2025/03/09 のログ
■ユーミル > 褒美を得、散る鼠は、己が棲み処へと戻ってゆくのだろう。
見送ることまでをせずに、少女は身軽に立ち上がる。
小麦色の脚もすらりと伸びたしなやかな体躯に、身の丈に合った軽装備。
淡色の双眸は、男の眼差しにも物怖じせずにまっすぐ向いた。
その男は目立った。何となく懐かしくなるような鋭い金眼と、厚みのある肉体。
だから、先ず。大鼠より知り得た情報を男へと投げることにしたのだ。
歩みくる男が近付く毎、娘の視線とともに首が少しだけ上向いて。
「名前。 ユーミルだヨ。」
名乗りとともに少しだけ不慣れな言葉を考えるように小頚を傾ぎ。
「オマエの近く、離れるな、言われたから。」
娘が斥候として男のいる隊に同行するには理由がある。
魔物避けの結界やら、魔物が嫌う香やらが――少女の“特異体質”にも有用であるからだ。
それを男は知らされているかもしれないし、知らされてないかもしれないけど。
「次はドコ行く? ――… 何、するノ?」
■シアン > 立ち上がる。只それだけの所作にも滲む靭やかさと軽やかさ。
見る者が見れば感嘆の声を上げるだろう身体能力の高さを物語っている。
己も挨拶の際には、天禀の類だという感想を抱いたものだ。
歩んだ先でちょこんと上向く少女の姿を見留て首肯を一つ。
「ユーミル。ユーミル。うん。よし。悪かった、王国語だけで手一杯で異国風の名前がどうも覚わらんでな……」
母国語と王国語で記憶容量が満杯なんだ、とか、鉄杖を持つ左手はそのまま右手を緩くゆらりと立てて謝罪の印。
「しかしな、ユーミル? あんま視界の外に出んでくれ。
どこ行ったのかと思うし、いきなり出てくると、さっきみたいにお兄さん、ただでさえ厳つい面がますます強くなる」
同行者が急に消えたとてこの無名遺跡ではよくある話。
……要救助者一名増えちゃったかぁ?
何て思って姿が見えなくとも気にせず普通に先に行こうとしていた。
加えて、急に気配が出てきたら、魔物かと思って緊張するし、云々。
ちょっとしたお小言を零しながら、
「お前の特異体質については聞き及んではいる、まあ、配慮は有り難いけどな、心配要らん」
彼女の“特異体質”については触り程度ではあるものの聞き及んではいる、ので、
呪いの真似事に邪魔かと配慮してくれていた事には感謝も述べつつ緩い笑みを浮かべてもう一つ頷く。
「俺ぁ最悪巨人が出てきたってぶっ殺せるぐらいの自信はある。
最近……ではないけど鬼の女王様相手にも互角にぶん殴り合った事もある男だぜぇ?
安心して近くに居てくれ。次ぁこのあたりの巡回だ、行こう」
はっはっはっ! と軽快な笑気を上げては、散策を再開しよう、と手招きしながらまた歩き出す。
■ユーミル > 男が復唱する己が名前に、ウン、ウン。一々頷く。
その度に、銀灰と翠が雑じる髪が、しゃらと揺れた。
向けられる言葉に双眸丸めながら、彼の手に携えた鉄杖を見遣り。
「名前、覚える苦手? 長いの。アタマがイイ奴が持つ、て、ユーミルきいたのに?」
少女も名前を覚えるのが苦手だから親近感。
なぁんだコイツもちょっとバカなんだな! なんて認識が生まれたやも知れないが、それはさておき。
向けられた進言に、少女がムムンと眉を顰め。
「――…だって。オマエ、遅い。それに、オマエのまじない、
ニオイ、鼠、厭がった。 逃げる、話せない。困る、――…デショ。」
ヨシ、教えてやろう、とばかりに澄まし顔にてお小言返しをするものの、
あまり離れると今度はギルドからお小言を貰うことは少女も理解しているので。
くるりと踵で男の向く向きへと方向転換すれば、今度は彼の傍らを歩む事をする筈だ。
「オマエのカラダは大鬼(オーガ)みたいだし、眼は狼だ。
アタマは石化鳥(コカトリス)の巣に似テる。 ――だから、強い? ふふっ。」
男の笑い声につられたように、娘も軽やかに笑い声を洩らした。足取りは軽く男に従い歩き。
■シアン >
「アタマがいいツラにゃぁ見えねぇだろ?」
これ! と指差す自身の面。
眼鏡をかけて机に座って筆を片手に書類相手に格闘している姿より、ずぅ~っと、
狼だと印象された眼を光らせ高笑いしながら魔物をぶん殴る姿の方がずぅ~っと、
似合ってそうな強面。
こうして喋っていると手付きと同じぐらい緩んでいるから幾分ましだけれど。
「遅いのぁ仕方ねぇだろ。治療行為にしろ呪いにしろ手ぇ抜くと……
いや、報連相を確りしようって話だな、事前にそのあたり詰めとかなかった俺も悪い」
お小言を零したらお小言が返ってきたからこれまた、の繰り返しになるところではあったが途中で折れる。
己にしろ、少女にしろ、極度に緊張を要する階層ではないとはいえ、言い合いに現抜かせる程油断も出来ぬ階層だ。
向こうも歩みの間隔を此方に合わせてきてくれる寄り添いも見せてくれるし、
報告・連絡・相談のところを詰めようということで一旦落ち着いてから。
「誰の頭が鳥の巣だと? このアマァ。ック、ククク、まあ、強さはそのうちに披露する機会もあるだろうさ」
カチンときた! みたいな物言いはしかし直ぐに笑気で肩を揺らして、冗句だと嘯きながら、共に歩く。
視線はゆるりゆらりと一定に定まらずあちらこちらを常に見回して警戒中。
今のところ己の感覚にも少女の感覚にも、邪魔者は感知できない、少なくとも今は周りに危険はない。
「……しかし、静かすぎて逆に不気味だな。さっきからとんと何も出会さん……。
鼠達は何か言ってなかったか?」
彼女の特異体質なれば。己の“雷鳴”なる特異体質が放つ危険信号で寄ってこないにしてももう少し出会しそうなものだが……?
と、疑問が浮かび首を傾げてから、少女の方に心当たりはないかと視線を向けて。
■ユーミル > 男の言葉に、ウンウン。素直に頷いては――… ひひっ。笑った。
獣のような眼光を有しているだけあって、きっとこの男も脳味噌が足りないのだ。
そう思えば少しばかりに親しみが湧く。ゆうこうど が 1 あがった!
何処迄分かっているのかいないのか。報連相、の語感イイ言葉だけを反芻し、
「ホウ レン ソウ?
――… んっ。オマエも悪い。ユーミルも、悪い。
だって、ソックリだ!オマエみたいにモシャモシャして――…
ァ。…そういえば、オマエの名前、ナニ? ――ユーミル、なんて呼べばいい?」
理解が及ばぬなりに、伝わることもあるということだろうか。納得を見せながらに、
男の頭が鳥の巣に似てるのは譲れないところ、であるようだけども。それで思い到るは、
娘は男の呼び名を知らないということ。此の儘では鳥の巣アタマとでも呼び出しかねないだろう。
疑問符を投げ掛けながらに――――… 迷宮の床を、見回し、そして。高い天井を、見上げる。
少しばかり細こい喉を、片手で揉むように弄って、から。
息を吸って、吐く呼気とともに。
「――――――――、―――――… ッッッ!!!!」
聞こえぬナニかを、発した。 ともすれば――…
鼠の代わり、虚空を旋回するコウモリがパタパタと舞い降りくるだろう。
男の鳥の巣頭の周りを、回る。回る。
ムムム。娘が難しい顔で旋回を睨み。
「アッチ? 何か、 おっきい、いる?――…… タブン?」
■シアン >
「うん? ああ。言って……無かったような気ぃもするな、シアンだ、シアン・デイエン。
北の。寒~い国の言葉でな、雷鳴って意味だ、雷さんよ」
おバカフレンズだのノウタリンだの鳥の巣アタマだので定着してしまう瀬戸際であったかも知れない名乗り。
北方帝国云々小難しい単語は出来るだけ省いて簡素に説明をしてから、
「偽名くさいか? 偽名だからな。本名だって別に構わねぇんだが……
ミステリアスな男って格好良いだろ」
ゆうこうど が1 あがる かもしれない、おバカな発言を自信満々に宣って見せる。
ふふん。とか、どや顔かまして、ずばっ! と無駄にキレのある動きで親指を立てて。
知識はそれなりに豊富で2ヶ国語も話せて頭は悪くない筈だがこの辺りは本当に馬鹿だった。
「――」
しかし、そういう気さくで緩いノリも危険があると分かる迄。
人の耳には捉えられない音が少女の喉から溢れた際には片耳を抑えて少し痛そうに眉も潜めたが、
より、ずっと、“奥に何か居る”との言には眉間の皺が寄って視線はじいっと奥を探るよう見詰め。
「引こう。今回は、討伐でも探索でもないからな。
……襲ってくるんだったら話は別だが向こうが動く気ねぇってんならこっちも手ぇ出す必要もあるめぇよ。
背中は見せるな。このまま。ゆっくり。一歩ずつだ」
巨人だってぶち殺せる自信はある。虚言ではないが楽勝とも無傷とも言い難い。
既に後方に要救助者が要る状況で“おっきい”のと戦うのは出来るだけ避けたいところ。
止まれ、と、手で合図しながらそのあたりの旨もぽつりぽつりと零して、一歩ずつ、奥に背中を見せず後退。
■ユーミル > 雷鳴、の名を持つ響きを、口中に転がしては繰り返す。
男の風貌とよく合った名だと思う。唇に弧を描き、頷いた。
「シアン。――… シアン。雷の、シアン。
…あぁ、寒いトコロ、いたから――… モシャモシャなったんだな。狼と一緒ネ。」
狼だって冬はモフモフになる。男だってモシャモシャになるのかもしれない。
娘なりに納得しては、ずばっ! 真似して親指をビシッと立てた。
ミステリアスが格好良いかは娘の感性では解らないが、
親指立ててドヤッてみせるのはなんだか自信ありげでカッコイイ気がする。
今度からここぞという局面で使おう、と娘はひとつ学びを得た。
そして。―――… 男の表情の変化に、少女は敏感だった。
「――――――…」
快闊に笑う男の表情筋が強張りを見せた瞬間、ぴくりと少女が男を仰ぐ。
まるで群のボスに従う獣のように。男の金眼を見つめ、そして。
「 ン。 わかった。」
理解も早い。片手を軽く振ることで蝙蝠を空に返しつつ。
闇を見据え、 グル、と咽喉を警戒めいて一度鳴らしてから、踵を躙って歩をさげる。
――きっと、意識すらせず。床面に、男と少女の足音を、気配を消し、
素早い歩みを容易にするべくして風を敷く。
詠唱をする程に難度の高い芸当でないかわり、手足の如くに感覚的に使う、補助魔法の類だ。
闇の動く気配は無い。蟠るおっきな何かの気配もない。…一先ずは。
■シアン >
「……」
掌で支えて肩で保持していた鉄杖を掌で滑らせてから位置を変えて向きを変えて、太刀でいう正眼の構え。
眉間がきつく引き結ばれながらも口元はぱくりと小さく開いて、呼吸を一つ、二つ、三つ……
衝撃の瞬間には歯と歯がぶつかり甲高い音まで立てるほど食い縛る準備を整えながらの後退。
いつでも迎い撃てる、いつでも叩き込める、緊張を維持しながら摺り足でじっくりと下がる。
ずり、ずり、と本来微かにでも革靴の裏が石畳を擦って発する音は彼女の魔術で消え失せて、
“おっきい”のが感知しているかは定かでないがもし見えるとしたら闇に消えていく様だろう。
「……よし」
向こうも、己も、少女も、蝙蝠達以外は何が居るかも定かでないが“何かある”と察知した地点から数メートル。
更にそこで背を向けてからも後ろを気にしながら最初に呪いを施した地点まで逆戻りしたところで漸く、
ぷは。と制限していた呼気を吐いてから鉄杖を下ろして肩からも腕からも力を抜いた。
「救助隊本隊が到着するまでここで待機と、警戒だな。“おっきい”のが来ても他のが来ても、それは討つ。
更に向こうに他の救助者がいるかもしらん可能性は捨てきれんが今は置いておこう。
……しっかし、ユーミル。良い仕事だ。今回付いてきてくれたのがお前で本当に助かった」
後退の指示に一も二もなく従える判断の速さにしろ、自前で気配を立つ腕前にしろ風を操る術にしろ……
見事の一言に尽きる。
感知に至っては彼女でなければ、このままうっかり鉢合わせしてから成り行きで戦闘に発展していたかもしれない。
見事の一言に尽きる。
呪いを施してある扉前で休憩、といっても座り込みもしないが体勢は楽にしつつ、称賛の言葉とともに親指を立てる。
■ユーミル > 男から届く気配の微細な変化。
まるで雷が背を這うみたいな、ぴりりとした一瞬があった。
此の群に於いての統率者が空気に伝播させた緊迫は、何よりも有効に少女に作用した。
生存のための後退に的確な術を、本能が選ぶ。
風を敷き、――或いは、風を流す。生物の匂いを“おっきい”それに届かせぬように。
その緊張は暫く続き、そして。男のひと声とともに解除されることとなろう。
「――…、…」
――ふ、ぁ。 息を抜く音が少女からも聞こえ。
足元に敷いていた風の層が、解けて消えた。
「 ン。 わかった。
―――…ユーミルで、ヨカた? ユーミル、シアンの役に立った? 」
男の意識の切り換えが、咄嗟の緊迫と判断が適切だったから、娘が“反応”できたのだ。
そういう意味で相性が良かったのだろうと思うけれども――それを伝える語彙を娘は知らない。
だから、満更でもなさそうに、破顔した。男を真似てグッと親指を立て。
そして、誇らしげに小顔が顎を反らしたなら。褒美を待つように、男を仰ぎ遣り。
「……………………ユーミル、ウマくできた。…撫でてもイイヨ?」
ふんす。自慢げに鼻を鳴らしたなら。
表情が分かり易くドヤッている。淡菫色の双眸細め。寧ろ撫でろと言わんばかり。
■シアン >
「ああ。凄く良かった。俺一人じゃあ感知も撤退も間に合わなかったろうからな」
巨大な何某かとの戦闘は、自身も無傷では済むまい、発生する衝撃や爆音が小部屋迄伝播して要救助者の容態悪化にも繋がりかねない。
己の低くはない感知能力も擦り抜ける巨大生物というのは興味はあるものの……
向こうが気付いて襲ってくるなら兎角此方から手を出していい理由が今はない。
回避できたのは彼女のおかげ、と、頻り頷く。
「っふふ。おう。ハグでもキスでも何でもしてやりたいとこだがそれぁ此処から出てからだな。
お手柄だったぜ、ユーミル」
胸から顎から色々逸れて顔一杯に自慢が浮かんでいる彼女の可愛らしさに、口元はまた緩むし笑気も溢れる。
左手はまた鉄杖を支えて肩で保持しながらも右手が伸びれば大きな掌が白髪を撫でくる。
よしよしよしよしよし、と、髪がぐしゃぐしゃにならない程度の加減はしつつ撫でたくる。
「まだ気は抜けねぇが……何事もなく終わったらって話になるけどさ。
こっから出たら飯でも一緒にどうだ? 酒もいける口なら酒もな」
本隊に救助者を引き渡して本隊を護衛してから遺跡を出た時点で、仕事は終わりになる。
王国へと戻る頃にはそれなりに遅い時間帯になるが飯屋も酒屋もまだ空いてるだろうし……
と当たりを付けながら、打ち上げの誘い。
■ユーミル > 向けられる言葉に、少女がますます破顔する。
にぃーーーっこり。唇が弧を綺麗に描いて、御満悦。
「ふ、ひ。 …ユーミル、凄くヨカタ!
オマエがいる。ユーミル動く、とても楽。 ――…シアンも、凄くヨカタ、思うよ。」
自分が良かったということは、相手が良かったということだ。だから伝える。
彼の統率が良かったのだと。その名を冠す通り男が纏い、
空気に僅かに奔った小さな緊迫の電流こそ、少女を動かしたのだと。
そして、群のボスに褒められるのは何よりの誉だから。
男の掌が頭に載れば、その表情はもう、物凄く嬉しそうになる。
「ふひ、――… くふ、ふふふ、ひッ。 きゃ、ふッ。
ぇ、へへ。 ――――――… いひ!」
ヨシヨシヨシヨシ、わしゃわしゃと撫でられて撫でくりされて、はしゃいだような声をあげる。
一頻り撫でられたなら、満足そうにまた最後に、いひひ、と屈託無くはにかみ笑んでから、
「 ――… んぅ? イイ、ヨ。
全部、終わる――…そしたら。 もっとイッパイ、シアン、ユーミル褒めたくなるヨ?」
もっともっと、撫でくりしたくなるお手柄な働きをするだろう、なんて予測は
そうされたいという少女の願望であり、そして。そうなるだろう未来の確約めいていた。
そうなれば、些かオツムの緩い娘ははりきって、男の傍ら、今以上の働きをした筈で。
訪れるだろう打ち上げは、もしかしたら別の機会に語られることもあろうかと――。
■シアン >
「おうとも、百点満点中百点きっちり付けられる。
ん? 俺もか? っぅふふ、ありがとよ、ユーミル」
己の立ち回りも、と、伝える言葉に擽ったそうに肩を揺らしながら頷く。
彼女の満面の笑顔につられて目元から口元からすっかり垂れ下がってしまう。
群れのボスとまで持ち上げられるのは褒められすぎで流石に面映ゆいものの、
群れのボスに褒められてもう満足しきりといった様相に水を差すのも悪い。
一先ずその地位を甘受させてもらいつつ目一杯撫でくってから、
「っく、くふふふ、じゃ、続きは後、おぉ、そうか? 期待してるぜ?
ご褒美考えとかねぇとなぁ。何がいいかな。肉か、やっぱ。よっしゃ、値ぇ張るもんでも用意してやらにゃなぁ」
この後。やはり“雷鳴”の威嚇効果があっても尚、たとえば血の香り、たとえば彼女の香り、それに偶然と立地、等々で誘われてやってくる魔物相手の奮闘や、救助者運搬&本隊護衛時の働き――諸々において見せる彼女の働きは、撫でくり回すぐらいじゃあとてもとても追っ付かないぐらいの獅子奮迅ぶり。――彼女の予想通りにたっぷりと、彼女の予想も外れるぐらいにたっぷりと、ご褒美が用意される事になる。
『……よっしゃあ! 覚悟決めた!!』
等と、財布を握りしめて散在の覚悟の雄叫びあげるぐらいに。
その盛大な打ち上げの様相はまた何れ――……
ご案内:「無名遺跡」からユーミルさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」からシアンさんが去りました。