2024/04/17 のログ
ご案内:「無名遺跡」にE・T・D・Mさんが現れました。
E・T・D・M > ダンジョンが居る
ダンジョンが在る

悪堕ちという性癖が存在している、あくまでも創作世界においてだが
もしも現実に実在しているなら、単なる裏切り者なだけだろう
しかし一部の層に夢を運ぶ為に、そういった性癖周囲も一応は引き出しの中に備わっている
金メッキが施されて煌びやかな一室の中央には、服飾店などに置いてあるのと同様のトルソーが置かれていた
それが身に纏っているものに注目して欲しい
蝙蝠の被膜を彷彿させる薄く黒いマント、襟元の肌に接する裏面は金板を用いたチョーカー状になっている
そしてダイヤ型にお腹の部分が切り取られ、背中も丸見え、やたらに角度のエグいハイレグになっている黒革のスーツ
股間の部分にジッパーがついていて自由に開け閉め出来る造り
そして雄牛の角のような形に湾曲した飾りのついた円環型の冠だ、ブラックオパールが五つ正面部分に埋め込まれている
側には禍々しい髑髏ヘッドの錫杖が立てられていた

如何にも呪われたアイテム、あるいはベタベタの御伽噺の大魔王の装いという雰囲気を発露しており、実際にその通り、呪われたアイテムだ
身に付ければ忽ちに沸き起こる欲望に苛まれ我を失う
女性的欲求に駆られればそのままに、男性的欲求に駆られれば陰茎すらも生えて来る

E・T・D・M > そして湧き立つ欲を解消する為の仕掛けも部屋の中に準備してある
部屋の左右に懇々と湧き立つ泉の粘度は良く見れば水飴の如くに濃い
有体に言ってしまえばダンジョン内で回収したスライム系生命体のリサイクルだ
泥を捏ね上げるように整形すれば、男でも女でもいかような造形にでも組み上げられる
そしてそれらから生じる営みを撮影する水晶眼の準備も、常々において出来るという訳となる

ご案内:「無名遺跡」からE・T・D・Mさんが去りました。