2023/08/10 のログ
ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中)」にアクラさんが現れました。
アクラ > 薄暗い村の一角
そこで異様な光景が広がる
かたや一人は白いローブを着た美しいと言える女だがその腕は人と思えぬほど肘から先が巨大化している
もう一方、その視線の先で巨大な手に口もろとも体を掴まれている冒険者の男

「肉付きよは普通、酒臭いのと…すんすん、変な薬はしていないっと♪」

もがき呻く冒険者の香りを確かめ舌なめずり
ほぼ無法地帯と呼べるこの村の現状
こうして流れの冒険者がいくらか消えても大きな騒ぎになんてないrはしない
寧ろ村人にとっては乱暴な冒険者が消えたほうが喜ばれるなんてことまである

アクラ > 「怖いか?怖いよな?
昼間に村人に偉そうにしていたのに今は子供の様に震えてるなぁ。」

れろ、と涙を舐めとる
舌を刺激するしょっぱさが心地いい

「ここで踊り食いもいいが、お前は料理するというのも悪くないなぁ?
余す所なく味わい楽しむためには手間は惜しまん。お前は何か好きな料理はあるか?

…あぁすまんすまん、騒がれては面倒だから口は開かせられんな♪」

ン゛ー!!ン゛ー!!
くぐもった声が少し漏れるが眠りきった村人達を起こすには至らない
必死に抵抗すればする程、アクラを喜ばせるだけ

アクラ > 「フフ、ククッ……飽きた。」

男の首を指先でへし折る
騒ぐこともなくなった冒険者の男
最初からこうする予定だった
ただの退屈潰しに少しからかってみたが本当に退屈潰しにしかならなかった

「つまらん…退屈だクソが。
冒険者なら仲間を呼ぶとか隙を窺うとかそういうのは無いのか。

帰って料理か…面倒臭い。」

つまらない狩りだと男を引きずり村の外へと向かう
この時間であれば最低限の騎士団しか居ない
彼等にバレずに外に出るのはもう慣れたもの

ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中)」からアクラさんが去りました。