王都の周縁部分に位置する貧民地区。その名の通り、貧しい者が多く住む。
また、荒くれ者やごろつきなども多い。柄はよくない地区だ。
そのため治安は王都の中でも特に悪く、毎日多くの事件が起きている。
この地区の衛兵はごろつきなどの仲間であることが多く、助けを求めても、逆に彼らの味方をされてしまうこともある。
貧民地区という名ではあるものの、娯楽施設も多く、いかがわしい店も多い。
こっそりお忍びでやってくる王族や貴族もいるという。
特にこの地区には娼館が多い。このような場所で働かざるを得ない者が多いためだ。

※王都の貧民街です。特に治安は悪い場所になります。
 貧民地区にあるような施設や場所などを色々と考えてロールしてくださってかまいません。

●フリー設定ルームです。最初に入室する人が部屋の設定を自由に設定できます。
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参加者(0):ROM(1)
Time:00:18:51 更新


ご案内:「王都マグメール 貧民地区」からティータさんが去りました。 (04/08-23:35:33)
ティータ > 少し歩いたら、他の建物よりも明るい灯の感じが外まで漏れてる所があって。
近づくと美味しそうなにおいがしている気もしたから、たぶん遅くまで開いてる料理屋さんか酒場かなにかだ、と入ってみようかなって気になったんだけど。

「……あ。もしかして追って来ちゃった?」

まさかね、とは思ったんだけど念の為ってよく言うし。雑踏の中じゃ聞き耳立てるのは難しいから、精霊魔法で軽く警戒だけしてもらっていたんだけどね。
さっきのおじさんっぽい感じのが近づいてきてるよ、って。数も一人じゃない感じになってるし。

「逆恨み、ともちょっと違うのかな。でもそもそも自業自得でしょうにっ」

何か食べようって気分にせっかくなってたんだけど、これはさっさと逃げちゃった方が良さそう。
判断は素早く、が安全だし、ね。一度帰ってから、まだやっぱりお腹が空く感じだったらまた何か改めて探しに出るのでもいいなって。ここがどういうお店――ほんとにお店かどうかもちゃんと確かめてないし、またそのうち見に来よう、と心に決めつつ、今夜は逃げ帰るのです。
(04/08-23:35:29)
ティータ > おばあちゃんたら、何度も感謝しながら、何かお礼しなきゃねぇなんて言うんだけど。

「たまたま落としたのが見えただけだし、お礼なんて要らないよっ。それより、ちゃんとしっかり仕舞っておいてね?……この辺ってほら、危ないし。拾ったのが私じゃなかったらそのまま持って行かれちゃったかもだし、ね」

説得して、何もなくていいよってやっと見送る。
まぁ……一応、助けたことになるのかな?とは思うけど、見返りを期待してそうしたわけじゃないし。見返りと言うか、そのぶんの収穫はちゃんともらってるし。

「上手く盗めたと思って気が緩んでると、それ以上にしてやられたりするよ〜?」

誰へともなくそう言って、ふふんって笑いながら懐から別の布財布を取り出して。
そう、おばあちゃんのお財布を取り返すついでに、さっきのおじさんのお財布も貰っておいたのよね。そろそろびっくりしてる頃かもだけど。流石に恥ずかしくて戻ってこれないよね。
そんなわけで、お礼を貰わなくても、私はじゅうぶん得をしているのです。

どうしようかな、想定外に臨時収入もあったし、ちょっと贅沢に何かいいものでも食べようかな。なんて、んんーって背伸びをしながら考えたり、この辺に何かお店とかあったっけ、とか歩きながら考えたり。
(04/08-22:56:16)
ティータ > 夜も更けてくると、こういうちょっとだけ治安が悪いような地区の方が人通りはかえって多かったりして。
この日の用事はほぼ終わったから、ふらふらと夜の散歩に出ていたら、歩く方向の少し前の方でちょっとお婆ちゃんかなと思う女の人と、もう少し若い男の人――お婆ちゃんと比べたら若いって話で、私からみたらおじさんなんだけど、歩いていてちょっとぶつかったように見えた。
あ、あれってそういうコトだよねぇ、なんて確信もあったから、こっちに向かって歩いてくるおじさんと今度は私がちょっとぶつかってみたりもして。

「わわ、ごめんなさーい!」

舌打ちされて、いかにも邪魔くさそうな目で見られたけれど、そのおじさんは急いでここを去りたいのも予測済みだから、特に何も言われずそのまま去っていく。
じゅうぶんに離れたのを背中越しに確認してから、足早に進んでおばあちゃんに追いついて。

「……あの、これ、落としましたよ?」

なんて声をかけながら、小さな革製のお財布を、にこやかに微笑みを浮かべながら手渡してあげる。
そう、さっきのおじさんが擦りとったやつ。
(04/08-22:44:08)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」にティータさんが現れました。 (04/08-22:36:34)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」から種喰らいの獣さんが去りました。 (04/07-02:12:56)
種喰らいの獣 > 黒い毛並みは暗闇に消えて―― (04/07-02:12:54)
種喰らいの獣 > 暗がりに紛れてしまうような黒塗りの大型犬が、のしのしと路地裏を歩いていた。

久しく空腹を覚え、実績ある狩り場の路地裏を練り歩いているところ。
取り込む価値ある雌をこそ誘う催淫の匂いを振り撒いて進む。
ただの町娘になど作用しない。一定以上の魔力だの、妙な能力だの。そんな因子に作用して、誘惑する。
そういった点では街とは上手く折り合いがついてると言えるのか。
ごくまれに何の能力もない駆け出しが引っかかることもあるようだが、それは恐らく『母胎』としての相性故だろう。

狙われた雌にはたまったものではないだろうけれど。
獣はそんなこと気にかけるはずもない。

すん、すん。
時折鼻を鳴らして。
探るのはやっぱり、若く、瑞々しい雌の匂い。
(04/07-01:43:57)
ご案内:「王都マグメール 貧民地区」に種喰らいの獣さんが現れました。 (04/07-01:39:12)
ご案内:「貧民地区・小さな娼婦街」からシャルティアさんが去りました。 (04/06-23:39:12)
シャルティア > 男つれの娼婦がニコニコと男の腕を抱いて宿屋に向かう。 男も貧民区に来る割にはそこそこ身なりが良い。
良い客捕まえたわ、というように横目で少年に投げキッス
がんばってねー!と少年は嬉しそうに手をふってあげて、貧民街をあるく
ちっちゃな「ボス」はこうして娼婦街をみまわって一日を終えるのだ
(04/06-23:39:10)
シャルティア > 本当はもっとこう――『ほらほら見て見てちゃんと見回りしてるよ』と娼婦たちにもアピールしたいしなんなら声をかけたい。
でも、お仕事中のお姉ちゃんたちの邪魔はしてはいけないのだ
むぅぅぅと難しい顔をしつつも、ひょいっと木の箱から降りて、娼婦街を歩く。 見回る、というよりただの散歩だ。
もしここの人たちを困らせる何がが現れれば少年は立ち向かうだろうが、今やっていることはあくまで「ボスごっこ」である。
(04/06-21:57:51)
シャルティア > 少年のそばに老婆が近寄ってくる
このあたりで一番大きな宿の持ち主。 この一体のヌシといってもいい。 老婆はしわくちゃの顔を歪めて笑い、少年の手に小さな飴玉を渡す

――いつもありがとうね

飴玉を美味しそうにたべつつ、おばあちゃんありがとう♪と挨拶。ここの人たちは皆優しいし大好きだ。
いつもいつも褒めてくれる、頭をなでてくれる。 手を振ってくれる。 それが嬉しくてしょうがない
(04/06-21:40:22)
シャルティア > 歩くのに飽きたのか疲れたのか
近くの木箱に向かい、ひょいっと座る。
浮いた足をプラプラさせつつ、客引きをしてる娼婦を見てる。
男のお客をじーっとみたり、娼婦とお話してる時に邪魔をしてはいけない――娼婦たちからそう教わったから遠目にみてるだけだ。
娼婦街とはいえ陰鬱な雰囲気もなく活気よくお客を呼び込む娼婦たちが多い
(04/06-21:25:07)
シャルティア > ――娼婦の女の髪を引っ張ってる男がいた

それを少年が見たのがきっかけだった。 実際は借金を重ねた娼婦が客も取れず逃げようとしたところを捕まったという娼婦も娼婦で問題のある話だったのだが……
しかし少年が見た光景は「お姉さんの髪をひっぱる悪い男」という構図でしかない。 この地区を縄張りにしてたマフィアの一人を『めっ』してこらしめて――その根城に飛び込み『悪者たいじ』
『悪者たいじ』といえば子供が好きそうなヒーロー、英雄譚の話だが、実際は根城の屋敷に飛び込んだ子供が一方的に暴れまわり武器を持った男たちをちっちゃな拳と足だけでノして周り――最後に超巨大な剣を持ち出して屋敷を壊して回った
構成員も根城もメンツもすべて粉砕された小さなマフィアから開放された娼婦街は、そこに活きるしか無い娼婦と元娼婦のおばばさまなどで再生の道を歩んでいる。

『ボス』ことこの娼婦街の用心棒となった少年はこうして毎日のように「ぱとろーる」をするわけだ。 少年は賢いわけでもなくすぐに騙されるが――うでっぷしならこれ以上なく強い。
腕力、剣を振り回すだけの勝負ならそんじょそこらのマフィアなら文字通り束になっても全員吹き飛ばすだろう。
やっかいで暴力に訴える客などが来たとしても少年がいるならば解決もする。
娼婦街は少年にみかじめ料を払おうともしたが、その代わりに娼婦が毎日入れる浴場と火を炊ける場所をつくってもらった。
お風呂に皆ではいれば楽しい♪ぐらいの感覚だ
そんなこんなで清潔でボッタクリもなく、娼婦たちも病気や医者などきちんと行く貧民地区にしてはやたら安全な娼婦街になっている

少年はただただ「王様ごっこ」のような気分でここを歩くと皆が『ボス』と呼んでくれるのが嬉しいし楽しいのだ。
最初は少年に怪しみや恐怖を感じていた娼婦達も、今では可愛らしい『ボス』に手をふったり、時々飴玉をあげたり、街にいるマスコット扱いである
(04/06-20:46:46)