2025/03/30 のログ
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ナラン > 迷っている合間にも時は進む。
女はもう一度片手に吐息を吹きかけると、止めていた足取りを再開する。
慎重に、木陰に寄り添うように、水たまりがありそうな場所を避けて…

―――――――女が都市を背後に森を後にしたのは、果たして夜はすっかり明けたころだった…

ご案内:「◆城塞都市「アスピダ」 周辺の山間」からナランさんが去りました。