【存在】
さながら其れは、英知を持った獣の如くに
【所有】 主従契約:魔王の戴冠(ネヴェド/グルゴレト様/No.30) 王と冠の関係、死が互いを分かつまで
【外見】
血紅の短髪、鍛え上げられた鋼の如き体躯、紅の瞳 浅黒の肌に傷は無く、異様な頑健さを誇る 寡黙にして威圧感を与える印象を植え付け 獣の如き眼光は、胆力の無い者を見据えただけで畏怖させる
姿形に拘らぬが故に、見目は流浪の一兵卒や戦士の其れ
【性格】
怜悧であり豪胆、軍師であり狂戦士 打倒し、蹂躙し、簒奪する事を矜持とする 闘争と戦争を何よりも好み、其の相手は人間に限らないが 弱者の蹂躙よりも、強者の打倒を渇望して居るが故に 戦場以外での弱者の襲撃や殺戮には興味がない とは言え、気に入らなければ薙ぎ払うが
戦いにおいて奪った物は須らく、己が所有物と考え 女ならば陵辱し、尊厳すらも奪い去って支配する 男で在っても、心からの服従を誓えば、自らの駒として迎え入れる事も在る
領地を手に入れ、領民や部下と呼べる存在が傘下となってからは 支配し、統治する、と言う事にも一定の意味を見出して居る
【種族】
詳細は不明、かつて魔族の軍に属して居た 支配階級を持たない、最下級の悪魔で在ったとされる 突然変異、或いは何らかの形で限界を超えた超越者、魔人、頂点捕食者 かつて、最初に奪った魔族の支配領域を拠点としながら 人魔問わず、戦いを仕掛け続けて居る
かつて魔族軍の兵卒で在った経緯から、マグメール王国との戦争にも関わり 王国と対する戦場に置いては魔族の公軍と共戦し、共同で作戦に臨むとする盟約を結んで居る
――――いまのところは
【経歴】
通名 ラスト
【鎧都市グレイゼル】
魔族領屈指の防衛力を誇った軍事都市 過去形で在るのは、当時の領主である魔族が討たれ 現領主であるラストの手中に堕ちた事による評価の低下による物 其れでもかつての防衛力が落ちた訳では無く、堅固さは変わらない
マグメール王国との境界に近く、タナール砦を抜け、山脈を超えた直ぐ先に位置する 人間側が進行して来た際、真っ先に侵略の恐れが在る領地で 其れ故に堅固な防衛力を築かなければ為らなかった事情が在る
領民や軍兵の種族は、獣人やデーモン、夜魔等が多く 次いでオーガ、トロール等の巨人型が、主な肉体労働に従事して居る
実質的には強権体制での統治だが、独裁では無い 領主が不在でも実質的な裁量や決定権は、任命された担当幹部が持つため 都市活動は問題無く循環し、停滞する事は無い
また、都市内では「被支配者が、小さな支配をするなど聞いて呆れる」と言う理由で 市民による奴隷制度を許容せず、自らが労働力として貸し与えている形を取り 領土における全ての奴隷の支配権は、自らに在る
【能力】
頑健な肉体と異常な膂力、其処に甘んじる事の無い無形の剣技 戦場において卑怯と言う言葉は存在せず、軍略としては如何なる手段も利用するが 決闘や一騎討ちの様に、互いの強さと矜持のみを掛けた場では、其の限りでは無い
無数の実戦経験に裏打ちされた戦術眼を用いて 如何に自らが有利となるかを重視した兵の運用を行う 難しい運用はせず、簡易な指示で兵を動かす為 戦況への対応と兵の反応が特筆して早く、常に先手を打ち易い事が強み
その様は、戦場を駆け抜ける雷鳴の如く
▼復讐の黒霧 <能力:弱体 属性:戦域> (秘匿情報)
自分周囲円状の戦場に、自らの怨恨、憤怒を増大させる瘴気の霧を放つ 怨恨は、心に抱く理不尽や不満、恨みの念を増大させ 憤怒は、怒りに取りつかれ、怒りを向ける対象への攻撃性が増す 怨恨は正しく敵に向けられる事も、不満を抱える味方に向けられる事も在り 何れにしても正常な思考を乱し、集団に置いて多大な混乱を引き起こす
また、瘴気の霧自体も、著しく視界を悪化させる効力が在る
▼迸る雷鳴 <能力:強化 属性:雷>(秘匿情報)
主に、前方扇状に雷の閃光を放つ 威力は精密に制御が出来、気絶させる程度に留めたり 周囲を灼き尽くす程の雷撃を放つ事も可能 静電気程度の微弱な威力に抑える事も出来る 正確には「雷を操る力」であり、単純に放出するだけでは無い 自らの魔力を直接雷に変換して居る為、魔法陣や詠唱などは不要
▼死刑執行 <能力:剣 属性:断罪>(秘匿情報)
ギロチンコール 敗北した者の罪を刈り取る、断罪の刃 幅広の刀身をした、銀色の両手剣を召喚し、一閃する 召喚攻撃であり、念動剣の一種であるため、振るう事無く自在に動く 対象が大きな罪を背負って居る程に、切れ味を増す魔剣
逆に、罪の無い者、罰されるに値しない幼子は切れないと言う特性を持つ ▼不明 <能力:剣 属性:雷霆>(秘匿情報) 二振りの剣
【その他】 設定未確定、適宜修正中
個人メモ
E89A3C 192cm/115kg/襤褸の外套、黒の双剣
|
|