2023/11/22 のログ
■布都 >
一通りの作業が終わってしまえば、ふあぁ、と小さく欠伸を零す。
集中しきっていたからと言うのもあり、終わってしまったら、一気に疲れが全身に纏わりつく。
窓から外を見れば、もう、外は闇の中であり夜だという事を認識する。
一切食事などもとって居なかったことを思い出し、ああ、食事をすっか、と小さくつぶやく。
誰もいないから、食事を準備する者もいない。
こういう時の為の保存食は取ってあるので、それを齧ればいいか、と。
齧って、小腹を満たしつつ、本格的な食事の準備をするか、と。
鍛冶場を後にして階段を上がり居住スペースへと移動。
そこで、保存食を置いてある棚に手を伸ばし、バーの形の砂糖の塊を口にする。
もごもご、とバーを齧りながら、保存庫を漁り、中に入っている野菜と、魚を取りだして。
窯に火をつけて、調理を始める。
昔からやっていたことだ、慣れもある、米を取り出して、米も焚き始める。
夜の庵から、良い匂いがぷぅん、と立ち上る。
■布都 >
その内料理が出来て。
食事を行う。
とある鍛冶師の普段と言う一日の流れ―――
ご案内:「布都の工房」から布都さんが去りました。