2023/10/28 のログ
アドラー > 「…仕方ないか。それを承知で請けたのだからな。」

ナイフに付いた血を払い、周囲を見渡す。
コートにナイフを収めれば、盗賊のものと思われる手斧を見つけるとそれを拾いあげる。
軽く二、三振りすると周囲、特に上方に目をやる。

(このくらいのサイズであれば、振っても平気か)

閉所では長物はデッドウェイトとなり得る。
で、あるならば小物かつ威力の出る手斧なら、少しは扱える場面もあるだろう。
手に持った盗賊のものであった武器を眺め、思案する。
決して手入れが行き届いているとは言えない代物だが、ないよりはましだ。

「さてと、それでは行こうか」

鬼が出るか蛇が出るか。
何が出るにしても覚悟はできた。
よどんだ空気を肺に入れ、暗闇へと足を踏み入れた。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」からアドラーさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」にササリさんが現れました。
ササリ > ぱちぱちと火花が爆ぜて、ゆらゆらと煙が立ち上る。
のんびりと依頼を受けて一人旅。気にすることなく野営地を見つければ、素直に火を焚いて簡単なテントを張って。

瞳すら見えない銀色の髪をそのままに、釣った魚を焚火にかけながら、ふあわ、とあくびを一つ。
あでやかな褐色の肌と、それを惜しげもなくさらす衣装は、踊り子か何かのよう。

ササリ > 馬車で行けない村にまで足を運ぶお仕事を引き受ければ、一人でふらふらと相変わらずの放浪癖。
近いところまで馬車で移動して、そのあとはのんびりと路地を歩いて。

「今日も星が見え………るかしらねえ。
 星が見えれば、いろいろ勉強もできるんだけれどー。」

占星術の勉強もしている女は、ちょっとした曇り空を見上げて、ふう、と残念そうにため息を一つ。
涼しい風が肌を撫でるが、彼女は炎の属性の魔法も扱う魔法使い。寒さには強い。

ササリ > ふん、ふぅん、ふん…♪

のんびり鼻歌を歌いながら、今日は寝ずの番である。

ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 野営地」からササリさんが去りました。