2023/09/04 のログ
ご案内:「カジノ」にヴィルナさんが現れました。
■ヴィルナ > (前回のあらすじ。王都に行こうと馬車に乗ったら行先間違えてバフートに着きました。
そんな訳で改めて王都を目指す訳であるのだけれど、とりあえず当面の問題が一つ。
――お金がない。
食うに困ったり、寝る所もないとかそういうレベルではないけれど、王都まで行くにはとりあえずお金が足りない。
そんな訳でアルバイトです。
ところでウチって夜の女なワケ。朝起きるの辛いワケ。そんな理由で選んだ仕事は夜の仕事。なんかお給料良かったからこのカジノのお仕事選んだ。なんかキラキラしててテンション上がったし。
そうしてこれ着てね、って渡されたのがバニーガールの衣装。5,と書かれた名札を胸元につけ、渡された仕事はバニーガールの、給仕の仕事。)
はーい♥ご注文のヤツ、おまたー☆
(そんな軽すぎる挨拶でことり、とワインを注文した誰かの席におく。普通の料理店であれば怒られるかもしれないけれど、この手の場所でそんな挨拶をしても怒られることはなかった。皆、それどころじゃなかったり、その程度の事を気にするような人が来るようなお店じゃなかったりもしたからだ。
ふん、ふん、と軽く鼻歌を歌いながら、時々暇な時はお客さんのゲームの様子を覗いたりしつつ、龍でバニーな軽い女は仕事をこなしていた。
――ここはカジノであるから。勿論勝てば景品がある。一般的な料理やちょっとした貴重なアイテムなどと交換することもできる。そういう一般的なものとは別にちょっと特別な景品もあった。
要するに、女。バニーさんである。
メダルをかき集めればこのカジノで働くバニーさんを景品として交換することが出来た。交換した後は勿論好きにして良い。
交換所の一覧には各々のバニーさんの写真と一緒に番号が割り振られ、実際に働くバニーガールの服にもそれぞれの番号が割り振られていた。それぞれに懸けられたレートは違えど、必要なメダルさえかき集めれば後は好きにして良いのは一緒である。
ビギナーズラックとしてたまたま勝ってしまった駆け出しの冒険者の少年は妖艶なバニーガールの子を景品として交換し、一日デートをして楽しんだというし、逆に大勝ちしたベテランの冒険者は複数のバニーを交換し、VIPルームに連れ込み、ハーレムを一晩楽しんだという。
はたまた遊び人な貴族の坊ちゃんは、ステージで裸で躍らせ、最後は輪姦ショーをさせて見て楽しんだ、なんて人もいたらしい。
そんな娼館とカジノが合体したような施設。そこをアルバイト先に選んだのがヴィルナという女だった。なんか長々と説明されたけど、正直長くて何言ってたかよく覚えてないけど、なんかとりあえず指名貰えることがあるっていうことだけは覚えた。あとは・・・まぁ給料良かったし、いっか!で済ませた。)
ご案内:「カジノ」にクロナさんが現れました。