2025/04/11 のログ
ご案内:「鏡の内側より」にペッツルートさんが現れました。
ペッツルート > 鏡の裏側に広がる異空間。時間の流れなどは大まかに同じなのだが、海の中とも近しい浮遊感と落下感が同時に体験できる世界。
鼠色に染まっている大気のところどころに浮かぶ鏡をのぞき込めば、それはこの国の様々な鏡とつながっている。
繋がっていられる時間は僅かであり。自分の根城の様な洞窟との鏡をのぞいて大抵の鏡との接続時間は短い。

「ま、鏡なんてなァ誰も何も映っていねぇ時間の方が多いんだがね」

とはいえただ漂っているだけではつまらない。
自分の近くにある鏡をのぞき込むとどこぞの娼館の大鏡とつながる。
目に飛び込んできた肥えた男の姿と面に即座に接続を断ち切った後でその鏡を蹴り飛ばして見せた。
どうせ即座に接続は切れただろうが、それまでの短い時間すら耐えがたいモノを見てしまったために悪魔は閉口してしまうのだった。

ペッツルート > 本体の大鏡より音が聞こえる。
僅かな揺れもある――どうやら客人のようだ。
浮かべた笑みと共にその場から消えていった。待ち受けていたのは難敵か客人か。――あるいはただの獲物なのか。
その答えはまだ誰も知らない

ご案内:「鏡の内側より」からペッツルートさんが去りました。