2024/07/20 のログ
ご案内:「富裕地区 室内プール」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ >  
 昼夜で営業している富裕地区内の屋内プール
 季節柄営業している店内は広く、そして賑わっている。
 日差しを遮る屋内スペース 日焼け痕や煽情的な色に焼けたいと思う者は少ないだろう階級。

 水音とはしゃぐ声の中、プールか上がったメイラは、全体を梯子を使わず両腕の力だけで縁に手を付くや
 力を込めた両腕と水中の身軽さ スルリと縁に腰を下ろすだろうか。
 長い黒髪を一条に編んだ姿は水気を多く含み、前髪を後ろに撫でつけるようにして赤い瞳と白いギザ歯が
 多少の遊戯的疲労を見せる吐息を漏らしては、傷だらけの体を隠すことも無く見渡している。

 戦場では満足に全身を浸からせる環境も少ないせいか、消毒や浄化水を用いた水辺の中で揺蕩うのは一種の贅沢
 充分に息抜きにはなっているものの、黒い一張羅と腰に武具がない姿は希少なせいか腰が軽くて落ち着かないところもあった。


  「身軽すぎるのも、慣れないと不便ですわね。」


 鼻筋につぅ、と伝う水を指で掃いながら、一人そう呟くと疲労に身を任せ、力を抜く。 

ご案内:「富裕地区 室内プール」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。