2023/09/10 のログ
ご案内:「タナール砦」にアクラさんが現れました。
アクラ > 思えばここ数日はどうもおかしかった
元々そこまで睡眠が必要ないはずなのにどうも眠い
町の美食と言える料理を口にしても腹がどこか物足りない

どうしてかは分からない、けれど王都に居た筈が気付けばここまでやってきていた
噎せ返るほどの血の匂い
舌先に触れるドロドロとした体液の混ざった臓腑

ぐちゅ、ぐち…にち…

冴えてきた頭と満足感が広がる腹の感触に満足げに息を漏らす

「何人くらい居たんだか……ちゃんと全部殺したのか?」

自問する
ここを襲った時はどこか夢見心地だった
兵士を鏖殺したのか、それとも逃がした者が居たのか…
後者であれば援軍が来ても不思議はない、もしくは異変を感じた魔族が来るかもしれない

「それか、血の匂いを嗅いだ化け物とか、か。」

ご案内:「タナール砦」からアクラさんが去りました。