2023/08/05 のログ
ご案内:「ル・リエーの水遊場」にヴァーゲストさんが現れました。
■ヴァーゲスト > 王都マグメールから奴隷市場都市バフートへの護衛。
肥満腹黒悪徳商人を絵に描いたような依頼人との依頼を終えて、さあこれで綺麗サッパリお別れだ!と思ったところ、何とまあ余程お気に入りの奴隷が見つかったのか報酬を大いに弾んでくれたので……まあこうして次なる仕事をその商人より請けてル・リエーの水遊場にいる。
次なる仕事は王都マグメールから神聖都市ヤルダバオートへの往復の護衛と現地での荒事対応で、本日こうして水着姿に古傷さらしてカキ氷を喰らっているのは、その準備にまた2~3日掛かるのでその間は平民か貴族の女をつまみ食いしたいという事で、次の仕事の繋ぎとしてル・リエーの水遊場での護衛を引き受けたのだった。
かと言って依頼人の近くにいると女の子が怖がるから、呼んだら来て!叫んだらかけつけて!と依頼人に我侭を言われているので、つかず離れずの距離でベンチに座り、名物らしいカキ氷をスプーンですくって口に放り込む作業に邁進している。
どうせ、いい子が見つかったから帰っていいよ?
といわれるのは眼に見えている、あれだこの国ではイケメンより金持ちが強いらしい。
シャクシャクシャク
高級そうなガラスの器に盛られたきめ細かな氷を銀のスプーンでつついてかけられた真っ赤な果実のソースと混ぜる、混ぜる、混ぜる、正直冷たくて甘いものって得意ではないのだが、依頼人がサービスだと一番高い奴を奢ってくれたので、仕方無しに喰らっているのだが……。
■ヴァーゲスト > 魔族であっても冷たいものを食べたときに頭がきーんっとくるのは避けられないのか、何口目かのカキ氷を口に放り込んだときに走るその痛みに足をジタバタさせてみっともない姿をさらしながらもカキ氷を食べ続ける。
どうせ今日1日はこんなもんだろう。
商人のおっさんが飽きるまで此処にいるしかないのだと、ため息を吐き出し、その時が来るまで延々とカキ氷をお変わりし続けながら男は時間を潰すのであった。
ご案内:「ル・リエーの水遊場」からヴァーゲストさんが去りました。