2024/03/11 のログ
ゲイリー > (実に積極的で楽しくなってしまう。
 エネルギッシュで若々しく、こちらも元気を貰えるようだ。

 それに、困っている相手を放っておくのは寝覚めが悪いのだ。
 だから、どすどす小突かれれば困ったような、けれども嬉しそうな笑いを一つ。
 物凄く押しは強いが、こういうのも不思議と嫌ではない。
 なのでそのまま彼女と共に逃げ出して。

 さて、友人――というには、初めて逢う相手なのだけれども。
 人懐っこい笑顔に、フードの下で顔を笑顔に変えて)

「でしたら良かったのですがね。
 言ってしまえば、年長者の余計なお節介、という奴です。」

(野暮、と言われたくはないのでそんな言葉を返す。
 そうして差し出された手に、少し悩んで見せてからフードを外す。
 白い髪を露わにしつつ、相手の手を掴んでみせて)

「見ての通り、私はおじさんですけれどね。
 それでも宜しいのでしたらお付き合い致しましょうか。

 ああ、失礼。 私はゲイリー、冒険者ですよ。」

(荷物の入ったザックを背負いなおしつつ、一礼を向ける。
 そのまま彼女に笑みを向けたまま)

「ただ、そうですね。
 デートも良いですが、一つ質問を。 きちんと宿泊先は取ってあります?
 買い物をして帰れなくなった、では少々頂けませんよ?」

(ふと、そんな事を口にする。
 流石にそうなったら目も当てられない事になる。

 まぁ、探す予定の自分も人の事はあまり言えないのだけれども。)

ヴィルナ > (初めて遭った?ううん?違う。 いや――今、違くなった。
言葉を交わして、名前を交わしたならキミとウチはもう友達だよ。そうでしょ? 年の差?いーのいーのそんなの。ウチとキミが友達って思えばそれは友達なの。誰が何と言おうとも、ね。外野なんてほっとこほっとこ。)

おじさんはおじさんでも、イケオジじゃん?
ぜーんぜんカッコイイじゃん。なんで顔隠してんの?まだまだイケるっしょ。

(フードを取って顔を見せてくれたキミの周りを一周ぐるりと回ってふーん?へー?と無遠慮に観察して出した結論は――イケメン。これはイケメンです。さっき握った手もがっしりしてたし、筋肉もしっかりついていたのが感じられる。
これは昔モテたね。うん、間違いない。)

ウチはヴィルナ。いちおーウチも冒険者やってんの。
魔法ならまっかせて☆

(器用さや知識ならどう考えてもキミの方が上だろう。さっきの隠蔽魔術とか、ウチがやろうとしたらもっと雑になるし、咄嗟にあんな器用な真似は多分できない。
でもさ、出力とか魔力量なら負けない自信あんだよね。)

――・・・。 

えへ☆

(宿?んー・・・・。 

困ったら笑顔でごまかそう。女の笑顔は武器!
指を頬にぷすりと触れさせて小首を傾げて表情は笑顔。舌をぺろりと出しててへぺろ☆

やっぱさー?明日の事より今の楽しい事追及しようぜ。明日の事は明日のウチに考えてもらえばいいじゃん?)

ほら、宿なんてあとあと!買い物、しよっ!デートいこっ!

(おー!と拳を突き上げて勢い任せ波任せ。
真面目なキミの手を取ってぐいっと引いて腕を絡ませて強引に夜の街へ引き摺って行こう

――なお筋力は平均的な一般女性冒険者の枠を大きく外れはしないのでいや、宿は探さなきゃダメでしょ、と年上らしく嗜めるのなら引き摺って行こうとする小娘を力で引き留めて首根っこを引っ掴んで宿を探しに行くことも勿論できる。)

ほら、もっと肩の力抜いて。
たまには明日の事なんて忘れてさ、ぱーっと遊んだっていいじゃん?

ウチが、勢い任せの行き当たりばったりな遊び方、教えてあげるっ!

ゲイリー > 「ああ。 一応、仕事でこちらに来ていたものですから……
 仕事自体はもう終わって帰ろうとしていただけですしご心配無く。」

(そんな言葉を言って、ザックを示して見せる。
 見つかればいいな程度で言ってましたけどね、上。
 なので明日でも別に構わない、というより最初からその予定だった。

 そこは別に気にしなくても良い、と伝えて)

「ヴィルナさんですか、宜しくお願いします。
 ――あ、私は強化と弱体化しか出来ませんから普通の魔法はお願いします」

(そう言って頭を下げる。
 実際、出力に関しては比べるべくも無く完敗。
 自分の魔力量自体も決して多くは無い、ただ効率化のせいで使えるだけだ。
 何より――自分には逆立ちしても使えないものを持っている事。

 少しだけ羨ましいが、それは隣の芝生は青く見えるというものだろう。
 眩しそうに彼女を見たのが、分かったかも知れない、が)

「……」

(おお、神よ。 ゴッド。
 やっぱりこの子、そこまで考えていませんよ?
 明らかに笑って誤魔化しましたよ?
 神は寝ている! 知ってた! でも許すのが大人の度量だろう。

 勢い任せで動き出す彼女に、夜の街へ引っ張られればそれに従う。
 確かにそういう日があっても、悪くは無い。)

「ああもう、分かりました。 それではご教授をお願いします。」

(そう言ってから、彼女の耳元で一言だけ喋って、再び笑顔を向けてみせた。
 少しだけ悪戯を思いついた顔で。)

ヴィルナ > 仕事?お仕事でもやっぱ顔出してた方がいーよー!
ほら、やっぱ顔出てた方が安心じゃん?

(同じ冒険者。どうしても仕事、と聞けば同じような仕事を想像する。
ウチってば頭悪いから選ぶ仕事はどうしても単純なもの。曰く、魔物討伐。曰く護衛。曰く指定の道具の納品、とか。
顔を隠さないといけないような仕事とはあまり縁がなかったし、ウチは顔を出して、にこにこ笑顔で安心感与えて、ぐいぐい距離を詰めて信頼を構築する事が多かった。
きっと、キミとウチの選ぶ仕事はコインの表と裏のように正反対なものだったのでしょう。でも、それを知るのはまだまだ先の話。)

まっかせて☆ウチにかかれば魔王だってどっかーん☆だよ!

(自分の実力に関しては絶対的な自信がある。同じギルドに所属している魔術師の誰にだって出力と威力に関しては負けたことは一度もなかった。今までこなしてきた冒険だってそう。
絡め手で負けたことは何度かあったとしても、正面からぶつかって負けたことはほとんどなかった。その結果がウチの自信。ウチの根拠。

――正面からぶつかればきっとウチはキミにだって勝てる。
けれど、実際にぶつかったのならば勝負はどちらに転ぶかわからないだろう。絡め手、知略、弱体。その全てに対してウチは弱かったから。
ただもし、敵としてではなく手を組んだのなら――頭の切れるキミならば、きっとウチを上手く使ってくれることでしょう。
それはもしかしたら今後あるかもしれないし、ないかもしれない物語。)

――(にっこー☆)

(可愛いは正義。可愛いは神。つまり――許せ。可愛い()は許せと言っている)

おっけー☆れっつごー!いざ、夜の街!

(そうしてキミとウチの一夜のデートに興じよう。

可愛い服を見て、自分に合わせてどう?どう?と感想を聞いてみたり、ちょっぴり煽情的でえっちな服を手に取ってやっぱり自分に合わせてみてこれえっちじゃない?じゃない?と、楽しそうに笑いながらやっぱりキミに感想を聞いてみて。
その自分の服を見繕った後はキミの服。真面目な顔をしてキミに服を合わせてあーでもない、こーでもないと悩んだり。

それが終われば今度は雑貨屋へ引き摺って行って、冒険に使う珍しい道具とかを二人で選んでみる。ポーションなどの薬品から始まり、ミミックを安全に解除する鍵とか、ユニコーンを手懐ける手綱と鞍とかちょっぴり眉唾ながらそういう便利グッズをどう?どう?、と聞いてみて。

ただ直感の赴くままあっちへ行こう、こっちへ行こうとキミを引きずり回す。
お会計はキミに買って♥と胸を押し付けて甘えて見たり。いーよ、いーよウチに任せて☆と自分からお財布を出して奢ってみたり。本当にその時の気のまま風の向くまま。ただただ本能の赴くままに夜のバフートをキミと一緒に夜遊びデート♥

――きっと宿に着いたのは月が眠り、太陽が昇った頃。
でも、たまにはこういうのも、楽しかったでしょう?)

ゲイリー > 「……まあ、そうですね。 今後は前向きに考えてみますよ。」

(明るい彼女の声に、困ったように笑いながら言葉を返す。
 一応、これ、紋章院の仕事だから顔をあまり見せたくないのだ。
 そちらで連想づけられると困るので。

 自分が選ぶのは基本は採取、後は討伐もあるが場合によってはモノ探し、なんて事もある。
 そうして、信頼の構築と言う意味では――いや、やめよう。
 水を差す様な真似はしたくない。)

「それは心強い。 ――手伝いでしたら、お任せを。」

(さて、そういう意味では自分は他の魔術師とも相性は良い。
 魔法の増幅や魔力の共有、共鳴辺りも普通に強化の区分だ。

 問題は、この手の相手とぶつかる場合は幾つか考えられるが。
 正面戦闘になったら負けるだろう。
 或いは強化しての格闘戦に持ち込む、という魔術師らしからぬ暴挙に出るかもしれないが。

 ただし組めたのならば、或いは本当に魔王にすら戦えるかも知れない。)


「ええ、まぁお手柔らかにお願いしま――
 ちょっと、割と引っ張る力強いですね!?」


(付き合うとは言ったが、なんだこの力は。
 気を張らないと本当に振り回される。

 これが、女子力……? などと意味不明な思考を一つ。


 それからは、本当に彼女の行くまま気の向くまま。

 服に対してはどれも良いのですが、と前置きした上で少しだけ大人っぽく見える服もそっと提案。
 煽情的な服に関しては、ラインが出て似合いますし良いですねと頷きつつもあ、これからかってません? と真面目に思ったが顔には出さない。

 自分の服については、無頓着では無いが地味目のものが多い。
 ただ、見繕ってくれたなら喜んで着るだろう。

 ただ、会計に関しては割と男の甲斐性と言うものがある。
 なので割とあっさり頷いて買ってあげたり、あくまで彼女に買って貰うのは比較的安価なもの。
 この辺り、割と真面目と言うかきちんとモノを見ているが故。

 便利グッズとかに、眉唾ですかねこれ? などとも思いつつ。
 望むならちょっと買ってあげたりしつつ。

 ――ああ、気が付いたら朝になっている。
 本当に夜中ずっと遊び歩いていたなぁ、等と思いながら。
 朝になればそこそこ部屋も空いているし、二人で宿を取るのだろう。

 なお、部屋はきちんと別々にしました。
 襲われていたのを助けたのに、送り狼になってはいけません。)

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からヴィルナさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からゲイリーさんが去りました。