2025/04/11 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」にユーミルさんが現れました。
■ユーミル > ギルドよりの採取依頼に赴くと、娘はいつも暫く帰ることをしない。
森の方が王都よりもずっと気楽だと思っているから――
慣れ親しんだ森の中で採取期限ギリギリまでを過ごすことを好んだ。
大樹の安定感のある太く頑丈な枝股に背を預け、寝転ぶ。
この樹は魔物を遠ざける匂いを発するから安全だとは育ての“親”から教わった。
勿論、――万が一の例外もあるのだろうけども。
「ユーミル、都よりココがイイな……。」
まるで樹の上の獣のように寛いでいるのは、小麦色の肌に、翠白の髪、
そして伸びやかな体躯を持ちあわせた少女。
丸めた上着を枕に寛いでは、ショートパンツから伸びるしなやかな脚を投げ出して。
欠伸を噛み殺し、道中もぎとった果実を囓る。今宵の塒は此処だ。
■ユーミル > やがて、果実の芯がぽとりと地に放られて。
森の静寂に紛れ娘は眠りにつく。暫しの安息の時間――。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 森林」からユーミルさんが去りました。