていく。
舌先が触れ合って震えと入れ替わるように身を奮わせれば徐々にねっとりとした舌遣いで、呼吸を絡ませ合う。
それから、ベッドへと向かえば。
「普段の元気なラータもいいが、こういう顔もやっぱいいんだよなぁ……。」
宝物と言った表情に蕩けていくのを見て、雄の征服欲が刺激されてしまう。
自分の魅力に気づいてないのだろうが、これまで伝えて聞かなかったのだ。
体に教えながら心に刻み込んでやろうと。
言うほど、己の逸物を見ても怯えないのは僥倖。……やっぱあっちのほうがでかいんだろうなという心境。
合間合間に任せてくれてもいいからな、と、迷う必要はないことを囁いて。
「背伸びすんな。お前の胸は小さくても綺麗で魅力的だよ。デカい小さいじゃないんだ。」
そう言うと胸にも唇を落とす。優しく愛でるようにこちらへも吸い付く音を響かせて、
蕩けるままに頂の尖りに舌先を絡ませて、唇に含むと音を立てて吸いついて震わせて。
いよいよもって、性を、肌を重ねることを意識させていく。
あの時よりも刺激は強いが、今はラータを高めていく為の手遣いで。
やがて、自分からこちらの肩や手を撫でて応えてくれることには思わず頬が緩んで。
「ほんと、お前のそういう相手に返そうってする仕草すんの、イイ女なんだよなぁ……」
純潔をもらおうと提案したのはただの心配や気遣いではないのだと、魅力的だと感じているのだと。
愛撫とは技術ではない、相手をイカせる為の手段ではない。相手を思いやる行為でもあって。
そういうラータの肩や腕を撫でて身を寄せて来る愛撫は心地が良く思うからこそ、
男の、百戦錬磨の女たらしの逸物が更に脈打ち、肌に触れる熱が強さを増して。
「触ってみてくれよ」
と、太ももを控えめに触れながら、その意図を察して、触ってもいいではなく、こちらからのお願いを囁いて、耳たぶを甘く食む。
互いの体の差を感じ取るような手つきの中、興味を肯定する。
そも、男はラータのことを否定することはなかった。全部肯定する。全部受け止める。
だから、ここでは二人きりなのだから、赴くままに動いて良いのだと。
「興味があるなら……、舐めたり吸い付いてもいいんだからな」
そういう関係になるのだからと。肉塊を赴くままに確かめてもいいのだと。
■ショコラータ > 一度ハードルを乗り越えられたら、後は、王都に染まって奔放になる線もあるのかもしれない。
そうそうスタンスを変えられるものではないけれど、少なくとも初めての何のといった制約がなくなれば。
元より興味は深々で、そこに『必要である』と行う大義名分が立ったなら。
とはいえ今はガッチガチに。
いかにも気遣いを要しそうな状態で、経験豊富にリードされ。
面倒臭く思われたくないというのもあるが、背伸びしようとしても頭は真っ白で、それが悪く無いという相手の反応にはほっとしてしまう。
緊張もお互い様として、今もコルボはどこかしら緊張するのだろうかと思うけど、この場面は相手の土俵か。
「――ッん… っふぅ… く、くすぐったくて… ンッ…」
いい感じと言ってくれるけどぎこちなさ過ぎるのは自分が一番よく分かる。
耳年魔はもうちょっと上手くやれるような気でいたのだが、特殊な成り行きでという事情もあると思っておこう。
勇気がないんじゃないのよ、嫌なわけじゃないのよ、くすぐったいのが悪いのともごもご言って。
舌を吸われると、ぎゅんっと全身がすぼまった。
「……。」
どんな顔しているのやらと、言われて俯く。
なんかヘンな感じはしているので、間抜けな顔になってやしないか不安だが、いいと言ってくれるなら、まあいいのか。
照れ隠しに否定したくなり、受け入れたところでどう返したものか分からず沈黙してしまった。
「――せ、背伸びではない。いいから、そういうの…」
あんま見んな、とまで言いそうになって自制した。
ちっぱい褒められても素直には信じられないし、信じるとしても今度は誉め言葉への反応ってほんとに困る。
指摘されたらみっともなくて胸寄せるの止めるけど、そこに舌が這うと自然に身が締まって背を反らせた。
なだらかな胸の上でツンと主張しはじめた乳首は一際目立ち、吸われ舌でこねられると、
いよいよセクシャルな刺激にビクンビクンと敏感に震え。
「あっ んっ んンッ あッ あッ… んっ… んんっ…」
自分でもよく弄ってしまうけど、それとは全然違う刺激。
はっはと息を上げて声が漏れ、きゅっと唇噛んでんっんと喉を鳴らすに止める。
「――い、いやだって、気持ち良く、ないでしょ…」
乳首など舐められていては愛撫もおろそかになってしまいそうだけど。
何とか撫で返していたら、イイ女? 一般的な振る舞いは違うのかと目を泳がせて、
確かに上手く出来るわけがないし、ターン制みたいに考えた方がスムーズなのかなあと、深読み。
――触って、と求められると、見透かされたようで恥ずかしくなるが、
ここで興味を持つのは自然だろうと さわり やけに熱を帯びているそれに触れ。
外皮でこんなに熱くなるのは痛かったりしないものか、などと考えながら、掌と五指で包むようにふにふに。
耳たぶ食まれて はわわっ となると ぎゅっ 握り絞めてしまったが、芯が通ったように硬いソレはビクともしていなさそう。
気になる傘とか、裏の筋とか、先っぽどうなってるのかな、本体との結合部、してこの袋は? と、
ちょっと慣れてくると興味本位に、くにくに かりかり つんつん さわさわ。
すぐに陰嚢に手が伸びて… おっとここは急所なのだったか?と反応を見る。 一番敏感で何かスゴイ痛いんでしょって。
「――な、ちょ、や、おお おしっこするところでさ… ふ、普通な事なわけ? 実際。」
舐めてもいいよと言われると、それはちょっとって反応になるけど。
耳年魔はそういうプレイがあるのも当然知っているし何なら経験済みである。
とはいえ… そんなにスケベじゃない子でも普通にするのか?となると、ちょっとフィクションなんじゃないかという疑惑も少し。
…ろくな思い出ではないので、ちゃんとしてあげるのもやぶさかではないのだが…
いきなりスキモノとか淫乱とか思われるのは好ましくなく、探る視線。
ご案内:「富裕地区・ホテル『スプレンドル』」からショコラータさんが去りました。
ご案内:「富裕地区・ホテル『スプレンドル』」からコルボさんが去りました。