2023/07/30 のログ
ご案内:「タナール砦」にラストさんが現れました。
ラスト > (一進一退の攻防は、既に終わり
後に残ったのは、魔族側の制圧と言う結果のみ
其れも、恐らくは一時の事であろう
人間側もまた、何時再度の戦力を投入して来ても不思議は無い

砦に施すのは簡易の改修
本来であれば本格改修と強化を施せば、一進一退では無く
常に砦を、魔族側が占拠する事も可能で在ろう
だが、そうはしない。 或いは、出来ない、する必要が無い
人間側の足場とされるのは困るが、かと言って常に防衛し続けるのは割に合わぬ

そんな、特殊な場所なのだ。)

「―――――修繕が済み次第、休息人員と兵を入れ替えろ。
防衛に8割、残りを索敵。 伝令は3人、死体漁りが得意な例の軍にでもに伝えて遣れ。」

(皮肉めいて、会話に出したのは、この後やって来るであろう魔族の軍
派兵をするのは良い、だが、己が軍の直後を狙って派遣の宣言をする事が多く
此方の兵からは、蛇笏の如くに嫌われて居る連中の事
要するに、可能な限り先頭に関わらず、美味しい所だけを啜りたい
そんな露骨な思惑が見えている、と言う事だ。

己個人としては、興味はない。 嫌う以前に、何の感情すらも沸かぬ
弱者としての立ち回りを徹底して居るならば、其れは其れで才でも在ろう
己に噛み付かぬ限りは、だが。)

「―――――……敵軍の撤退から、もう十分に時間は経った。
攻めて来ても不思議はない。 ……もし戦端が拓かれたら、手筈通りに動け。」

(見張り塔に、オークの弓兵が配置された。
エルフ達に比べれば、眼の良さでは適うまい
だが、代わりに――良く、弓が飛ぶ。 威力では優れよう)。