2023/08/15 のログ
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」にタマモさんが現れました。
■タマモ > メグメールに存在する、洞窟の一つ。
やはり、この時期だからか、こう言った場所は良いものだ。
討伐やら、探索やら、仕事の依頼に事欠かないから…
いやいや、そうではない、理由に時期が関係している。
もちろん、涼が取れるからだ。
まぁ、この少女だからこその考え、なのだろうが。
「やはり、最奥となると、涼しいものじゃのぅ。
しかも、何やら土産らしきものもありそうな、良い事じゃな、うむ」
今、少女が到達したのは、この洞窟の最奥。
少し開けた場所で、軽く探ってみれば、珍しい鉱石が眠っている場所だ。
…なのだが、少女には、その辺り、ピンと来てはいない。
なんとなく、感覚的に良い物がありそうな予感がする、そう感じている程度。
ともあれ、今の目的は涼を取って寛ぐ事。
その感覚的な何かを探るのは、後回し、よいせ、と適当な岩に腰掛け、寛ぐ事にした。
■タマモ > 贅沢を言えば、奥に行くのに、何かがあれば面白そう。
そんな考えもあったのだが、残念ながら、それは無かった。
戯れられる魔物でも良し、スリルを感じられる罠でも良し。
楽しめそうな、誰かに出会えたたら、もっと良かったのだが…
世の中、こんなものである。
「うぅむ、こんな事ならば、何か持って来るべきじゃったか…
さすがに、これはちと殺風景で、眺めて楽しむも出来やせん」
腰掛けたまま、ぐるりと周囲を見渡す。
人の手の加わってない、自然な洞窟。
とは言え、鍾乳洞みたいに、眺めて楽しむような、そんなものもない。
ひたすらに、岩、岩、岩、である。
当然だ、ここは鉱石を求めて来る場所なのだから。
適当に、涼を取ったら戻るとするか。
そんな事を考えながら、少女はのんびりと、鉱石の埋もれた空間に留まっていた。
■タマモ > 「………はっ!?」
ふと、少女は何かに気付いたかのように、ばっ、と顔を上げる。
ここは洞窟、最奥の場所で、しかも、何かありそうな雰囲気を感じる。
もしかしたら、この何かを求め、やって来る者が居るのかもしれない。
ならば、今この時だけ、己がこの何かを守るラスボス風を装っても良いんじゃないのか、と。
いや、普通にやって来た相手にとって、滅茶苦茶迷惑な話じゃないか、なんて声が挙がりそうだが。
まぁ、そこは気にするな?
そうと決まればと、よいせ、と腰を上げれば。
もそもそと、何かを準備し始める。
準備、とは言っても、この部屋を覆うような陣を張り、それっぽい玉座を奥に設置するだけだ。
力の制限を与える領域、己は攻撃に類する力を使わない事とすれば、それなりに遊べるだろう。
もちろん、悪戯な力はしっかり使うが。
ぱっと立てた計画の準備、さっさとそれを終わらせれば。
改めて、その玉座に腰掛け、再び寛ぎタイムを迎えるのだった。
ここはかなり涼しい場所だ、ずっと居ても良いくらいに。
暇潰しをするようなものが何も無い、との欠点を除けば。
■タマモ > 「おっと、忘れておった。
今日は、こう言った志向といこうかのぅ」
玉座に堂々と…ではなく、暇そうに、足をぷらぷらさせて腰掛けながら。
ぽつりと呟けば、ぱちんっ、と指を鳴らす。
と、一瞬だけ、少女の居座る空間が、薄く輝き、消える。
見た目には分からないが、ちょっとした悪戯の追加。
やって来た相手に、何かしら強い性癖がある場合、それを強く表立たせる、と言うもの。
それを、己の意思で発現させられるようにしたのだ。
…そう言ったものが、何もない場合?
まぁ、その時は、制限付きの戦いを、普通にするまでだ。
お互いに制限の掛かった状況、そこに五分五分で与える試練、との感じで。
別段、少女は普通の勝負事も、嫌いではないのである。
■タマモ > そうして、少女自身では、のんびりとした時間を過ごす訳だ。
そんな少女の前に、誰かしら現れるのか、何事もなく平和に終わるのか。
その辺り、分かったものでもないのだが。
どちらであったにしても、戻る前に、少し時間を使い。
ここには何があったのか、を調べてみたならば。
物が鉱石であったならば、結局のところ、あるけど見付からなかった、で帰る事となるだろう。
得られたのは涼だけだった、とも言えるものの。
そもそも、目的は涼を取る事だったので、無問題である。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 洞窟」からタマモさんが去りました。
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」にアクラさんが現れました。
■アクラ > 降り続ける雨音と共に洞窟の中から外を眺める
傍らには先程仕留めた熊が雑に解体され並べられている
肉や内臓も美味だが今はとれたての肝を味わいながら満足げに口元を血で濡らす
「焼いても美味いがこのままが一番美味い。こいつ位他のも肝が大きければいいのに。」
普段なら二口程で食べきれるサイズが多いけれども今回は五口も楽しめた
仕留めてすぐ料理もせずに食べるなら肝が一番
そんな好物と共に眺める洞窟の外は相も変わらず雨模様
鼻も利きづらく動物達も大人しくなるせいでこうしてぼーっとするしかない
■アクラ > 大好物の肝がなくなり、残りの内臓や肉を食べ
偶に骨をゴリゴリと噛み砕く
熊が毛皮と骨だけになれば退屈しのぎに食べるものも無くなりため息が漏れる
また大きめの獲物が来れば楽だが雨の中巣穴にこもった動物を探すのはただただ面倒くさい
退屈しのぎに寝るしかないか…そんなことを想いながら外を眺めるしかなかった
ご案内:「メグメール(喜びヶ原) 自然地帯」からアクラさんが去りました。