2024/08/31 のログ
ご案内:「無名遺跡」にアルマさんが現れました。
アルマ > 無名遺跡の迷宮を1頭の狼が彷徨う。
青を煮詰めたような黒色の体毛に眼光鋭い獰猛な仔狼。
その身にまとう気配は雄々しい狼そのものであるが仔狼。
何故かと問われると答えは極々シンプルにて簡単である。

このアルマ/魔獣は製造されたばかりなのだ。

当然の事ながら誰かが意図して製造したわけではない。
なぜなら製造するノウハウは既に失われて久しいからだ。
では、なぜ?と更に問うならば、正しく言葉にするのなら、製造されて成熟する前に封印されて、それが何かの拍子に解除されたのだ。

目覚めたばかりのアルマ/魔獣。
知能も知性もまだ覚醒には遠く、正しくアルマ/兵器である気配はあれど、残念ながらそれが第三者には虚勢に見えるほどに仔狼、けど、周囲に巣食う魔物は気配におびえて姿を見せない。

兵器であり魔獣/魔獣であり兵装

今宵は外界に初めて出没した若いアルマは迷宮の中をチャカチャカと爪音響かせさ迷い歩く……本能的に獲物を探しながら。