2025/01/13 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山中」にタマモさんが現れました。
■タマモ > 九頭龍山脈、山中とは言っても、街道から少し離れた程度の場所。
ちょっとしたスペースが木々の間にあり、馬車等でも入る事が出来、軽く一休み出来そうな感じか。
そんな場所だからこそ、やれる事があるのだと、意気込む少女が一人居た。
周囲の木々に、そこを囲うように点々と印を刻み、入り込んだ者を捕らえる為の罠を仕掛ける。
…まぁ、捕らえる、とは言っても、こう…物理的に拘束したりして、捕らえる訳ではない。
この中に入った相手に、意識的な接触を図り、幻を見させようという魂胆なのだ。
もっとも、そこまで強固なものでもないのだ、意思が相当強い相手であれば、効かない事もあるだろう。
そんな相手が一人で入り込めば、この罠は、簡単に破られてしまうはずだ。
その場合は、素直に諦めよう、何事も諦めが肝心なのである。
だが、そうであっても、それがお仲間やお供を連れていたり、護衛対象が居たりすれば、話は別だし。
そうでない相手であれば、しっかりと罠に掛かってくれるだろう。
そうなれば、己としては大当たり、と言った感じとなるのだ。
いやまぁ、本気でやれば、もっとしっかりとしたものも出来るのだが…あえて、それはしない。
ここは、己の運を試す意味も込めて、その拘りを通す事としよう。
さて、罠は仕掛けた、己は木々の陰に隠れ、後は罠に掛かる相手が、来るかどうかを待つだけ。
誰かが入り込めば、すぐに反応も出来る事だし…それまでは、のんびりと寛ぎタイム。
■タマモ > さて、そんな事をしているも、なかなか獲物は掛からない。
しかし、そんな状況であろうとも、少女は別に焦りもしない。
木陰に隠れたまま、ぐたり、と適当に寝っ転がる。
「ふぅむ…まぁ、今日はそう言った日、であろうかのぅ?」
一見すれば、やる気の無い姿…見る者は、誰も居ないのだが。
だが、待ち時間の間にも、ずっとやる気になっていたら、疲れてしまうのだ。
ほどほどに気を入れて、ほどほどに緩やかに、何事も適当が一番である。
ともあれ、そんな呟きを零しながら、瞳を閉じ。
この後は、音とかに意識を向けつつも、寛いだままで残りの時間を過ごす事としよう。
もちろん、誰かが掛かれば相手をするが、そうでない流れも想定済みなのだから。
ご案内:「九頭龍山脈 山中」からタマモさんが去りました。