2024/02/14 のログ
ロスク > 軽やかに、奥へと連れ去られる。
大通りの灯りが遠ざかり、昏く淀んだ世界へと引きずり込まれていくのを感じる。
誰かに邪魔をされることもなければ、助けが入ることも期待できない空間に。

「ん、あ、ぅ……」

唇を開いて、背伸びして。
与えられるものを、受け入れる。
開いた唇に注がれる唾液は、甘露そのもの。
ほとんど疑問も抱かずに、こく、こくと飲み下して、もっとほしいと無意識のうちに視線でせがむ。

「ふう……っ」

そうしていれば余計に興奮して、牡を最大限に、苦しげにいきりたたせる。
腕を動かしてあなたの身体を貪り返そうとするが、体格差もあり、抱きしめられていてうまくいかず、背中や腰を撫でる程度に留まった。

ノイ > 「くふ、んっん、ぅふ―― …っぇ」

一度接吻が離れれば。糸引く銀糸が長く伸び…ぷつ。やがて途切れて少年の口中へ。
媚毒めいた甘さの後味を残しつつ。少女の唇は直ぐにまた。少年の頬を。鼻筋を顎先を。喉を。次々に啄んでは。
口腔粘膜のみならず肌からも。熱を分け与えていく。

いつしか彼の方からも腕が伸び。少女の背や腰、剥き出しの肌を撫で返されて。
同時に後ろからの力で僅かなりと圧し出されるのなら。前から密着する牡の屹立を、よりしっかりと感じる事になる。
一見幼い少年の、だが確かな性徴度合いに。欲を湛えた瞳をうっとりと綻ばせては――

「っん、うく、っくふ―― ……んっぅ、んぅ、 …は、 んはぁぁ……」

もっと。もっと蕩けてしまえ。燃えてしまえ。
それまでは言葉すら後回しにして。少年を昂ぶらせる事が最優先。
直に少女の口付けは。彼の喉を吸い、項に噛み付き。音をたて吸い付いては、赤く色付いた痕を刻みつけていく。
甘く歯を立てる硬さと、舌のしゃぶる柔らかさとを、交互に与えては。彼の脳髄にも程近い首から上へ。神経へ…更に毒を染み込ませ。

「っは、は――ぁ、は ……  ぁは♡」

そしていつしか。更に少年の背を押し遣り、路地奥の壁へと押し付けた所で…
這い落ちる手が。彼の屹立を、引き出してしまおうと。

ロスク > 「あっ、わ……!」

楽器の様々な音色を楽しむように、あちこちに少女の唇が触れる。
その度に小さく喘ぎが漏れて、回される腕、指先や耳、尻尾がぴくぴくと反応を示す。
歯が当たる硬い感触に、そこから傷つけられ、食い破られるのではないかと恐怖してしまう。
柔らかく濡れた熱い舌は、彼女のしとやかな印象とはまるで離れて生々しく、だからこそ興奮する。
急所と言える場所に次々と口づけされて、ひとりの男から従順な供物へと知らず知らずのうちに意識が変わっていく。

閉じ込められていた若い汗の香とフェロモンとともに、それが解き放たれる。
晒される締まった下肢。そしてその付け根にあるもの。
先走りの露をにじませた若い屹立が、刺激に飢えて、冷えた外気を掻いた。

ノイ > 「っふぅ、ぅ、んふ、ん――んんぅ、んっ、は…くは――…!」

ぬらつく舌を擦り付け舐る。肌から毒を染み込ませ、その肌をまた舐り、性感帯じみた物へと作り変える。
唇も喉も徹底的に染め上げながら、いよいよ、少年を壁際へ圧し込んだ所で。

引き出した屹立が――熱い。そっと壊れ物めいて握り込んでいく手が、火傷してしまいそうだと感じる程に。
幼い少年の宿したそれは。けれど立派な凶器。外気に混じる牡の気配に頬を染め、ほぅ、と零れた少女の吐息も熱を帯びて――
少年という牡への明らかな期待感を。唾液に濡れた彼の肌へと伝えてみせつつ。

ちろり。更に舌が這う。首筋を喉を食べた所から上へ上へ。目元を辿り、潤んでいればそれを啜り。
やがて彼の頭上に位置した獣の耳へと到達すれば。その大きな耳の外縁を、唇で甘く食みながら…

「っく。っくん、 くふ―― …美味しそう。気持ち良さそう。…ね、ぇ?
もっと…もっと舐めて欲しい――?…一番、気持ち良い、所を。 ……食べて、欲しい…?」

ゆっくりと。句切り句切り。熱に浮つく少年の意識へ刷り込むように。
鼓膜へ直に囁き掛ける、更なる快楽を約束する声音。
それを滑り込ませれば一度軽く上体を退き――見せ付ける。

いたずらに差し出す舌の紅さ。そのてらてらと濡れた様。うっとりと熱を湛えた視線。
…捕食者たる少女もまた。確かに興奮しているのだという表情を。

ロスク > 「あっ……ぅぅぅ……っくぅ……!」

湿った吐息が肌をくすぐる。
舐られ触れられるほどに、昂りも激しくなる。
上も下も、余さず撫でられて、食べられていない領域のほうが狭くなっていく。
媚毒によるものなのか、自分の気持が高ぶっているだけなのか、それすらもわからない。
ミレーの象徴である大きな耳を唇で食まれれば、
んくぅ! と女の子のような甲高い声が上がり、がくがくと脚が揺れて、ぴん、と尻尾が伸びる。
そうして直に囁かれる言葉は、普段の何倍も何十倍も甘美に響く。

「っ……もっ、と……もっと、食べて……っ」

少女の手の中で、牡はよだれを垂らして律動する。
見下されて、見せつけられる。欲望を湛えた視線を向けられることすら、頭の内側を擦られるような気持ちよさがある。
離された上体に、自ら顔を寄せて、甘えるような仕草。
最初は離れたがっていたはずなのに。

ノイ > 「   んっ は♡ 良く言えましたー……」

ぞくぞくと身震いする。
可愛らしい声。可愛らしい反応。確かに牡として勃起しきったそれですら。積極的に喰われたがっていると思えば可愛い物。
少年の背を壁に押し付ければ、抱きつき支えている必要もなくなっただろう、と。するする、少女は彼の胴から這い下りて。
彼の前でしゃがみ込めば、其処には丁度。眼前で、手の中で屹立した存在。
上目遣いの眼差しが彼の表情を一度窺い、にこりと、それはそれは穏やかに笑んでみせたかと思えば。

「 ――  は ん、 んぁ、 む っ 」

頬張った。躊躇なく根元まで屹立を咥え、喉へと受け容れる。
遠慮なく舌を巡らせ亀頭も。鰓も。くびれも。裏筋も。余す所なく舐め尽くす。
先端から根元へ締め付けて扱き。今度は根元から先端へ目掛け唇で搾り出す…前後の動きも最初から。加減なく速い物。
じゅ、じゅる、じゅるる…!とはしたなく音を立て。塗り込めた唾液の毒と先走りを啜る。

今、喰われているぞと。しゃぶり上げられ、啜り取られようとしているぞ、と。
けたたましい程の水音で。早いピッチで前後する頭の動きで。何より甘くきつく屹立を締め付けてみせる唇の圧で。
少年の五感全てへ刻み付けてしまわんばかり。

ロスク > 「っ……♥」

子供にするように褒められて、しかしそれに反発もわかない。
それどころか嬉しさで胸が満ちてくる始末。
少女の息遣いが触れるのを感じて、若勃起がびくりと震える。
見下される側から、見下ろす側へ。

「~~~~っ!」

押し殺した声が上がる。
敏感な箇所すべてが、少女の口腔にまるごと収まる。
熱く濡れたものに全部が包まれて、吸い付かれて、撫で上げられる。
視覚と触覚そして聴覚を介して責め立てられる。
送られる唾液の毒が、全身に伝わって煮えたぎるような熱さになる。
あまりの快楽に、目の前がちらつくのを感じる。

「っ、だ、めっ……出るぅ……!」

長いお預けの後では、辛抱も長くは続かない。
少女の頭に手を伸ばし、押さえつけて。硬く目をつぶる。
狭い口腔の中で、ひときわ大きく膨張して。
どぷ、どぷと。
塊のような濃く熱い精を、断続的に吐き出す。

ノイ > ――っじゅぶ、ぷ、ぐじゅ、じゅ、ぼ、ぐぽ――

ぬめる口腔とびくつく亀頭が絡み合う。唾液と先走りが溶け混じる。
尚速さと激しさを増す口淫は、一切容赦せず精を搾り取ろうとする物。
視覚的には通行人達から離れたが。これだけの音色を立てていれば、誰かが聴き留めているかもしれない。
それでも覗き込まれるような気配が無いのは…何かしら。少女の力が外にも向いているのだろう。

「んっくふ、ふ―― くぅ、んっ、  ん゛――……!?」

唐突に少年の手が伸ばされ、頭を押さえ付けられた。
下腹へと顔を押し付けさせられながら。頬張った屹立の全てが口内で暴れ、膨らみ…次の瞬間。喉に届く程深い所で少年の精が迸った。
熱その物のような熱さと、塊じみてすら感じる濃さ。
息を奪われる苦しさなど…こんな精をたっぷり味わう事が出来る嬉しさに比べれば気にならない。
丸く見開いた瞳は直ぐに快さげに細められ。まるで喉孔も性器であり、其処に射精されているのだ…と思わせる程。火照り悦に染まる顔。

二度三度と迸る精が喉から口内に溜め込まれ溢れんばかり。
それを幾度にも分けて飲み下し。一滴残らず喉から胃へと流し込み。その上で――

「くっふ、ふ――っぅは、んっ……んむ、んっっく、っくぅ、っ う――♡」

じゅず、ずっ、じゅるるるる…!!

搾る。啜る。一滴残らず、残り汁まで亀頭の先端から啜り出し、それでも尚。音を立て吸引し続ける。
同時にひくつきが収まるのを待たず、這い回る舌は屹立を徹底して舐め上げ、媚唾液漬けにし続け、刺激し続け――

二度。三度。…何度でも。このまま射精し続けろと。

ロスク > 「っ、ぐ、あ……とま、止まらない……っ、
 舌が……っ、きもちよすぎ……っ」

射精して休む間もなく、熱い舌によってそれを舐められ、すすられるのを感じる。
出したばかりのそれが再び元気を取り戻し、少女の口内で暴れる。
頬裏や舌、喉にまで押し付けられて、その熱を愉しむ。
快楽で脚ががくがくと揺れて、立ち続けることも難しくなる。
少女の求めるまま、口内で牡を膨らませる。
唾液と精液と先走りのカクテルに浸されては、少年のものは萎えることを知らない。
頭を掴んでいても、力関係が変わることはないらしい。
口に含まれているのは身体のほんの一部のはずなのに、まるで全身をしゃぶられているかのよう。

「ああ、あっ、ああああ──……っ!!」

腰を振って、毒に浸された肉茎を、舌の刺激によって導かれるまま、暴れさせる。
そうして二度も三度も、何度も、立て続けに射精をし続けるだろう……

ノイ > 「ふ む、んぷ――んっ、ん、ん゛――…っはぅ ん゛ 、ん、ん――っ、 ん゛……!」

射精させる。引き摺り出し、搾り取り、啜り上げる。
勃起しきったまま萎える事を許さず、硬いままにさせた屹立の幹を、その裏側を味蕾が責める。
少年の脚がガクつき出すのなら…きっと手の方も、力が入らなくなってくるだろう。
そうなれば最初のように、また。頭を揺すり窄めた唇が肉幹を扱きたてる。
張りを増した傘に時折甘噛みの刺激を与え、ぬめりに糸引く括れと唇が噛み合い、亀頭全体に舌を絡めしゃぶり回す。

じゅぼ、じゅぷ、ぐじゅる、ぐぷんっっ。時折泡が弾け空気の爆ぜる音。勢い付き過ぎ唇が離れ掛ければ…
ぬらぬらと濡れ光る屹立が。今やどれだけ充血し勃起しているのか、彼自身へも見せ付けては。
大きくなったそれが、少女の口から喉まで深々と入り込んでいるのだと。直ぐに呑み込み思い知らせる。

…四度。五度。更に更に。いよいよ精の貯蔵も製造も尽き、しゃぶってもしゃぶってもビクビクと空打ちばかりが繰り返される。
そうなるまでたっぷり喉で味わい続ければ。少女の側も吸収が追い付かず。黒衣を圧し上げぽこりと、内側から膨らむ腹。
それを愛おしげに撫でながら――やっと。少女は、その屹立を解放し…

「は、は…んぁ、ぁ…ー……♡ あなた――も。気持ち良くなって、くれた…?くれたなら、良い…な…

……でも、疲れちゃったよね…? ……其処はちゃんと、わたしが、責任を取らないと――」

さりとて。あくまで解放は屹立だけ。少年自身を離すつもりは…もう暫く無さそうだ。
色々な意味で限界であろう少年を、この場に放置してしまえばどうなるか、という心配と――美味しい獲物をもう少し。手元で愛でたい欲求と。

やがて二人の姿は路地裏から消える。
きっと何処かの宿にでも少年を運び入れ。もう暫く愛でるのだ。
彼が解放されるのは文字通り、精根尽き果て完全に意識が飛んだ後となり――そして。
少女によって。望みの場所へ送り届けられる事となるだろう。
その位は。たっぷり食べさせて貰ったお釣りという物として。

ロスク > 「っ、は、う……」

出し切り、疲れ果てた少年に投げかけられる、いたわるような、称えるような声。
それになにか応えを返そうにも、疲労しきった身体では言葉がうまく紡げない。
尾がゆらゆらと嬉しそうに動くばかり。
さらなる誘いを、もはや拒む理由もなく、子供のように身体を委ねて、されるがままに連れ去られる。
そうしてもうしばらくの甘美な時間を、少女のもとで過ごすことになるのだろう……

ご案内:「奴隷市場都市バフート」からロスクさんが去りました。
ご案内:「奴隷市場都市バフート」からノイさんが去りました。