2023/11/06 のログ
ご案内:「平民地区・公園【感謝祭にて】」にコルボさんが現れました。
ご案内:「平民地区・公園【感謝祭にて】」にショコラータさんが現れました。
ショコラータ > 「流行りって事なのかもね、この街の人は肌色が好きな気がする。」

やたら剥いてくるのにも基本そんなのばっかりオーダーされるような下地があるのだろうと。
ダメだなんて言うのを聞くと買った手前そうでもないわよと、フォローに回り。
仕事着を聞くと、普段のコルボのセンスじゃない気がするが?と眉根が寄って。

「なんで姿勢まで変わ―― あ、構えてんの?
 …いやま、実用性考えた結果のスタイルがソレならしょうがないんじゃないの見せるためにやってるんでもないんだし。
 ――いや血を吸うところにロマンは感じ… なくもないけど蚊かっての。
 ドラキュラってようは紳士のカッコでしょ。」

――それで街を歩いたりはしないんでしょ?と思うけど、いやいや冒険者、仕事着で往来を行く事ざらで、
私が普段見ているものやこういうのが例外なのかと、意外そうな顔になってしまう。
え、ドラキュラはアリでしょ?と、何言ってんの?な表情を継続するのは、フォーマル嗜好なのか。
顔を白く塗って目の下にクマなんて描いて来るガチドラキュラはお帰り願うが、
ファッション的には今のコルボだって私にはドラキュラの仲間と可笑しそうに。

「――あ、そうだ。最近魔本集めてなかったわ。カギもらったのにごめん。」

考えてる事が分かる、なんて言われてしまうと、
読めたつもりになるのは勝手だがそれが正解とは思わないでもらおう、なんて言いたくなるが、続く魔本の言葉でキャンセルされた。
保管庫の鍵を貰ったのに蔵書増やせなくてごめんね、なんて集める気満々の発言をナチュラルにしてしまう。
自分にとってはそれが当たり前過ぎるムーブで、
コルボが止める方針なのは、それを知っているはずなのに鍵を貰った事で受け入れられたつもりになってしまったようだ。
もちろん、使われた時の状況とやらも後日教えて頂こう。

「え、ナニソレ変な趣味に目覚めるとか止めてよキモチワルイ。あとこっちは本気だからね。
 ……第一印象ってホント大事なのね。」

自分が見逃された事を思っても、とはいえ痴漢で女たらしな部分が無いとは言わせないぞというスタンスは揺るがず。
楽しんでくれて何よりなのだけど、そんな風には思えず ホントかなあ? のジト目を継続。
しながらも、ご馳走してもらった果実水啜っているのだから、深刻に問題視はしていないのだけど。

「踏破して目を付けた場所にはいつでも渡っていける魔術があるのに隠遁を気取るのってズルいわよね。
 …領地たってあんなトコ、別に人里なんてもう無くても良いんじゃないのって―― って、ぇえ? コルボが?」

故郷の話をすると、じわじわ険がさしてくる。
空気悪くしそうになるが、コルボが修行僧みたいな事してたの?となると、嘘でしょナマグサでしょ似合わないって感じに可笑しそうに。
故郷の味をと言ってくれる親切心には、イラナイイラナイとつっけんどんに手が横に振られて。

「…いや上品ぶるつもりはないけど―― 興味より、居心地の悪さが勝つのよね。
 ぎこちなくなってまで食べなくてもいいかなって… ただの慣れの問題でしょ、それこそ屋台の作法が分かってないって話じゃない?」

ルームサービスと聞くと、聞き流すフリしながら『そういう事しちゃう部屋で食事もするの?』とそわそわ。
どーれーにーしーよーうーかーなーと屋台に夢中なフリして流すが、いざ選ぶとなると目移りだ。
そして趣向は王道よりもチャレンジャー、食べ物に『映え』を求める感性はあまり無く、代わりに奇をてらった素材や組み合わせに弱い。

「――そっか、がんばって大きくなれたのね。
 ん?ヤルダバオート… に鍛えられて、シェンヤン…?」

その流れ合ってます?と、意外に思って良いのかどうかがまず曖昧な感じで、
疑問を抱くがまずその疑問の正当性を疑うように煮え切らない首の傾げ方。
あれ?ってなるがそれよりも。

「チョコレートの前でそれを言う? いやま、ウチのは安直なだけって感じだけど、鳥ってまともじゃないイメージ?
 動物の中じゃ好印象な方なんだけどね、飛べるってだけで、ヒトから思われるほど自由な種じゃないのかもしんないけど。」

どんな経緯で付けられた名にせよ私は嫌いじゃないぞと。鳥、良いじゃないかと言うが、
愉快そうに話してくれたなら、あまり拘るところではないか。

――しばし買い食いタイムとなるが、場合によっては昆虫食なんかもトライ出来る、むしろ機会があるならしてみたい性分である。
ただし馬の陰茎焼きや精液ドリンクには、男性の手前さすがに見て見ぬフリをした…!

「……。」

コルボが厳しい生い立ちと聞くと、こちらに悪感情を持ってはいないと知っていても、
そんな彼には私が甘ったれたお嬢様に見えるのだろうかとふと思う。
というか、大多数の平民から見て、そうなのではないかと。

「――ん? …ん?」

鋭い視線で覗かれると、口元に食べかすでも?と、思い当たる節をぱたぱた叩く。

コルボ > 「ヤベエ文化として扱われてるのは感じる」

 いやあの店ぐらいだぞ強引に剝いて何もしてないの、と。
 剥いてくる時点で下心あるのはこの国でも同じだからなと軽く忠告。
 眉間が寄っていく仕草を見せれば、いい大人の、先生としての振舞いしか見せてなかったことに苦笑を一つ。

「自分より下と思った相手への対処、そも、どんな相手でも上下を見ない相手で対応する為にチンピラっぽい振舞いしてんだよ。
 とくに後者でお人よしなら、何もしないで痛い目見てるの傍観したくねえじゃん。
 そう言う奴に限って潰れず助けてやると後々伸びるし。

 ……すぐに、装備の実用性が言葉に出てくるお前には通用しないんだろうけどな?

 そうそう。伯爵サマだからな。フォーマルもフォーマルよ。
 ……いやさ、普段の印象を考えると今日の取り合わせは似合ってないって言われないかなーって考えてたのもあったし。

 ……ま、普段は例外意外尽くしだけど、演じてるのは冒険者家業の時だしな。
 だからま、どっちかっていうとお前には素の俺は見せてるよ。」

 ちなみに街中うろつく時は基本仕事着だぜ、と言う。
 ともすれば、気づかないうちにショコラータはその時のコルボとすれ違っているかもしれないとばかりに笑って。

 しかし、吸血に浪漫を感じるのだという節を見て、己の出で立ちに好印象を抱いてくれるなら、
 最終盤では応えるべきかなと。

「あんま気にすんな。あれは俺にとってもバイトみたいなもんだし、
 どっちかっていうとお前の稼ぎになればいいかなって意味の勧誘だったからな。
 それに、出会った頃の印象ならともかく、お前ならもう集めても大丈夫だろうって思ってるし」

 事実受け入れているのだと。最初の頃はこちらの警告も聞かず本を奪おうとしていた。
 今の関係性から来ると想像もつかないぐらい元気な感じだったからこその
 体を弄んでの警告。
 次もそうだったら本当に強引に手込めにでもして言い聞かせてやろうかと思ったが、
 一度落ち着けばそうでもなかったことを思い出して。

 だからこそ、魔本について深いことを改めて話すのだと。
 ……それを話す前に、肌を重ねる必要もあるのだがそれは別のお話。

「ん? 出会い方が違ってたらもうちょっとは素直に俺に惚れてたか?」

 第一印象、と言われて悪印象を抱かれてることは自覚しつつ、悪い火遊びは大好きだと言わんばかりの表情で。
 あと痴漢で女たらしなことは言い訳しない否定しない取り繕いもしない。
 それが自分なのだと。

 ……そこを含めてこうして付き合いがあるのはありがたい話で。

「立ち食いにそこまで理解してんならまあいいやな。
 実際楽しめるか性に合うかがこの辺は第一だしよ。

 ゆっくり腰を据えて今日は食べられるし、ショコラータのスタンスに突き合わせてくれよ。
 俺ぁどうにも立ち食いは楽しまないですぐ済ませられる、ぐらいの感覚だしな」

 ルームサービスは「水分補給は少なくとも途中挟むしな」などと、
 ……一回では終わらないことを暗に示唆する。

 そうしながらそわそわしてる貴女とゆっくりと屋台を見て回りながら首を傾げられれば肩を竦めて。

「俺の経歴が飛び飛びなのは自覚してるよ。でもそりゃ人の縁みたいなもんさ。
 なんのかんの、俺も人に助けられて大きくなってるしな……。
 貴族の旦那に頼まれて調合法を独自に集めようって多岐に笑って手を伸ばしてるうちに、
 シェンヤンに渡ったら秘匿された領域……、人外が住み着いてる秘境にたどり着いてな。
 そこで二年間捕まって、女どもに慰み者にされて搾り取られて。

 ……ま、それでもやることあったからな。正気失わずに話しかけてるうちに、最終的に仲良くなって、使いこなすかは別にしても
 淫術含めて色々術も教わって、振り返ればあれは本当にあいつらなりのもてなしだったんだなって。」

 生臭どころではなく、虜囚として、人知を超えた存在に弄ばれたのだと。
 己の意志で高みに至るのではなく、それ等に呑まれることなく生き延びた結果に過ぎないのだと。

「ん? やっぱ名前そのままなのか? でもいいんじゃないか?
 お前は素を出せば人当たりがいいだろうしほろ苦さの中に甘さもある感じで俺ぁお前の良いところを現してる名前だと思うよ。
 ……にしても、俺への好印象が中々出てくるのは今日のデートは大収穫って感じだなぁ」

 そんなことを話しつつ、虫にトライするのなら意外にも乗り気で付き合う。
 冒険者で単独活動をしていれば口にすることもあるし美味しいものも心得ている。
 何より今は共感が心地が良くて。

「……あれは意外に興味ある感じか?」

 などと、白濁したドリンクへの視線に気づいて話題を振るのは、そろそろ夜に向けての流れを産む為で。

「何黙りこくってんだ?」

 口元についてんぞと、貴女の頬についた食べかすをつまんで口にしつつ。

「いや、今プライベートだしそろそろお前のことあだ名で呼びたいけど、どうしようかなぁって。
 コリーだと犬っぽいけど可愛いし、ショコラだと普通かなと。」

 ……家族は何て呼んでた、とは聞かない。ここまでポジティブな中で、故郷や食文化、
地元へのベクトルに言い知れぬものを感じて触れておらず。

 触れさせてくれるかは、貴女次第なのだと。

ショコラータ > 「娼婦だってあんなカッコしない、ってヒトいるもんね。
 でもま、(性に)オープンなのはそういう土地柄だって言われちゃえば、未開部族にはそんなのも珍しくないんでしょ?
 …未開が比較対象なんだからこんな大都会でやって良い事じゃないわけだけど。」

ポジティブにはネガティブに、逆も然りな返し方の多いあまのじゃく。
嫌いきれない留学先をヤベエと言うのを聞いて、じゃあとフォローしようとしたがダメだった。
改めないと姦淫でこの街滅ぶんじゃないのって。 そこまで考えると、それで滅ぶなら滅んでしまえも本音の外国人。

「…チンピラのライフパスって人間関係築くのにそれほど柔軟かしら? ああ、冒険者界隈ではそうなるのか…
 ――私の印象じゃ、今日のカッコよりチンピラのが意外だわ。学院の中でしか会ってないからでしょうけど…
 うーん…? でもやっぱり、コルボの美感はチンピラルックよりこっちが好みなんじゃないの?
 トレーニングウェアの感じもなんていうか、やんちゃな感じはしなかったというか… まなんでもいいんだけどね。」

また人助けが視野に入るような事を聞くと、かえって ふーん? と半眼になるのだが。突っ込むつもりは無く。
自己評価と人からどう見られてるかって一致しないわよねと、
まるで自分が標準のように考えてしまうけど、こちらの完成がちょっとズレているのも一応自覚するところ。

――魔本については、コルボが受け入れていると、それを前提にしてしまっているので、勘違いの要素なくするりと話が進む。

「そう? 私は前よりちょっとだけ本を開き難くなったわ。…あ、いや、だからこそ扱っても良くなるのかな?
 精神支配ってホント厄介よね、いざとなれば逃げられるつもりでいたけど、魔術師はやっぱり組み付かれると弱い…」

幽体離脱のように自分の主体が置かれる位相を変える事が出来、位相によらず干渉可能な攻撃魔術を持っていると、
大抵の事には対応できるつもりになってしまうが、連戦連勝とはなかなかいかず、大事なところで不覚をとっている。
出会った頃の方が魔本等の不思議に対して強気だったぞと言うけれど、だから合格なのかなとしまらぬ思いで宙を仰いだ。

――素直に俺に惚れてたか?

「――あ、それはたぶんダメだと思う。
 今言われて気が付いたけど、私はヒトの初期評価が甘めで、減点が大きいわ、たぶんね。
 気付いちゃった!っていうのを重く見るのかな?
 だから、コルボを最初からイイヒトだと思ってたら、後でガッカリが大きかったはず。」

なんか酷い事言っているようだけど、結果オーライという話。
ある程度好ましい人物と思いつつも、引っかかりもいっぱいあんのよと ふんす 息をつく。

――そんな話を合間にしながら、今日は栄養とか考えずに興味を持ったジャンクフードを漁っていこう。
歩きながら食べる、というのがちょっと難易度高くって、隅っこであーだこーだと品評しながらになるか。
味が良くても悪くても楽しそうな異文化交流。
そんな中で『ルームサービスの水分補給』なんかには、そこまでイメージ回らずにスルーしてしまった。
めっちゃ喉乾くとか知らない話。正常な経験則がまだ無くて。

…そして伝えられるコルボのシェンヤン珍道中。
『なんだ、役得じゃん。』なんて冗談はちょっと言えずに、

「……。
 もてなしなの?本人が言うんだからそれでいいけど… 二年間のアレコレは部族に同化させる手続きだったって事? 
 よく出してもらえたわね、人に好かれるのが上手いのか… やりたい事ってのは? なんか目標、あったわけ?」

成し遂げなければ死ぬに死ねない何かがあって二年の虜囚生活を耐えられたのかなと思うと…
生い立ちを聞くに身一つでのし上がってきた男、今より生活を良くする、とかそういった当面の目標の他に、
何か大願があるのだろうかと首を傾げた。
…またその部族も淫術とか持ってたそうで、そんなのばっかりかスケベどもとそわそわしつつ。

「え、他にあるのショコラータって名前の意味。
 ママが大好きなのよチョコ。 身近じゃないから初めて食べた時泣いたんですって、地味に人生一の感銘だからってもー…
 異界渡りの一族に、他にもうちょっとあんでしょうよ感銘は。」

名前を褒めても何も出ぬ、収穫とか知らぬと照れてヒラヒラ手を振って。
…家を故郷を毛嫌いしてみせるけど、愛されていないわけでは全然なさそうな。

「――な、無い! さすがにキモイ! ソーセージもあと牛のアレとかもパス!」

白濁ドリンク、興味はあるが一緒には飲みたくないと、興味あるわけないじゃないってスタンスで しっし 手を振り。
食べかすなんかの恋人ムーブには、ムードとかあまり考えられないのだろう、
受け入れるより そういうのいいから! という強めの拒否が照れとして出て来てしまう。

「なんでもない。
 ――あだ名何がいい?って、聞いときゃ間違いないんでしょうけど答え難い事ない?
 別にバカにした感じじゃなければ何でも良いわよ。 長くて呼び辛いから縮めるんでしょ。」

たくさん呼ぶから省略したくなるのだろう、と情緒の無い事を言うのも照れ隠しか。
なお、コルボの三文字にはあだ名の必要性を認めないようだ。
だんだんナチュラルに呼べているだけ、素直にオーダーを守った方だろう。

家で呼ばれ慣れてるから縮めて欲しいとは言わないし、
家で呼ばれていた呼び方だから止めてくれなんて、そんな面倒くさい事は言わなかった。
レイプ魔からの呼び方も然り、そんなの気にしてたらそのうち改名しなきゃいけないと。