2023/10/27 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道」にミア・コレットさんが現れました。
ミア・コレット >  
 女だてらに冒険者。
 九頭竜山脈、天下の剣。
 山々峰々踏み越えりゃ。
 危険の一つもありましょう。

というわけで私は今、山賊に追われている。
相手は私を生かして捕らえる気らしく、矢の類が射られてこないのが救い。

「しつこいなぁ!!」

背嚢をしっかり固定しているので走るのは問題ない。
問題があるとすれば相手は山賊、山の賊なので山歩きは慣れていること。

捕まればどうなるか?
愛とか恋とか無関係の運命に決まっている。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道」に徒花ジョーさんが現れました。
徒花ジョー >  
岩肌踏み分け坂を越え、ジョーの行先に選り好みはない。
山道を登る理由は相変わらず仕事だ。木端役人でも、多少地方の治安を気にする事はあるらしい。
最も、討伐や駆除依頼を受けたわけではない。山道の整備だ。
かつん、かつん、と杖を鳴らして進む足跡は整地の後。
こうして街道を整備していたつもりだが……不死者大雑把だった。

「…………ん?」

最初に覚えた違和感は景色だった。
思わず足を止めて、周囲を見渡し手元の地図に目を落とす。

「……道を外れたか……」

本来整備すべき街道からズレてしまったらしい。
確かこの周辺は、山賊共がたむろってるらしい。
面倒事に巻き込まれるのは御免だ。引き返そうとしたのも束の間。

「……今度はなんだ?」

緑の双眸を細めた向こう。此方に駆けてくる人影と…その後ろに複数の影。
どうやら少し遅かったようだ。思わず嘆息をつかずにはいられない。
寒風がローブを靡かせる中、彼女にとって眼の前に男は行く手を阻む仲間に見えるのか、それとも……。

ミア・コレット >  
あ、ヤバ。
向こう側に人がいる。
山賊の仲間だったら詰み。
通りすがりの人だったら一緒に逃げる。

ズザザと砂煙を立てて制動。

後方から追ってきた山賊たちは。
シミターを振って向こう側の男性に威嚇している。
邪魔をするな、と。

「あーあいつら山賊! 逃げるの山嶺!」
「継走、逃走、一目散の九頭竜山!」

無駄に韻を踏んでしまった。

「危険だよ?」

相手の翠眼を見て小首をかしげた。
パッパ、と服の裾の塵を払う。
山際に咲いている花。あれはなんて名前だったかな。

徒花ジョー >  
ズササッ。巻き上がる砂煙に思わず口元を腕で覆った。
見知らぬ少女に、威嚇する山賊共。
…見捨てるのは家内の意志に背くため、初めから無い選択肢だが…。

「うんざりするな」

顔をしかめ、悪態をつかずにはいられない。
はぁ。二度目の嘆息を吐き、腕を下ろした。

「……見ればわかる。少し落ち着け」

ハツラツとした少女とは対象的に冷めた声音。
マントを翻し、かつん、かつんと杖をついて一歩、二歩。
自然とその身は彼女を庇うような位置取りをしていた。

「危険、か……そうか」

そうだな。"普通"の感性ならそうなんだろう。
翡翠の双眸が静かに山賊たちを射抜いた。

「おい、お前等。彼女を襲うのは……やめておけ。
 ゴルド位ならくれてやる。今日の所はさっさとアジトに帰ると良い」

腰に下げた麻袋を山賊共に投げた。
どすん。土煙を巻き上げ、紐が緩んだ。中身はざっと600ゴルド程度あったはずだ。
今日一日贅沢は出来る程度の金だ。それで済むなら安い。
威勢の良い交渉のように見えるが、此れは"警告"だ。
金で済ませる安い欲望ならいいが、歯止めが効かぬのであれば……。

杖の先端を、トントンと人差し指が叩いた。

ミア・コレット >  
嘆息する男性。
比較的、目線が近い。
日中にあって透けるような白い肌。
翠の両目はいかにも嫌なものを見た、という風に歪んでいる。

「同感だね、そのウンザリに私も含めてるなら謝るけど」

人差し指と親指を擦り合わせて。
さて、どうしようかな。

「ああ、それは……その」
「山賊さんの欲望を刺激するだけかと」

山賊たちは酒、女、金に目がない。
畜生働き(強殺)も構わないほどに。

切っ先を私達に向けて山賊たちは下衆に笑う。

「それ拾って逃げようよ」

ジワジワと距離を詰めてくる山賊たち。
まずい、エトランゼ能力の使い時だろうか。

徒花ジョー >  
「……俺はコイツ等も血の通った人間だとは思ったが……」

欲望、留まることを知らずか。
山賊共はせせら笑い、引く気配もなければ更に身勝手に手を伸ばす。
性善説を信じているわけではない。ただ……。

「……やはりこの国には、うんざりすることが多すぎる……」

腐敗した上の連中に、下を見れば阿鼻叫喚。
そして、目の前には人と言うには畜生に等しき外道。
言葉通り、辟易と歪んだ表情を静かに振った。
だが、こうなってしまった以上は致し方あるまい。
獣には獣の返礼をするまでのこと。

次いで翡翠が山賊を射抜いた。

──────。(失せろ)

瞬間、突風が山道を吹き抜ける。
自然の空気は途端、泥土のように重く肌に纏わりつく。
見開かれた双眸は文字通り山賊たちを射抜く殺意に変わる。

誰も使わないような古い言葉。それに込められた単純な符号(まじゅつ)
山賊たちの脳裏に鮮血を咲かせる。自らの死をよりリアルに見せる幻術だ。
獣と言えど命が惜しければ十分な威嚇(ケイコク)だ。
それ以上踏み入るなら、脳裏に咲かせたイメージを現実にするのみである。

ミア・コレット >  
瞬間。血飛沫。
眼の前の山賊たちがブチ撒けられて。

染まった。花は。
レオノチス。
獅子の耳にも似たその花は。

今は血に濡れた……花言葉は、雄大。

 
気がつくと、血はなくなっていて。
私同様にマボロシを見た山賊たちは青い顔をしていた。
その場に武器を取り落とし、悲鳴を上げながら来た路を走り去っていった。

「あれ?」

振り返ると、男性は堂々と立っていて。
惨劇どころか一歩も動いてはいない。

「幻術? すご……助けてもらったね、ありがとう」

落ちた麻袋を拾って丁寧に砂埃を払うと、
男性に差し出した。

「重た……なんびゃくゴルド?」

とちょっとだけ眉根を寄せた。

徒花ジョー >  
「…………」

静かに翡翠は閉じられる。
人間的には余り褒められた手法でもないだろう。
今日何度目かわからない嘆息の後に、目を開いた。

「単純な術だ。誰にでも出来る」

人を騙すだけなら誰にでも出来る。
ただの虚仮威しとうんざりした目線で彼女を追った。

「600か500。仕事の報酬だ。欲しいならくれてやる」

不死者は金に頓着がない。
まだその麻袋を受け取らず、続けて言葉を続ける。

「……そういうお前は、何故こんな場所に来た?
 まさか、此処がどんな場所かも知らずに来た馬鹿じゃないだろうな」

少なくとも少し調べればどんな場所かはわかるはずだ。
人が立ち寄らないということは、それだけ危険と隣り合わせだ。
山賊討伐といった風体でもなければ、単なる馬鹿なのか。
どっちにしろ、少女を見る男の目線は厳しい色が見える。

ミア・コレット >  
「へえー……幻術って誰にでもできるんだ…」

目をパチパチと。
麻袋を両手で持ったまま。

「仕事の報酬はきちんと受け取らないと駄目だよ」
「あなたの働きに相応しいと思ったから出したお金だよ」
「あなたにとって高いにしろ、安いにしろ」

「報酬を自分で管理するまでがお仕事……違うな」

うーんうーんと、重たい麻袋を持ったまま考える。

「いのち! 生きるってことなんだよ」

険しい目つきで咎められると、山向こうを指した。

「依頼であっちに荷物を届ける最中だよ」
「冒険者なんだ」

「荷物は中身を見ないことが条件で、早駆け配達2400ゴルドの大仕事」

ふふん、とない胸を張った。

徒花ジョー >  
「……学ぶ気力と、使う意思。後は当人の努力次第だ」

「適正はあるかもしれんがな」

少なくとも生きるものの作り上げた技術の一つだ。
余程尖った文明でなければ、誰でも使える汎用性こそが技術の結晶だ。
その過程と工程を一旦置いておけば、嘘はいっていない。

「…………」

瞬きすること無い、静かな視線が少女を見据える。数刻の沈黙。

「……生きること、か。そうだろうな」

なんとも皮肉な言葉だろう。
不死者の自分に"命"を説くなど、数百年前なら笑い飛ばしていたかもしれない。
その尊さと儚さを知る今だからこそ、嫌に重く胸にのしかかる。
何処となく苦い顔をしながら、静かに麻袋を受け取った。

「一端の冒険者か……急ぎながらわかるが、下調べくらいはすべきだったな」

結果として時間を取られている。
麻袋を腰にかけ直し、訝しげに眉を潜めた。

「……誰の依頼かは知らんが、中身を見ずに運べとな。
 まぁ、お前がどうなろうと知らんしお前と胸と同じくして不安が無いなら結構だ」

しれっと混ぜる。わるくちじゃないよ、じじつをいっただけだよ。

「だが、少しは不自然に思わんのか?
 荷物の中身が危険物だったら、お前はどうする気だ?」

金払いは良いのがより怪しい。
コイツは本当に冒険者か?一抹の不安が顔に出る。怪訝そうな眼差しだ。

ミア・コレット >  
「へー! いいな、いいなー」

戦わずして相手を退かせる。
そして何よりカッコいいのがいい。

彼が麻袋を受け取ると、両手を腰に当ててうんうんと頷いた。

「私にお金渡したら路銀にしかなんないしね」

しれっと胸がないことを指摘されたね。
キレていい場面なのかな…?

「確かに危険物だったら困る……」

背嚢を下ろして、堅牢に編まれた蔦の箱。
その荷物に顔を近づける。

「甘い匂いがする……?」

耳をそばだてて見る。

「あと、動いてるね中で。かさこそ、かさこそ」

徒花ジョー >  
「……学べる師に出会える良いな」

当然自分が教える気は一切ない。
他人に教えれる程、立派な生を歩んではいない。

「俺が持っていても埃を被るだけだがな」

売り言葉になんとやら。
人間社会に馴染もうとしている割には通貨の使い方が下手な不死者だ。

「……危機感は胸と一緒に落としてきたのか?まぁいい」

口元への字に明らかに"残念"なものを見る目。
但し、不死者の口も一言"残念"そのものだ。

さて、気を取り直して蔦の箱に視線を下ろした。
甘い匂いに、何かが動く音。どうにもきな臭い。

「そのまま置いていろ」

一呼吸。

──────(暴け)。』

古い言葉を唱えると、翡翠の双眸が赤く光る。
所謂透視魔術だ。中身を見るなと言われたのは彼女だけ。
通りすがりの自分には関係ない。さて、中身を確かめさせてもらおう。

ミア・コレット >  
「そこは都合よく教えてくれるわけじゃないよねーそれは」

たはーと頭の後ろに手を当てて笑う。
さすがに助けてもらった上に教えを乞うのは
面の皮の厚さが冬場に市場にならぶ名前のよくわからないデッカい柑橘果物級だ。

「えー、お金の使い方知らないってわけでもなさそうなのに…」

もったいないなあ、ともらう気もないのに言った。

 
呼吸と共に、彼の目が鮮血の色に瞬いた。
蔦の箱の中身は。

アリ、だった。
わずかなくびれと共に膨れ上がった肚に蜜を溜め込んだ、虫。

それは冬場にあって蜂蜜を上回る嗜好品であり、
アリの体液で人体には興奮剤としても働く。

市場価格を考えれば、彼女は安く使われているのは確かだった。

徒花ジョー >  
覚えのある虫だ。
この手の極上の蜜を溜め込む虫は市場にも出回ることがある。
場所によっては"そういう"使われ方もする。
一旦は危険生物ではないことには胸をなでおろした。
瞬きをする頃には、赤は翡翠に戻っている。

「…………まぁ、なんだ」

ふぅ。一息。いや、溜息。

「危機感以前に、"体よく使われた"な、お前。
 ……随分とマヌケなようだが、さては新人か?」

「或いは余程のお人好しだったか。
 胸どころか、脳みそまでスカスカか?」

それはもう出るわ出るわ口悪ビート。
しかも三度目の胸弄り。相手が東国の神ならボーダーラインだ。
終いにははぁ~……と、ゴリアテ級にデカい溜息。呆れた表情。
だがある種必然だ。危険と隣り合わせである冒険者にとって、"この程度"の依頼一つでこの有様は心配にもなる。

「お前には幻術を教える前に、話術を教えるのが先だと思うがね」

終いにはとって付けて此れである。
チーズなら既に穴あきボロボロチューチューだ。

ミア・コレット > 「なんだとー!!」
ミア・コレット >  
一旦怒った。
さすがに相手の口が悪い。
私は悪くない。
いやその……冒険者として新人なのはそうなんだけど。

「2400ゴルドあったら何ができるか言ってみろー!!」
「わかんないだろー! お金を大事にしない人にはー!!」

ムキーと怒った。
いや、若干ニュアンスが違う。
ムキャーが近い。

「おっと、大声を出すと中にいる子が怖がってしまう」

蔦の籠に生き物がいるとわかった途端に大事そうに両手で抱えた。

徒花ジョー >  
大声にも涼しい顔。
すまし顔が余計に腹立つかも。

「贅沢が出来る。生活が出来る。娼婦が抱ける」

あまりにも大雑把な答え。
確かにそうなんだけど余りにもぶっきらぼうな答えである。
お金の使い方は下手だが、価値がわからない訳ではないのがたちが悪い。
どうやら火を見ると油を真っ逆さまに注ぐタイプらしい。

「……怖がるほどの知能は持ち合わせていない」

なんだか頭が痛くなってきた。
善性で生きているのは確かだが、余りにも見ていて心配になる。
額を抑えて、やれやれと首を振った。

「俺の言ったことがおおよそ図星なのはわかった。
 所詮は通りすがりだ。お前の選択肢口を挟む気もなければ、人生にケチをつける気はない」

かつん、杖が石畳を叩いた。

「だが、昔と違って今やこの国はうんざりすることだらけだ。
 お前のように善性で動く連中も少なくないが、同時にきな臭い連中も多い」

「……長生きしたければ、少しは冒険者らしい"生き方"を覚えるべきだな」

最早この国は生き馬の目を抜くような有様だ。
かつての理想郷。家族がいた思い出とは程遠い。
それでも尚、国が成り立つのはそこに人が生きているからだ。
なんだかんだ言いながら(口調はともかく)お節介をかける辺り、男の善性もまた見え隠れだ。

ミア・コレット >  
「わかってんのにお金を雑に扱ってんのかー!!」

地団駄を踏んだ。
レオノチスの花が風に揺れただけだった。

「へ? そうなの?」

両手で大事に抱えた蔦籠。
この慈悲の手たるや山野を照らす陽光の如し。
と自分では勝手に思っている。

そして篤々と嫌味混じりのアドバイスを受ける。
言い返す言葉もない。

「ぐぬ……」

正論で殴るのは婦女ボウコウに当たらないのだろうか。
当たらないんだろうね。

「わかった……もう少し話術と目利きとか」
「慎重な振る舞いを覚える」

そしてビシィッと指さして。

「それはそれとしてあんたはムカつく男だッ!!」
「私の黄金比スレンダーボディを三回もバカにしやがってえー!!」

沸騰。

徒花ジョー >  
「お前よりは……幾つか物の道理はわかっているつもりだ」

少なくとも命のあり方以外は年の功。
長年生き、人間社会の仕組みを知識では理解している。

「言った所で直るかは知らんがな。
 ……だが、お前の持つ善意だけは夢々忘れぬことだ」

善意とは容易く悪意に呑み込まれる。
特に今の時代はそうだ。騙されて奴隷に堕ちる女。
或いはそれこそ、山賊の慰みものに成り下がることだって珍しくはない。
善意とはなんともか細いロープの上。見誤れば奈落へと真っ逆さまだ。

……だからこそ、そういう人間こそ前を向いて"生きるべき"だ。
長い年月を生きてきた、見てきたからこそ、言い切れる。
何かを成し得る人間とは、そういった人間なのだ、と。

相変わらずぶっきらぼうではあるが、少女を見る視線は穏やかなものだった。

「……俺の名前は『ムカつく男』ではない」

でもやっぱりムカつく返答を心得てるからただのムカつく男かも。

「ともかく、依頼を達成したら危険料込で倍額くらいは請求すべきだな。……所で、行き先は?」

ミア・コレット >  
「あんたは人の感情を逆なでしないと呼吸ができない病葉なのか!?」

いよいよもってムキャーからムギャアくらいまで怒ってきた。
呼吸が苦しい。
大して高い場所にもいないのに高山病か?

「言われなくてもわかってるってのー!!」
「私みたいな美少女が性格悪かったら途端にデンジャー物件に見えるでしょ!!」

そして。
ムカつく返答をされて。
感情が一周した。

凪いだのだ。
心が穏やかになった。
でもこの感情の制動、絶対寿命縮むやつ。

「湾岸都市ダイラス」

据わった目つきでそう答えた。

徒花ジョー >  
「生憎と数百年(さいきん)は風邪一つ引いたこともないな」

不死者の最近は非常に長い。
しれっと答えながらも、気づけば目線は穏やかなものからまた呆れの色。

「……俺から見れば十分危険物件だ」

危なっかしいという意味を含めて、だ。
何時か妙な連中に騙されないか心配。
悪どい連中には余程優良物件に見えるだろう。
山の寒風が白髪を靡かせた。

「成る程な。丁度用がある。……また放っておいて何かあると寝覚めが悪い。
 乗りかかった船だ。少しは付き合ってやろう。……なんだ、その目は?」

また山賊でうだうだやられても寝覚めが悪い。
気づけば随分と座った目つきをしているがはて、と不思議そうに首を傾げた。
よもや、自分のせいだとは思うまい。

ミア・コレット >  
「ナントカはナントカ引かないもんね」

国を一周しそうなくらい遠回りな嫌味を言って。

「あんたは話術より先に」

ミア・コレット > 「レディーの扱いを覚えなさーい!!」
ミア・コレット >  
その声はやまびこになって反響した。
まぁ、二人で騒ぎながらダイラスに行ったんだけど。

つ、疲れた………

徒花ジョー >  
「お前よりは心得てるつもりだ」

要するにレディの扱いをしていないらしいしする気も無いらしい。
どれだけ大声を出しても涼しい顔をしていた。腹が立つ。
やはりムカつく男だったようだ。後は山中を越え、ダイラスまでたどり着いた。

依頼を終える頃には男はふらりといなくなっていたが、また何処かで相まみえる事があるだろう。

ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道」から徒花ジョーさんが去りました。
ご案内:「九頭龍山脈 山賊街道」からミア・コレットさんが去りました。