2024/11/10 のログ
ご案内:「城塞都市アスピダ 周辺」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ >
アスピダ
すでに北は雪が降り始めている中で、此処はまだ秋風で体が冷やされるだけ。
鎧の外側は冷たく、鎧の内側はじっとりと汗ばむように熱を帯びる。
タナールに足を運ぶ機会が多かったメイラが、アスピダに復帰した。
道中の街道や定期休憩の場所であるゾスで十分整えているらしい
彼女の周囲は、良くも悪くも、良く見える。
「――――ヴ、ォォオオオオオっっっ!!」
昔のようにエイコーンを相手にせず、傭兵やクシフォス一派に与した者
赤いそれが、頭上を舞う。
あれはもはや一種のペテン。
乗り越えることができない障害を、そうとは見せずに引き込もうとする。
メイラはもう、そんなものを一々相手にしなくなった。
鎖付きの鉄球でからめとるように転倒させることや、片足だけ罠にかけてバランスを崩させたりなどと
やっていることは妨害行為のみ。
目の前の生きた肉 動く生物
亜人 人間 獣人 なんだっていい。
未だ内部に入り込むことができないのであれば
此処一帯がまるで“恐れる山”のように
そう、殺し合いを続けていることでどうにかなってしまいそうなこの場所で
より濃度を高めようとかまわない。
禁断症状が身を侵さない限り、メイラは常にアスピダに渇きを与えたくなるように
自分がどれだけ渇いているか思い知らせてやるかのように
目の前の傭兵らに殺し合いを挑み続けている。 その身に帯びた鉄塊のような巨物を用いて。
「―――エイコーンに比べればお前等など もはや名に摺る者にはなれないでしょう?」
ある意味で鍛えられたといってもいい。
あんなペテンに比べて、鎧事目の前で頭蓋事両断できるような、環境に優しいものなど。
魔族と渡り合おうと配合された危険物でも、エイコーンは辛すぎる。
何もできない者
名にもできない者
それらを狩ろうと斬り飛ばし、鈍らになっている剣の付け根へ近づくほど
山間部である周囲にはじけ飛んでいく、拉げ者ら
ご案内:「城塞都市アスピダ 周辺」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。