2025/05/07 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」にシトリーさんが現れました。
■シトリー > 森の奥深くにある「妖精の泉」
とはいえ、泉に辿り着くのは決して難しくはない。
多少、旅慣れた者ならば、簡単に辿り着けてしまう。
そんなわけだから、学院の冒険者クラスの授業でも課題に取り入れられていた。
それは、学生数人が臨時のパーティーを組んで、泉の水を持ち帰ってくるというもの。
途中、モンスターとの戦闘も予想されるものの、その脅威は低く。
むしろ森の中での歩き方などサバイバル方面の技能が試されるもの。
「そちらの茂みの奥には、熊の巣があるみたいなので近づかないで。
あと、その花の花粉はマヒ毒が含まれてるので気を付けてください。」
けれど、森妖精の少女に掛かれば、これくらいの森は庭も同然。
初心者ばかりのパーティーであっても、危なげなく泉までやって来れて。
■シトリー > 初心者ばかりの学生パーティーは、無事に泉の水を汲んで王都へと戻っていき―――
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 「妖精の泉」」からシトリーさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にエレイさんが現れました。
■エレイ > ──夜。
森の中のちょっとした広場になっている場所で、焚き火をしている金髪の男が一人。
焚き火の上で鍋に火を掛け、スープらしきものを調理している様子。
その傍らには、銀色のテントが一つ張られている。
テントの金属質な銀色の表面は、焚き火の光を反射して周囲を明るく照らしており、
遠くからでもかなり目立つだろう。
やがてそのテントの出入り口から、のそりと人影が姿を表す。
それを受け、男はゆるりと首を向けて笑みを浮かべ。
「──おっ。お目覚めかね?」
なんて、気安く声をかけた。
そこにいたのは男に最初から同行していた者か、あるいは森林内で男に救助でもされたりした誰かか──。