2024/10/02 のログ
ご案内:「無名遺跡」に黒仮面さんが現れました。
黒仮面 > 九頭龍山脈に点在する無名遺跡、その内の一つ。
今居るのが入り口付近なのか、それとも深くへと進んだ先にある最奥の付近なのか。
灯りの無い暗闇の中、紛れるように気配も音もなく進んでいる一つの人影。

今回受けた依頼は、ある冒険者を亡き者にする事との事。
そのターゲットは何でもご高名な冒険者様らしく、その依頼主の手回しの依頼でここに来ているらしい。
どんないざこざがあったかは知らないし、知る気もないが、そんな相手であればと暇潰しに受けたのだ。

すでにこちらの手筈も整っており、所詮ただの遺跡と侮って、今頃は仲間とはぐれて孤立している事だろう。
進む先、出会うのはその対象か、対象の仲間であった者か…それとも、偶然遭遇する無関係な相手か。
対象であれば早々に始末を付けるし、それ以外の対象であれば相手次第で対応を変えゆく考えだ。

ご案内:「無名遺跡」から黒仮面さんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にルシータ・ヴァルケスさんが現れました。
ルシータ・ヴァルケス > 獣 
 数ある無名遺跡の一つ
 拠点である王都から、一人(ソロ)ではなく複数人連れての参陣
 一人で訪れていいほど強者と思っていない。
 宝物とは金銀財宝よりも、希少性や武具 材質こそドワーフが求めるものであり
 なおかつ魔導機械における制作部品もまた独特と思っている。

 それを得るため、ドワーフとして突っ走り、ドワーフらしくもなく
 ―――何でもかんでもやってやるそれが、非常に前のめりなドワーフと合っていた。


   「だぁぁぁっ!!
    獣と絡繰りばっかいじゃなくっ、罠が逆転して豪く酷かど!!」


 罠 それも壁矢や槍 振り子斧に血天井 そういった類ではなくエロトラップダンジョン
 狡猾なのは絶対に一人は犠牲者を出させようとする精神が垣間見えるそれ。
 ゾッっとする類を出せば、財宝的な宝物の小規模と檻門を出して見せつけ、傍の肉厚な腰掛け
 そこに一人、二人を座らせなければ開かないといったもの。
 罠に掛かる獲物を自発的に、甘い餌と裏切りという言葉は必然性を帯びる。
  
 ドワーフもまた、複数人で訪れる傍ら、触手を切り落とし、矢で壁に縫い付けるなど
 技量と怪力に物を言わせているものの、この罠がこのダンジョンの品位を限りなく落としているといってもいい。
 それに ガ・ン・ギ・レ 寸前。
 自身もまた女体 触手に寄生蔓 媚薬スライムなどを蹴散らし、踏みつけ、切り落とす傍らに出会う魔物を巧みに使っていた。


   「ブッ―――飛べやァッッ!!」


 狭い歩幅 小さい体はダンジョンの足場の悪さでさらに悪い―――はずもない。
 彼らは窟の住人 土の味を知る者 鉄の匂いを嗅ぎ取る者
 最適な箇所でまるで猫のように飛び歩きながら、斧という重量を水平に寝かせ走行竜の尾のようにバランスを保つ。
 前のめりな突っ走りと小柄さで、魔物の前振りを避けるや殺意無き横切りは防御や身構えをスカさせる。
 瞬間、着地と回転。
 反動と共に背中に訪れるフルスィングを受け、断つではなくかっ飛ばされる姿 うねるスライムと触手の苗床代わり
 ♀だったのだろうか 穴という穴をうねうねとドロドロがミックスして襲い掛かるのをメタい罠避けにしていた。


   「なんてかぁ、エグか罠じゃあ。
    乳にまで張りつきよるど。」


 もはや語れないというような有様
 ゴブリンもオークも亜人も他も 虫や共存型でもない限り、成れの果てになるだけだ。

ご案内:「無名遺跡」からルシータ・ヴァルケスさんが去りました。