2024/03/10 のログ
ご案内:「奴隷市場都市バフート」にヴィルナさんが現れました。
ヴィルナ > ナンパならサ、もーちょっと言葉選びなよオニーサン♥

(パチ、パチと指と指の間で迸る紫電を迸らせるウチと地面に倒れこみ腕を抑えながらシュウウウ、と傷口から煙を立ち上らせる兵士の装いをした若い男。

何があったかっていうと――暴漢の撃退?的な?

馬車に揺られてやーっと着いた街で羽を伸ばしながら買い物してたら突然兵士に絡まれてなんだかんだといちゃもんつけられて、なーんかよくわからない言葉をつらつらと連ねながらなっがーい話を聞かされてさ。そんで最終的に出てきた言葉が 罰金払え だって。ありえなくない?
そんで続いた言葉が身体で払ってもらっても構わないが、なんて厭らしい笑みを浮かべながらいうワケよ。
そんでさ、最終的に掴みかかってきたからさ、腕掴んで雷撃一撃与えてやって今に至るワケ。)

んー、やっぱ兵士ノしちゃったのってやっぱまっずいかなー・・・でもさー、こんなん正当防衛じゃんねー・・・?

(ちょーっとかっこつけて台詞吐いちゃったけど今落ち着いて考えてみるとやっぱまずいかなコレ

兵士をはっ倒しちゃったからかな。なんか視線が痛い。
ひそひそと囁く声もうっすらと聞こえる。奴隷刑とか奉仕系とか聞こえるけどそれなんかヤバイやつ・・・?

いくら弁明したって話聞きもしなかったし、最後は力に訴えてきたから腹立ってつい力には力で抵抗しちゃったけどやっぱり兵士を倒しちゃったのってまずかったかもしれない。
コレが本物の兵士かどうかなんてわからないけど、どっちにしたって裏金とか貰ってるタイプの堕落した兵士でまともな兵士じゃなさそうだけど・・・それでも一応マズイにはまずかったかもしれない。

・・・勢いでやっちゃったけど街の喧嘩ですむかなコレ。逃げた方がいいのかしら。)

ご案内:「奴隷市場都市バフート」にゲイリーさんが現れました。
ゲイリー > (――探し続けて数週間、情報を掴んで漸く手に入った。
 流石に顔を見られると危険なので、フードを被っているが。

 探していたものは、紋章院から紛失したとある貴族の家紋。
 それを縫った旗だった。

 数日前に貧民街でここで売られているという情報を掴み、購入。
 私用で挑戦をした怪我は完治こそしていないが八割治っている。
 後はこの街より帰るだけ、と言った感じなのだが。)

「さて、とはいえこの時間で戻るのは――おや?」

(何やら騒ぎが起きている。
 そちらの方をよくよく見れば、伸びている衛兵と困惑している少女の姿。

 ああ、偶にある奴ですね、と認識する。
 恐らくそこまで時間は経過していない、となれば他の衛兵が来るまでの時間は少しある。

 人波に失礼、と割って入りながら彼女の元に近づくと)


「取り敢えずここから逃げますよ、少々離れた所に行きます。
 口裏を一つ、合わせて下さい」


(小さな声で彼女に言う。
 このままでは奴隷刑や奉仕刑、で済めばマシだ。
 更に襲ってくる衛兵を迎撃し続けてはもっと面倒になる。
 衛兵専用の慰み者になってもおかしくはない。

 さて、この都市でこういった場合を切り抜けるにはどうすればいいか?
 色々と考えられるが)


「……また質の悪いストーカーに捕まっていたんですか、貴女?
 これで何度目です、いや本当――ここまで追いかけられるとは。
 しかも衛兵に扮してですか、いや全く嘆かわしい」


(補助魔法を一つ起動、周囲の人々に自分の声を通りやすくする。
 要するに痴話喧嘩、痴情の縺れと認識させる。
 そこまでやるのも、この都市ではままあることだ。

 わざとらしい言葉と動きは王宮の狸達相手で慣れたもの。
 そのまま彼女に手を差し出して)


「さて行きますよ、私の方の用事は済みました。
 少々注目を集め過ぎましたからね」


(ついてきてください、と唇の動きだけで彼女に声をかけた)

ヴィルナ > (どーッしっよっか、なー!
逃げた方がいっかなー でもお金ないんだよねー というかまだ買い物とか観光とかしたいんだけどさー。
折角バフートくんだりまできたんだから、もっといっぱい珍しい店とか周りたいんだけど。)

――。

(わぉ。イケボ。
静かで怜悧な声が雰囲気と相まって良い声してる。
口裏合わせって、なんだろ。

――ふんふん。おっけ、完全に理解したつまり――キミの恋人を演じれば良いワケね?おっけー。キミはウチの彼ぴっぴ。おっけまる☆

差し出された手に片手を重ね、がっしりとした男の手に指を絡めて握り返す。振り払われなければそのままとっとっと、って2歩3歩ヒールの音を鳴らしながらキミの元に擦り寄って腕を絡めて恋人繋ぎ。

ぇへ♥こういうの、ちょっと緊張するね?)

そーっそーっ!前にちょーっと優しくしたら勘違いしちゃってサ、困っちゃってェ。
でもでも彼ぴが来てくれたから助かっちゃったぁ♥

うん♥いくいくー♥ねね、どこに連れてってくれんのー?

(にこにこ笑顔に男に甘える猫撫で声。ちょっぴりわざとらしいかもだけど、こういう”わかりやすい”やつの方がいいでしょ?きっと。)

ゲイリー > (実に、実に若々しい言葉遣い。
 ――自分との年齢差を考えると、彼氏と言うよりパパでは無いだろうか?
 そうか、私ももうそんな年齢に。

 一瞬だけ真剣に考えて――いや、そんな事はどうでもいい。

 判ってくれた彼女がしてくれた恋人繋ぎ。
 それを振り払う様な野暮な真似はしない。

 自分の方に擦り寄ってくる彼女に頷いて。)

「では、行きましょうか。
 貴女は表情がよく変わり、見ていてとても楽しいですし。
 美人ですからね、仕方がないかとは思いますが。」

(――魔術を並列で起動する。
 強化と弱化、種別は『迷彩』『偏光』『幻惑』。
 再現、二十二連、起動。

 自分達の進行方向とは真逆の方向へ、音・姿・匂いを伴った幻影を行かせる。
 暫く行った先の路地で曲がるように設定。
 仕組みとしてはコマ送りの映像の様なものだが、これはこれで使い勝手は悪くはない。

 逆方向を行く自分達の姿は偏光する事で見えづらくする。
 こうする事で注視されないようにして、暫く道を進む。

 遠くで衛兵が偽の方向へ向かっていった声が聞こえたのを確認すると、息を一つ吐きだし)


「――さて、もう大丈夫ですよ。
 済みませんね、慣れない事を強いてしまいましたか?」


(連れて行ったのは脇道にある故買屋が軒を並べる通り。
 あの手の衛兵は見失ってしまえば執拗には追いかけては来るまい。
 この辺りで大丈夫だろう、と思いながら)

「女性の一人歩きは、この都市では感心しませんよ。
 貴女は随分と優れている様ですが、無法の法で絡めとられては危険ですしね。」

(そう言ってしまうのは、純粋に案じての事。
 口煩く聞こえてしまうかも知れないが、世話を焼くのが好きな方だ。

 そこまで言ってから、ふと考えて)

「お買い物の途中でしたら、日を改めた方が良いかもしれませんね。
 明日になれば多分大丈夫でしょうけれども。」

(そんなアドバイスを一つ向けながら、考えるのは宿の事。
 そう言えば今日は、宿を取っていなかった、などと話しながらも思案を一つしている。)

ヴィルナ > (恋に年齢とか関係ないじゃん?好きって思えば好きなワケ。
例え100歳だろうが1000歳だろうが年の差あったとしても想いは止められないってコトよ。
まぁこれは偽りの恋だとしても、そういう気分に浸るのは――うん、悪くない。)

えー♥なぁに?嬉しい事言ってくれんじゃん?
ウチみたいな可愛い子が好きピで嬉しい?ん?ん?

(腕を絡めとって恋人繋ぎ。からの、ぎゅっとその腕を胸元に寄せてたわわに実った胸を押し付ける。ふふ、あててんだぞ。

美人、って褒められればにまにまとつい表情を綻ばせる 
やっぱさー?そういうコト言われれば悪い気しないだよねー?

ん?ん?とどすどすと軽く小突いてうりうりと人差し指をくりくりとキミの横っ腹に捻じ込みながら弄ぶ。
ん?ん?どう?どうなの?
たまにはこういう恋人ロールっていうのも面白い。
相手が声の雰囲気からして本来は真面目君な雰囲気あるのも良い。こういう子をからかうのってなんかちょっと楽しいんだよね。)

ううん。あんがと。助かっちゃった☆

(衛兵が偽の方向に歩いていき撒いたのを確認すれば、しゅるりとその偽恋繋ぎを解いて、とったった。 二歩三歩、キミから距離を取って恋人ではなく友達の距離感へ。
偽物とはいえど、ちょっぴり寂しさがあるのはこの一瞬とはいえど、ちょっと楽しかったからかな。物語のヒロインみたいでドキドキしちゃった。

にひひ、とにっこりと人懐っこい笑顔を浮かべつつ、少し身体を前に倒して上目遣いにキミの顔を覗き込むカタチ。 ――たゆん、と豊に実った胸をその動きに合わせて揺らしつつ。)

ウチさ、もーちょっと買い物とかしたいんだよね。お店だけじゃなくて、色々見て回りたいの。
でもさ、一人歩きは心配なんしょ? ――だったら、キミがウチを守ってよ。さっきみたいに、さ。

(もう一度。今回はこちらから手を差し出すカタチ。
にひひ、とフードを被ったキミに笑いかけ、ふわりと髪を夜風にたなびかせながら――)

デート、しよ?