2025/03/05 のログ
:: [一覧へ] :: :: ::

ご案内:「セレネルの海・洞窟」に宿儺さんが現れました。
宿儺 >  
普段、山に塒を持つ鬼。
しかして人里の酒が恋しくなれば山を降りることもしばしある。
主に賊などを襲い、連中の狙った交易品の酒などを入手するのが目的である。

この洞窟も、そんな賊どものアジトとなっていたものの一つ。
海辺に点在する岩礁が覆い隠し、隠れ家には実に丁度良かったのだろう。
しかし討伐されたか、あるいは魔物に襲われたか、そこはもぬけの殻となっており。

洞窟の中を煌々と照らす焚き火に浅黒い肌を照らされ、胡座をかいている女鬼の姿、一つ。
そしてその周りには、この洞窟に居座っていただろう魔物の骨が散乱する。

「──山の魔物に比べれば些か喰いではないな」

まだ魔物の気配をその洞窟の奥に感じつつ、
まるでそれらをおびき寄せる様に火を焚き、魔物の肉を焼いて喰らっていた。

ご案内:「セレネルの海・洞窟」から宿儺さんが去りました。