2025/05/27 のログ
■れあ > 「私が主役で貴女は端役」と、そんな表情丸出しの美女たちにいいように使われる。
「ちょっと、こっちのテーブル来て頂戴」みたいに呼びつけられて、お客に飲ませた大量のグラスを下げるように命じられたり…。ゲロった後始末させられたり…。
また別の、一度に3人の客を同席させて、競うようにお酒を注文させてる美女に「ねぇ、今お尻叩きゲームやってるんだけどさ」とか言われて、何のことかと思えばスパンキングして一番いい音を出したお客さんが勝ち。みたいなパーティーゲームを自分の尻じゃなくて私の尻で開催しようとしていたりと…。
この仕事を、私はコロシとかの殺伐とした世界の外で生きるための一つの試金石だと思って頑張っているのだけど、ブチギレて全員(客も男性キャストも)血祭りにあげてやろうかと思う瞬間も結構ある。
「あんまり痛くしないでくださいね❤」
とか言いながら、3人の男性に尻を叩かせ。その1発1発に「あん!」とか言わされた挙句、優勝者に「すごかったですぅ❤(遠慮のなさが)」なんて愛想を振りまき、僅かなチップを貰う。
そんな光景を見て主催者の美女は爆笑してる。
いやほんっと、後で〆た方がいいかもしれない…。
そしてお尻に手形を付けたまま、新たな客のご案内に走る。
今度の客はスラムのガキンチョ!!
まず間違いなく普通の酒場と思って入ってきちゃった系のその男の子は、全裸仮面の痴女を目にして瞬時に固まった。
「……こ、子供が来る店じゃないから」
「す、すいませんでした…」
恥ずかしさと気まずさが丁度50:50のブレンド。
そんなこんなで地獄の勤務時間を終える。
一応、まかないご飯はでるし、お腹いっぱい食べることはできる。
しかし、実入りが無ければお話にならない。
現状だと、冒険者家業で稼いで、ここは採算度外視の趣味でやってる状態だった。
趣味でやるならもっと楽しい事をしたい……そう思いながら仮面を外し、衣類を身に着けて、お店の裏口から立ち去るのでした。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区にあるガールズバー」かられあさんが去りました。