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参加者(0):ROM(1)
Time:22:11:14 更新


ご案内:「王都平民地区 ギルド酒場」からティータさんが去りました。 (04/13-23:44:38)
ティータ > こんな本は――ちょっと、保留しておこうかなって。ささっと隠すように、取っておく方の山へと差し込んでおくことにして。

「だいぶ分け終わったし、まだ少し残ってるけどここまでにしとこうかな」

いるやつ、いらないやつ、まだ見てないやつ、って袋に詰め込んで。手早く片付け終わったら、そそくさと去ることにする。
急いで帰って続きを読みたいとか、そういうんじゃないのよ?……たぶん。
それだと、あのニヤニヤしてた人にしてやられたみたいで悔しいものね。平然と何事もなかったように帰ろうと思う。ほんのちょっとだけ早足になったかもしれないけど。
(04/13-23:44:36)
ティータ > 小難しい本ほど固いしっかりした表装になってたりするのだけど。次に手に取ったのは、端を持ち上げると少し曲がるから、もの自体はそんなに高くないやつなんだろうな、と思う。よく見る感じの普及品の紙の質感だし。
ぱらぱらめくると全編文字だらけだから、絵とかで判断ができないパターン。こういうのって読んでみないと何かわからなくて厄介だと思うのね。

読んでみると、たぶん空想物語のようなもので、学院内のお話。モデルはラジエル学院のような気もするけど名前は変えてある。女生徒と男性教員が二人きり、講堂であれこれ会話してるシーンが始まって。ああ、よくある恋愛物語的な、とか思って読み進めていたら。

「後ろから先生の指先が―― ……離脱っ!」

突っ伏しながらぼそぼそと呟くように読み上げていた所から、突然がばっと身体を起こして、ばしん、と本を閉じて。
先生の指が離脱したわけではないの。離脱っ、は思わず漏れた私の悲鳴のようなもので。ただの王道恋愛物語かと思ってたら、突然ちょっとアレな感じのシーンが始まったから、慌てただけで。
自分の部屋でとかならともかく、賑わってる酒場の中でこれはちょっと。宝箱の罠とかの方がまだ驚かないで済むかなぁって。ちょっと顔が赤くなってるような気もして、ぱたぱたと手のひらで扇いで暑そうにしてるフリ。

「あ! ……これかぁ、返された時に、やな感じにニヤニヤされたやつ。まったくもう!」

沢山あった中にたまたまあっただけで、わざわざ選んで持ってきたわけじゃないんだからね!って頬を膨らませて。
(04/13-23:08:15)
ティータ > 「あ〜もう! 頭使うのは嫌ぁぁ……」

勉強とか、全くできないってわけじゃないんだけどね。シーフ稼業って、図面引いたりもできなきゃだし、ちょっとしたカラクリとかも理解できなきゃだし、今なんて学生もしてるから精霊魔法の授業なんて文字通り勉強だし。
でもこう、積み上がった本、ってちょっとうんざりすると思わない?……なんて、降参するみたいに両手をだらんと真上に伸ばしながら、ぐた〜っと椅子の背もたれに寄りかかる。

「宝石とか、そういうのは何となく見たら良し悪しわかるんだけどなぁ。いかにも魔導書です!みたいなのとかもまだマシ……でもただの本、って感じのはわかんないよぉ」

売れなかったものだし、そのまま捨ててもいいんだけど。一応、それなりに確認はしてみないと勿体ない気がしちゃう。
後ろへ伸びた所から、今度はぺしょっとテーブルに伏して。横向きに顔を持ち上げて、やる気なさげに突っ伏したまま指先で横の本の表紙をまためくってみる。

「んん……たぶん、歴史書。しかもこの辺りの。本屋さんとかに普通にあるよね〜。 はぁ、誰かに手伝わせたい感じ」

見覚えのある書き出しで始まってる、そのへんに普通に転がってそうな内容のものを、いらない、と除けて。次のはさっきのとは全然関係ない空想物語だったりとか、ジャンルがはちゃめちゃでめまいがする。
こういう時に単独活動派はちょっと苦労しちゃうのよね、そのぶん気楽な所もあるけど、と小さくため息。
(04/13-22:02:49)
ティータ > 平民地区の、冒険者ギルドの仲介所のような役割を兼ねつつ、酒場も運営しているような店構えの中。
隅のテーブル席に何冊かの古びた本を積み上げて、ほんのりと困り顔を浮かべながら一冊手にとっては暫くパラパラとめくっては横に置き、また次のをパラパラとめくっては、とやっていて。

「こういうのってあんまり見た目から価値が解らないのよねぇ……」

ふと見渡せば、本を積み上げているのはちょっと珍しいかもしれないけれど、冒険者よろしく戦利品をテーブルに広げてあれこれやっている席もちらほらあるから、やっている事自体は他とあまり変わらない。
と言うより、こうして何か広げて仕分けとかしていても、そうして他に紛れるのを知っているからここを選んだ、のだけどね。

本日の戦利品。と、言えるかどうかは解らない、とある邸宅からこっそり頂いてきた荷物の中から、既にめぼしい内容のモノは売り払った後の残り物なのだけど。
古いし面白いけどこれは買い取るってほどじゃぁないねぇって返された何冊かを、どうするか眺めている所なのです。自分で読んでみると面白いかもよ?なんてニヤニヤされたのが意味深でなんだかやだなぁ、と思って、ちょっと警戒しながらそっとめくっていく。
(04/13-21:49:21)
ご案内:「王都平民地区 ギルド酒場」にティータさんが現れました。 (04/13-21:38:25)
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」からエレイさんが去りました。 (04/06-03:02:08)
エレイ > やがてカーテンが開き、客が現れれば男は笑顔で迎え入れ── (04/06-03:02:07)
エレイ > ──温泉旅籠内の、主に宿泊客向けに用意されたサービスの一つが、このマッサージ室である。

その施術室はいくつかの個室に分かれており、客は専用のカウンターで受付を済ませた後、各個室で待機しているスタッフと
一対一でマッサージを受けることになる。

なお、客にどのような施術を行うかは、スタッフの判断にすべて委ねる、というあたりはこの旅籠らしいといった所。
ついでに、各個室内には客に安心感を与え、施術への抵抗感を知らず知らずのうちに薄れさせてゆく効果を持った、
ほのかな香りのアロマが炊かれていたりもする。効果がどれほど出るかはその客次第なのだが。

「──さーて、今日もブブイーンと張り切ってやりますか、ねぇッ……と」

その中の一室に腕をグリングリンと回しながらやってきたのは作務衣姿の金髪の男。
知り合いからの依頼という形で臨時のマッサージ師としてやってきている冒険者、という立場は今も変わらないのだが、
もうすっかりここの一員として馴染んでしまっていた。
そんな自分に時折疑問を持たないでもないが、男自身としてもなんやかんやこの仕事は
気に入っているのでまあいいか、とあまり深く考えないことにしたのだった。

「今日はどんなお客が来るかねぇ……」

ともかく、男は施術台の傍のスツールに腰掛け、腕組みしながら客待ちを始める。
出入り口のカーテンが開かれ客が現れるか、あるいは魔導機械の通信機を通して客室への
出張依頼が来るか。
いずれかの訪れが、今日の男の仕事の開始の合図となるのだろう。
もしかしたら、受付を経ずに紛れ込んで来てしまうような珍客が現れる、なんてこともあるかもしれないが。
(04/05-23:09:57)
ご案内:「九頭竜の水浴び場 マッサージ室」にエレイさんが現れました。 (04/05-23:09:33)
ご案内:「獄」から絶望の獄さんが去りました。 (04/03-00:02:09)
絶望の獄 > 冷たい鉄の軋む音が地下に響き、薄暗い通路の奥から新たな影が引きずり込まれた。

鎖の擦れる音が湿った壁に反響し、僅かな魔力すら通さないコンクリートの床に裸足の柔らかな足音がぽつりと落ちる。彼女――新参者の女は、全裸で看守の手に引かれ、絶望の獄の中心へと踏み入る―――。

――。

首に巻かれた魔道鎖が鈍く光る。能力を封じられたその身体は、かつての力を失い、ただ白い肌と柔らかな曲線だけが剥き出しにされている。

鉄格子の檻が連なる広間に足を踏み入れると、重い空気が肺に絡みつき、甘く腐った既に囚われた女たちの吐息が鼻腔を満たす。彼女の目は怯えに揺れ、視線がさまよう先には、鎖に繋がれた女たちが蹲っている。ある者は膝を抱え、虚ろな瞳で床を見つめ、ある者は這うようにトレイの粥を啜り、唇から白濁を滴らせている。天井から滴る水音が沈黙を切り裂き、微かな嗚咽がどこからか漏れ聞こえる。看守の手が彼女の肩を押さえつけ、膝をつかせると、冷たい床が柔肌に食い込む。鎖が短く軋み、自由を奪う音が彼女の耳に刻まれる。

そして、遠くから響く重い足音。凌辱者たちの影が通路の闇に浮かび上がり、欲望にたぎった雄肉の気配が空気を震わせる。屈強な体躯に漲る筋肉が薄明かりに照らされ、汗と獣のような熱気が彼女へと忍び寄る。彼らの目は獲物を値踏みするように新参者を捉え、唇の端に冷たい笑みが浮かぶ。その視線に貫かれ、彼女の柔らかな胸が震え、硬くなった乳首が冷気に晒される。鎖を引きずる音が一瞬止まり、広間に淫靡な緊張が満ちる。これから彼女を待つのは、肉と肉が絡み合い、吐息と喘ぎが響き合う果てしない地獄。

「ここが貴様の終点だ。」

看守の冷淡な声が響き、新参者の身体が小さく震える。檻の中の女たちは一瞬だけ顔を上げ、新たな獲物に目を向けるが、すぐに興味を失ったように視線を落とす。彼女たちの表情は枯れ果て、絶望に慣れきっている。新参者の唇から漏れるかすかな息が、湿った空気に溶け込む。既に全裸を強いられ、羞恥と屈辱が彼女を苛むが、それはこの絶望の獄では始まりに過ぎない。

凌辱者たちの足音が近づき、雄々しい肉体が彼女の眼前に迫る。欲望の炎が燃え上がり、彼女を淫靡な奈落へと引きずり込む瞬間が、すぐそこまで――。
(04/02-22:59:48)
ご案内:「獄」に絶望の獄さんが現れました。 (04/02-22:59:43)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 露天商区画」からミィヤさんが去りました。 (03/30-23:26:50)
ミィヤ > 暫くの間、またあれこれと細工物が出来上がっていくのを眺めていた後。だいぶ辺りが暗くなってきたから、そろそろ店じまいらしいのを期に、しゅ、とまっすぐ立ち上がり。
まだ眼の前で色々と向きを変えながら、細工の小鳥をじっと見ながら歩き出し。前をちゃんと見ていないものだから、人や物にぶつかりそうになるのを、どう判断しているのか当たる直前になる度にぬるっと横へ避けながら。
他の大人たちの視線よりも少し低い位置から、目立つ前にはもうするすると器用に間を抜けて、そう言えば買ってみたはいいけど何処に飾ろうか、とりあえず仕舞う、後で考える、などと思考を巡らせながら人混みの隙間へ消えていって。
(03/30-23:26:47)