2024/10/22 のログ
ご案内:「無名遺跡」にE・T・D・Mさんが現れました。
E・T・D・M > ダンジョンに立ち入るならば直ぐ側には幾つかの木箱が積み上げられている
その中身には安物ながらに多種に渡る近接武器、斧や剣に槍、遠隔武器の長弓やクロスボウ、矢弾までおまけについている
更には癒しのポーションの入ったボトルまで揃い踏みになっていた
万が一照明器具を置いて来てしまった粗忽者の為に油とカンテラまで完備されている

中は拡張された自然洞窟的な様相
陽射しの差し込まない場所まで踏み込んだ所で直ぐに気づくものが在る筈
地面の各所において大きな赤い×印が刻み付けられている
良く見れば薄汚れた布でカモフラージュをされており
その下には落とし穴が掘削されていた
初心者でも直ぐに看破出来るように親切に目印付きだ
加え幾筋かに分かれているルートの正解を指し示すかのように、矢印が壁に貼り付けられている

E・T・D・M > それらを辿った行方には看板が立っているエリアまで辿り着く事が出来るだろう
その看板にはモンスターのイラストが描き込まれ
生態や弱点などが事細かに付記されており
実物の怪物達がその看板向こうでは徘徊もしている
初心者でも無事に討伐出来るように

それを無事に打倒出来れば後は深部にまで足を運ぶだけだ
突き当りの空間には石の台座が佇み
その上には立派な装飾の施された宝箱が鎮座している
施錠されているが問題も無い
側にはピッキングツールが備え置かれており
それらの扱い方、宝箱の鍵のタイプなどが綿密に説明されたマニュアルまでセッティングされている
初心者でも説明を読み込みながら事を進めれば容易に宝箱を開封できるように
此処は『初心者用ダンジョン』。そのように構築した

でも初心者用というのが、初心者が全部恙無く最後までクリア出来るという意味では勿論無い
宝箱には勿論最後の罠が仕掛けてある
開いた瞬間にぱっくりと油断しきった目の前の相手に食らいつくように出来ている
宝箱が…というよりも初心用に改造したこのダンジョンそのものが怪物なのだから
待ちの姿勢で今か今かと待ち続けている
初心者狩りの構図を撮影するために、その為に『初心者用ダンジョン』

ご案内:「」にE・T・D・Mさんが現れました。