2023/08/10 のログ
ご案内:「王都郊外/薬草園」にマーシュさんが現れました。
■マーシュ > 王都郊外にある教会所有の薬草園。
盛夏ということもあり作業は多少陽の翳る時間帯を選んで開始することになった。
作業に携わるのは当然協会の関係者で、己もまたそのうちの一人として数えられ、赴くことになった。
土に汚れてもかまわないよう、いつもより──というよりは常に簡素な修道服だが、その上に作業用の衣を重ねる。
多少動きやすいように裾丈は短め。袖口も軽くまくった姿。
常の仕事を多少巻いて時間を作っての訪いだったから、作業の時間が遅かったのは幸いといえようか。
とはいえ、普段の野良仕事とすることはたいして変わらない。
場所が王城か、郊外か、というくらいのことだ。
他の面々とも軽く顔を合わせ言葉を交わして、それぞれの担当課所へと三々五々に散る。
己の担当は、まだ育成途中の苗の植えられた畝の補修と、そのほかの手入れ。
先日の雨で多少被害を受けた土を盛りなおし、薬草の種類ごとにその育成状況や、病気の有無を確認する。
あくまで許された範囲のそれではあるが、薬草園というだけあってなかなかに規模は大きい。
ひとまずは崩れた畝に土を盛りなおす作業から。……草むしりも兼ねているから地味に時間はかかる。
■マーシュ > 不要な草を引いて、それから崩れた場所には堆肥を混ぜた土を盛る。
単純にその繰り返し。地に膝をついて、何かを願うというのなら、信仰を傾けるべき存在への祈りを抱きながらの行為。
───己の場合はどうだろうか。物心つく頃には孤児院で暮らしていた生活だったから、こういったことは当然の行為であったし。祈りはあまりにもそばにあったから意識したこともなかった。
手袋をはめた手で草を引き、編み籠の中にためて、一定数溜まったら所定の場所へと集め。
盛り土も、そうやって運んで補修して───単純な繰り返しのそれはあるが籠った熱気には、と小さく息をついた。手袋をはめた手で汗を拭うわけにもいかない。
もそもそと手袋を外すと浮いた汗を軽く拭う。それで得られる爽快感はたいしてないのだが、それでも募る不快感を一時払拭できたことで眦を緩めると、また手袋をはめなおして単調な作業に戻るのだ。
重ねた時間と、それによって重くなる腰や膝の痛みが作業の進捗を伝えてくれる。
ただ黙々と修道女はそれをこなした。
■マーシュ > そもそも、そういった奉仕活動中に私語はない。だから、サラ、と時折わたって涼を誘う風の音や、作業に伴う音ばかりが薬草園の中には満ちている。
「─────………」
身を起して、固まった体をほぐす様に一度背筋を伸ばす。大体の畝の補修は終わったから、次は──。
葉についた虫を除く作業。
葉を食い荒らすのもそうだが、薬草に思わぬ病を運ぶこともあるから。
……さすがに素手で触れるほど豪胆ではないので。
細い火ばさみめいたものでつまんで、小さな瓶の中にそっと落とし込む。これはこれでちまちまとした作業を、やはり無言のまま。
眉一つ動かさないのは、これが初めてのことでもないし。慣れてしまった。
さすがに羽虫が己めがけて飛んでくるのには、びく、と背筋を揺らすのだが。
■マーシュ > ────作業の終了を告げる鐘の音。
かがめていた腰を上げて、ふ、と吐息する。
予定されていた工程はそれぞれにほぼ終わったようにも感じるし。───虫は、………教会が伝令用に飼っている鳩なりの食事になるのだろうか、それもまた回収された。
───その行方については斟酌しないようにしている。
───汚れた作業着などはまとめて、それらはそれで洗濯をする当番のものが回収していった。
少しだけ暑苦しさが軽減してほっとはしたが代わりに自身の体臭がきになる番。
ここが本日最後の奉仕の場、といえども……薬草園に禊場はない。
少なくとも、暫くはこのままの状態で戻らなければならないことを考えると、──なるべく近道を選んで戻ることをひっそり誓ったのだった。
ご案内:「王都郊外/薬草園」からマーシュさんが去りました。
ご案内:「平民地区歓楽街 娼館【楽園の扉】」にヤシュムさんが現れました。
■ヤシュム > ■
陽も暮れてこれから宵へ回る頃。
一層賑やかになるのは酒場に娼館、連れ込み宿と街燈が輝く歓楽街。
娼婦のみを扱う店もあれば、男娼のみを扱う店。
その中でも男女共に客を取る娼館もある。
異国の言葉で【楽園の扉】──────。
"性"を感じさせるひと時の娯楽を提供する場所だ。
とは言え、目に見える部分はそこまで過激ではない店。
思春期の少年少女が性に感心を持つ頃に、ちょっとした教育もしてくれる至って真っ当な店。
コクマー・ラジエル学院が近い事もあって、学生が訪れることも少なくはない場所だ。
健全な少年は女性の胸の谷間を見たいし美女に誘惑されたいもの。
健全な少女も男性の筋肉質な身体や整った顔で甘く囁かれたいもの。
そう、此処はそう言うコンセプトの店。
花と色を売るだけではない、少し変わった娼館である。
「それじゃあ、気を付けて帰るように。
次に君の潤んだ瞳に見つめられる日が待ち遠しいな、また逢いに来てくれ」
そんな風に若い子女を甘い貌で見つめ、手の甲に軽く触れるか触れないかのキスを贈る男。
劇団で主演男優をこなしてもおかしくない整った顔。
夕焼けのような色の髪、鍛えられた筋肉、異国風のボレロにサルエルパンツ、サンダル。
そんな美形の男に手を振って照れながら帰っていく少女を見送った後。
男娼である男は店の前を軽く歩く。
興味を持つ者がいれば声をかけて招くし、そうでなければ店の近い客引き中の娼婦たちと軽い談笑をする。
自店の前にも、まだホールの舞台に上がれない若い男娼や娼婦が客引きをしている。
「お食事もとれますよ」「今なら人気娼婦の歌声も聴けますよ」と、そんな風に誘っている姿が見える。
ご案内:「平民地区歓楽街 娼館【楽園の扉】」にショコラータさんが現れました。
■ショコラータ > 学生の利用もあるとはいえ、学生服での利用となるとどうだろう。
この街においては煩い事を言われ無さそうで怖いけど、そんな事を考えながら目的の娼館を目指してズカズカ歩く。
――たまたま近くを通りかかったら、そんな事を言い訳に性を売り物にするお店を探し、しかし利用の決心はついていなかった。
何しろ、こっぱずかしくって受付の前に立てる気が全くしない。
健全枠の利用もあるお店という事で、そういうお店なのだと紹介してくれたヤシュムを指名する事に何も問題は無いはずだけど。
とりあえず、まずは、お店の外観を見てみようと、低い身長のコンパスを精一杯広げた歩き方でグングン進む。
あれかな、と辿り着いても 通りすがりですから って感じに遠巻きに。
速度は落として、うわあ呼び込みしてる… とやり難そうにチラッチラ。
…していたら、表に立っている当のヤシュムが目に留まる。
一際目立つ気がするのは何だろう、と足を止めて観察。
本人に声をかけるのは受付で予約するよりもだいぶハードルが低くなるが、
アドバイザーやカウンセラーの役を期待するだけとはいえ、男娼を買ってしまうのか私、と一抹のためらいが。
踏ん切りつかずにうごうごしている、こんなのも娼館前ではよく見る光景か。
あと少しガラにもなく躊躇ったら、結局ズカズカ突進せんばかりの勢いで近付いていくのだろうけど、
今はまだ うぬぬ ぬぐぐ と緊張した面持ちで眺めるのみ。
■ヤシュム > ■
客入りは上々、とまではいかないがいつも通りというところか。
男にとっては世話になってる店、いつまでも賑やかにあって欲しい。
さてそんな感じで表で客引きをしている子らに声を掛けようかという所で。
男の広い視野が、自店の前をウロウロちらちらしている少女を見つけるのはすぐだった。
以前サービスをした可愛らしい女の子だ。
気付いたよ、というように顔を向けて微笑み、おいでおいで、と手招きをする。
うぬぬぐぬぬと葛藤する様子を見せる表情も、きっと人を買うという事に抵抗があるのだろうと。
こちらからも歩み寄っていって、彼女もまた覚悟を決めて近づいてきてくれたなら。
或いは男の広い歩幅が彼女の前につくのが早ければ。
どちらにしても、男は少女へと微笑みかけて、軽く目線を寄せるように体を少しだけ倒す。
離れていた背丈の差も多少は埋まり、翡翠色の瞳が少女を覗き込む。
「また逢えて嬉しいよ、ショコラータちゃん。
いらっしゃい。夕食は取ったかい? 軽い食事からデザートまで何でもあるよ。
それとも見学していくかい? その案内は俺にさせてくれると嬉しいな」
前者なら食事やショーを楽しんでもらいながら、この前の相談にでも乗ろうかというところ。
後者ならこの店が普通の娼館とは少し違うというところを楽しんで貰おうという算段。
そう言って、ヤシュムはごつごつとした大きく硬い掌を、少女に差し向けた。
■ショコラータ > ――目が合って、手招きされたら。
それでも少しまごついたが、訪ねて来ておいて相手が来てくれるまで動けないなんて事は無い。
ズカズカと、緊張に少し肩をいからせて花も嵐も踏み越えようという足取りで距離を詰める様は、場所柄修羅場を予感させるかもしれないが。
しゃちほこばっているだけである。
「――あ、あなたを買いに来たわ!」
他に言い方ありそうなものだけど、逆に他の言い方をするのは逃げている気もしてしまって。
どキッパリと宣言し かぁぁぁ 褐色の顔がみるみる赤く。
「あ、いえあのアドバイザーとしてね!?
その、第一印象最悪な痴漢の女たらしとお出かけする時の逆張りコーデとやらを教えてもらいたいなと…」
こんなに顔が火照っちゃうけど健全枠であると、先日は逆張りとまでは言っていなかったが、要件を伝えつつ。
予約入ってたりしないかなと心配だが、ひとまず挨拶を終えてレールに乗れそうなら、
少し気を落ち着かせながら差し出される掌に遠慮がちな四指を乗せた。
「…あでも、せっかくだから、ついでに見学したいかも…」
現在の鼓動をかんがみるに、見学だけを要件に来るとか、ちょっと無理そうだ。
しかし興味津々な部類ではあり、口にしてくれるなら社会見学大事よね!と早速本題を忘れそうである。
■ヤシュム > ■
彼女の声は、そう、女の子のちょっとハスキーながら高らかに通るその声は、よく響いた。
客引きしてる男娼や娼婦、他店の娼婦たち、道行く人々まで何事かと振り向いた。
学生服の少女がきっぱりと宣言し、そして買われる側の男は僅かに目を瞠って。
「────っ、ふふ、はははは、っくく、ふふふっ……」
と、笑いが堪えられないという様子で肩を揺らしている。ツボに入ったようだ。
すぐさま健全な目的であると知れば、周囲も此処がそういう店であると知ってるので納得の顔。
どっかから「ついでに花も買ったらどうだ~」なんて揶揄う声も聞こえてくるかもしれない。
そんな彼女を周囲の視線から庇うように隣に立てば、周囲に軽く手を振ろう。
「勿論、歓迎するよ。
見学もできるけど、どちらかしか時間は取れなさそうだ。どうしようか?
────さすがにご宿泊は、緊張するだろう?」
そんな風に彼女に尋ねながら、両開きの扉を客引きの男娼たちにドアマンのように開けさせよう。
彼女も学生、滞在時間も長くは取れないだろう。
何もしないから一晩、なんて宿代わりも出来るけど、少女にはハードルが高いかもしれない。
なのでこっそりと声を潜めつつ。
扉をくぐれば入ってすぐ目につくのはライトアップされる高い場所から落ちる室内噴水。
その奥に正面に広々とした楕円のカウンターがあるが、この噴水から男女で入口が分かれるようになっている。
男性は左手側、女性は右手側へ、受付手続きもそこで行うようになっていると、男は少女に説明しながら女性客用のカウンターへ案内しよう。
女性の事務スタッフが笑顔で対応してくれる。
「ここでまず手続き。コース、プランで前金を支払う。
一階のホールだけ利用する場合は前金支払いはいらないよ。ここにチェックをいれて。
あと会員証登録だ。偽名でいいよ。というか偽名が殆どだけど。
最後にここに、申し訳ないけど指をあててね。魔導具で、指紋認証する」
と、使い方を教えながら、彼女が小さなプレートに指を押し当てれば、そこに彼女の指紋の痕が光るように浮いて、消えていく。
そのカードを彼女へと手渡そう。次からはこれを見せるだけ、と言って。
「そうそう、彼女にアレを」
と伝えれば、度の入ってない銀縁フレームのスクエア型眼鏡が差し出される。
「これは貸し出しの認識阻害魔術が付与さえたもの。
顔を隠したい、知人に知られたくない、とかなら無償で貸し出してる。
ただし後で返さないと1万ゴルドも取られるから気を付けて」
と付け足して、いる?と彼女へ尋ねよう。
■ショコラータ > 「――ッ!? ッッ!?!?」
いやだってそうなのだから。買いに来たのだから。
それを変に隠そうとするなんて、ムッツリスケベはかっこ悪いと思うのだ。いやスケベしに来たわけではないが。
しかししかし、滑稽な気はする。 笑っちゃうのも何となく分かるが、では何と言えば良かったのか?
「……? え!? あっ、ごめん…」
花を買う、という声が聞こえて、頭沸騰させている少女は、そんな作法があるのかな?と考えた。
つまり贔屓の劇団員を出待ちするとか許されるなら楽屋凸するって時に、手ぶらは無いだろうみたいな。
娼館訪ねて来る時には、指名相手に花でも持って来るくらいの気遣いがあった方が良いなんて、そんな文化があるのかなと。
だからヤシュムに恥をかかせてやしないかって、小さく謝りながら大きな体にかばわれた。
「――ああそうよね… じゃ、じゃあ取り急ぎコーデの方で。
…っても別にデートの約束した訳でもないので、まだ別に急いではないんだけど…
いえうん、コーデの方で。 都会―― こ、この街の流行とかもそもそも知らないし。うん。
しゅ、しゅしゅ宿泊は泊ってまでやることじゃないし…!」
遠出して来ているならまだしも徒歩圏である。
それ以前に様々な理由で宿泊は無理目で、こっそりの囁きにガクガク首振り。
――露骨にならないように深呼吸しながら、連れ立って扉をくぐる。
ふむふむと、気配りされた入り口で説明はしっかり聞いている風。
「別にやましいところは無いからいいわ。
…ん? 別に、どこかに名前が出たりもしないでしょ…?」
会員登録を偽名はメンドクサイし不誠実、と実名でやろうとして…
皆が偽名という事は、何かの拍子にその名前が、利用の事実が、衆目に晒される可能性があるのだろうかと首傾げ。
晒されないのであれば実名に抵抗無いが、顔は常に晒されているので別である。
認識阻害!そういうのもあるのかと、差し出される眼鏡に目を輝かせ。
「えナニソレ普通に欲しい! え、コレかけるだけで誰か分かんない?欲しい。」
1万か、1万っていくらだっけと思わず悩み、自分のアルバイト代と比較すると、アレらも不当だが、と眉根が寄る。でも欲しい。
眼鏡かけた事ない人は、ちょっと嬉しそうに装着し、すぐ邪魔そうにし始めるのだろう。
■ヤシュム > ■
どうやら花の意味を知らないらしい初心な少女に益々笑みが咲く。
まぁ中々古くから伝わる隠語だ。知らなくても不思議はない。
ごめんと素直に謝る少女はきっと今色々考え込んでいるというのが分かるほど顔に出ている。
ふふ、とようやく落ち着いてきて、揺らしていた肩にかかる髪を払いながら「気にしなくていいよ」と伝えよう。
「了解。それじゃあ、一階ホールへ案内しよう。
だいたいそこが若い子らのメインだからね」
娼館としては珍しいスタイルと取っていると思うが、まあ周囲と格差をつけようという戦略だろう。
なにせライバル店は非常に多いのだから。
「俺としては、泊っていってくれても嬉しいけれど。
俺の添い寝は買ってくれないのかい?」
なんて無理無理と首を振る少女の反応がとても可愛らしくて、ついつい揶揄ってしまう。
ともあれ、店内に入ってしまえば簡単な事務手続き。
今回は一階ホールだけの利用なので前金は不要。
ワンオーダー制であることと、給仕するアルバイト達に軽いチップを弾むくらいだ。
「まあ、やましいことはないけれど。
普通に俺たちは君の事、登録した名前で呼ぶけどいいかい?
誰かに聞かれても困らないならいいんだけど」
愛称とか縮めたりもするが、偽名を使うのは娼館通いという点が気にかかる人ぐらいだ。後は貴族とか。
ともあれ気にしないなら問題なく、彼女が望む名がプレートに刻まれるだろう。
そして認識阻害眼鏡について欲しい、と言う彼女にくすくすと笑い、頷いて。
「まぁ完全に顔が違うものになるわけではないけど、見る人によって目の色や形が変わって見えたり、
あとは顔の印象がぼんやりしたり、雰囲気が変わったりして記憶に残らなくなる程度かな。
強く意識してしまえば看破するけど、そういうよそ見をする悪いお客さんは、俺達が見張ってるから安心していい」
そんな風に伝えながら、さあ行こうか、と眼鏡をかけて印象や雰囲気が変わった少女の手を引いてエスコートしよう。
奥の一番広いホールへ続く扉をくぐれば、美しい女性の歌声が聞こえてくる。
大きなハープと共に歌っているのは娼婦の中でも人気の女性だ。
王都でも耳馴染みがあろう愛の歌。吟遊詩人もよく歌う曲だ。
後ろの通路を通りながら、空いている舞台から少し離れた席へと案内しよう。
背もたれの高い椅子を引いてどうぞ、と促し、腰を掛けたらそのまま丁度よく座れるように調整して。
ガラスのラウンドテーブルには中にランプが埋め込まれ、鮮やかな色で眩しすぎない程度に照らしている。
メニュー表を手に取り見せよう。そこには定番のジュースから紅茶、コーヒーなど飲み物から、
サンドイッチやオムレツ、クレープやパンケーキ、ケーキスタンドやデザート類などが羅列している。
それもまぁ、ちょっと贅沢なカフェに入るのとそう変わらない値段だ。
裏面に酒類もあるのだが、学生である少女には不要だろう。
「ちなみに、同伴者の娼に驕ってあげる事も出来るよ。
とは言え、俺との時間を買うだけでもまあまあ……うん、値段はあるから、無理しなくていい。
さ、何を注文する?」
余計な出費は抑えたいだろうしと、少女の様子から思う。
とは言え、彼女の目が飛び出るほどの値段ではない。詐欺だと叫ばれることもないはずだ。