2025/05/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にれあさんが現れました。
■れあ > 王都マグメール 貧民地区。
その昼下がり。
今日の仕事は繁華街の見廻り。
コールガールを狙った強盗が多発しているとのこと。
客として近づき、行為の為に人気のない場所に移動した後豹変し、売上金を奪う手口だった。
「まあたしかに、逆にお金とられるんじゃたまったもんじゃないよね」
繁華街の片隅で、そこかしこに「たちんぼ」が経つ中、それに混じるように立つ。
おとり捜査…というよりは、たちんぼ及びその客の監視をしている。
たちんぼにもいろいろな人が居て、結構歳がいってる感じのおばさまから、中には自分よりも全然若い年頃の男娼なんかもいたりする。
だれもかれも「大盛況」とはなっていなくて、自ら人通りの男性へと必死に声をかけていた。
一人が客を捕まえて路地裏に消えれば、さり気なく追いかけ、二人の雰囲気を判断して、問題なさそうなのでまた繁華街に戻る。
この繰り返しが続いていた。
今日の一番人気は「男娼くん」。本日3人目のお客さんをゲットしている。
女としてはそれってどうなのよと思いつつ、彼らの後を付け、不可抗力でちんちんとちんちんのつばぜり合いを見せつけられた後、燃え上がる二人を後にしてまたたちんぼにもどる。
「…」
興味にかられてまた見に行ったり。
路地裏での行為は、長々と愛し合うようなものではないので、そのまま金銭の受け渡しまで見ちゃったりしてから、またもどる。
ここで身体を売ってる彼ら彼女らは、よく世間からは見下され、下の下の扱いを受けている。
でも私は思う、戦いや殺しのスキルをもって、それを生業にしているよりも、平和な生き方でいいのかもしれないと。
なんて思いつつ、複数男女の、一部男男・女女の、性欲処理現場を見せつけられてしまって目がチカチカしてきた。
コレは色んな意味で目に毒、身体に毒。
多くの通行人から見れば、やる気がない売春婦にしかみえないだろうけど、一応強盗犯に見抜かれる危険を減らすため、こちらをチラ見してくる男性客の中の、イケメンさん(めったにいない)及び15歳以下くらいの男子(まれによくいる)に限り、無表情のまま、着物の前巾を捲って下着をチラ見せしてたりする。
大抵の男の子は慌てて前を向くなどするので、それが結構心の癒しになっていた。
■れあ > 結論として、その日、強盗犯は現れなかった──。
他人のエッチを見るのって、精神衛生上非常によろしくないという事がわかった半日だった。
一言で言えば悶々としてくるし。
更に、一応控えめに立っているだけなので、積極的に自分をアピールしてる本職の人達を差し置いてお声がかかることは無い…のは理解していても、実際そうだとなんか女としての敗北感を感じる。
帰りがけに、一番人気だった「男娼くん」をチラ見。
まあ奇麗な顔立ちをしているのは分かる。くやしいけどワカル。
彼を犯す男性客の表情、指使い、腰使い、そしてその男根を思い出し、それを受け止める彼の表情と仕草、そして自らを刺し貫くソレに負けない程に臍まで反り返ったペニスがフラッシュバックする。
一応見廻りが仕事ではあるので、犯人を捕らえなくとも報酬は得られる。
人によっては、超楽な仕事だと言うでしょう。
でも、明日もこの仕事をするかと言われれば、その答えは断固NOなのでした…。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」かられあさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 娼館通り」にクロスさんが現れました。
■クロス > (夜も深くなり辺りは真っ暗となった貧民地区
明かりとなる物は暖を取るための燃えたドラム缶と切れかけた街頭のみであった。
だが、そんな街にも唯一、昼間の様に…それ以上の朝方の様に光り輝く場所があった。
その名も『娼館通り』)
「さて、と…今日も良い所があればいいんだがな…」
(その通りを歩く一人のミレー族、クロス
ギルドの依頼やら本職である金融業を終えて夜の街を出歩いていたのだった。
この通りはその名の通り、様々な娼館が立ち並ぶ場所である。
右を見ても、左を見ても全て娼館。
平民地区にでもありそうな普通の物から、貧民地区らしいボロイ物。
外見がかなり豪華な物から、明らかに異形なのが伺えるような建物まで種類は豊富であった。
そこで働く人達はほとんどが金に困っている故に楽に稼ぐための手段として働いているが、中には好き好んで働いていたり奴隷のせいで無理やりさせられたりと事情は様々だ。
そんなことも考えず、自身の中で溜まった性欲を吐き出すための場所を探していたのである。)
「最悪、立ちんぼでも良さげなのがあったら悪くはねぇな…。」
(店意外にも道の端を眺める。
個人で相手を探し、高額だがほぼNG無しと言うぐらいに相手をしてくれるような者も居り、その面でも見過ごさずに今日の相手を捜し歩くのであった。)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区 娼館通り」からクロスさんが去りました。