2024/03/12 のログ
ご案内:「無名遺跡」にアストラさんが現れました。
アストラ > 無名遺跡の下層にある部屋には沢山の金銀財宝が積まれていた。
どうやら未踏の宝物庫らしく、眩く輝く金貨や装飾品、珍しい武器などが輝いている。

「すご~~~~い! ええ、こんなことある? 本当に?」

まさに一獲千金、冒険の果てに浪漫を得るとはこのこと。
古いマグメールの金貨をかざしながら漁る女冒険者ははしゃぎ、興奮しながら財宝に手をつける。
これなら暫く遊び歩いたり、豪遊も出来そう。
ハイブラゼールの高級宿に籠ろうか、あるいはこれを元手に貴族との繋がりを得ようか。
鼻歌を歌いながら袋に詰め込んでいく。
とは言え、全部が全部持ち帰れるわけでもないので、山盛りの金貨をあきらめなくてはならないのだけど。

「金貨に溺れるなんて贅沢出来ないものねぇ……もうちょっとだけ」

寝心地はよくないが気分は最高潮になる金貨の山に寝そべりながら、装飾品の鑑定。
エメラルド、ルビー、サファイア、ダイヤモンド──。
指につけたり首につけたり、そんな成金ごっこを楽しんでいた。

ご案内:「無名遺跡」からアストラさんが去りました。
ご案内:「無名遺跡」にE・T・D・Mさんが現れました。
E・T・D・M > ダンジョンが居る
ダンジョンが在る

暗闇の深淵がぽっかりと口を拡げているのは無名遺跡の入り口の一つ
そこは普段ならば余り人の出入りも無いような
既に漁り尽くされているエリアへの道筋であったが
今宵今晩においては少しだけ日頃とは異なる趣が漂っている
アーチ型を描いている進入路の上部部分に看板が掛かっていた
周囲に立てられた松明が照らし出すその文字は

『初心者用ダンジョン』