2024/06/04 のログ
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イェルド > 石造建築の遺構、廃墟の群れは――どうやら街であったらしい。
小さな泉、水源を中心に栄えたらしい風景が建物の配置、道の分布、広がり方から朧気に窺い知れる。

(廃墟の中心まで進めば……何かあると、いいなぁ)

何かがあるのか。それともないのか。あるにしてももっと西に向かわなければならないのか?
いずれにしても確かなことはひとつ。行かなければ実証も確認もできない、という点。

一寸先が死地であろうとも、何を恐れるものか――。

ご案内:「魔族の国」からイェルドさんが去りました。